バイクツーリングに必要な持ち物・装備を必需品から便利グッズに至るまで紹介。日帰り・泊りにかかかわらずバイクでのツーリングを安全・快適に楽しみたという人におすすめアイテムやバイクツーリングの準備のために活用できる持ち物リスト(PDF)もあわせて紹介。
- バイクツーリングで必要な持ち物・装備を知りたい!
- ツーリングを楽しむために持っていきたいモノ
- ロングツーリングにおススメの便利グッズは?
- バイクツーリングの準備のため持ち物リストが欲しい!
バイクツーリングに必要な持ち物・装備・アイテムとは?
ひとくちにバイクツーリングに必要な持ち物・装備といっても、日帰りツーリングなのか泊りなのか、泊りならテントに泊まるキャンプツーリングなのか旅館・ホテル泊なのかで必要となる持ち物・装備は異なってきます。
また、バイクツーリングのスタイルもキャンプツーリング、ラーツー、コーヒーツーリング、林道ツーリング、グルメツーリング、ツーリングトライアル、釣りツーリング、ロングツーリング、マスツーリングなど様々なスタイルがあります。各々のツーリングの目的によって必要となる持ち物・装備は異なります。
この記事では日帰り・宿泊に限らずバイクでのツーリングを安全・快適に楽しむために必要な持ち物・装備・便利グッズ・アイテムを幅広く紹介します。読者様のツーリングのスタイルに応じて参考にして頂ければ幸いです。ページの下部に今回紹介した持ち物・装備のリスト(PDF)を挙げておきますのでバイクツーリングの準備・用意に活用して下さい。
テントやシュラフ等、バイクでのキャンプツーリングで必要となる持ち物・装備については以下の記事を参考に願います。
バイクツーリングの必需品・準必需品
バイクツーリングの必需品あるいは必需品に準じて重要となる持ち物・携行品は以下の通りです。
バイクを運転するうえで法令ではヘルメットの着用及び免許証、車検証(250cc以下なら車両登録証)、自賠責保険証書の携帯が義務づけられています。
法令上の義務ではありませんが、万が一の事故に備えて任意保険の契約者カードも携帯しておくのがおすすめです。
また、バイクを運転する際にはヘルメット同様にグローブの着用もいわば常識なので必需品の一つとしてに挙げておきます。
ツーリングバッグ・リュック等のバッグ類
バイクツーリングを安全快適に楽しむためには、先に述べた必需品の他にも後ほど紹介する様々なっ持ち物・装備・グッズが必要になる場合があります。それらの荷物をまとめてバイクに積載するためにツーリングバッグやリュックなどのバッグ類が必要になります。
ツーリングバッグ
ひとくちにツーリングバッグといってもシートバッグやサイドバッグ、タンクバッグなど様々なタイプのツーリング用バッグが存在します。ツーリングに持っていく荷物の量などに応じてご自身の目的・用途にマッチしたバッグを用意しましょう。
リュック/バックパック
バイクツーリングで必要な持ち物・荷物を収納するためのアイテムはツーリングバッグだけではありません。リュックやバックパックを利用するとツーリングの目的地でバイクを降りた後にも背負ったまま持ち運ぶことができるというメリットがあります。また目的地でお土産を購入してバイクに積載する荷物が増えた場合にもリュックがあれば臨機応変に対応できます。
▼バイク用リュック/バックパック特集▼
ウエストバッグ/ホルスターバッグ
バイクツーリングの際に携帯する財布や免許証、各種カード、スマートフォン、カメラなどの小物を収納して持ち運ぶにはバイク用のウエストバッグ、ホルスターバッグを利用するのがおすすめです。一般的なウエストバッグに比べてポケットの数が多く機能性が高い作りになっています。
収容力の高いウエストバッグ/ホルスターバッグが一つあれば、日帰りツーリングに必要な持ち物をすべて収容することも可能です。
バイク専用ですからバイク運転時にも邪魔にならず、バイクに乗った状態でも財布やスマホなどの収容品を取り出しやすい設計になっています。
ツーリングでの安全を確保するための持ち物・装備
バイクでのツーリングにおいては、なにより安全性を意識する必要があります。生身むき出しの状態で運転するバイクではひとたび事故が起きると生命身体に重大なダメージを負いかねません。ですから、万が一の事故に備えた装備・持ち物が必要になります。
プロテクター、バイクジャケット関連
バイクツーリングの事故の際に身体を保護するためにはバイク用プロテクターを着用・装着しておくことをおすすめします。プロテクターの種類としては、上半身用、下半身用に加えて胸部・肩・肘・膝・背中などの特定部位を保護するタイプのものがあります。
最優先すべきは胸部プロテクター!
バイク用プロテクターの優先順位として最も優先すべきは胸部プロテクターです。警視庁の調べによると、「二輪車乗車中の事故死者の損傷主部位は、頭部に次いで多いのが胸部と腹部」とのことです。バイクでの死亡事故の中には胸部プロテクターをしていれば最悪の事態を避けられたケースも数多くあるということです。
最近のバイク用ジャケットには肩・肘の他にも胸部プロテクターが内蔵されているタイプのモノも多くなっています。
ドライブレコーダー
2019年5月、石川県白山市の北陸自動車道で大型バイクのライダーが死亡した事故で当初はドライバーによる運転ミスと認定されましたが、死亡したライダーに同行していた後続バイクのドライブレコーダーの映像が決め手となりその後の裁判でドライバーの危険運転が原因と認定されました。
上記の事例からも明らかなようにドライブレコーダーは事故に遭遇した場合に自己の正当性や相手の過失を証明するための有力な手段となります。
ファーストエイドキット、健康保険証等
事故に遭遇した場合にエマージェンシーキットを用意しておけば現場で応急処置ができます。
不幸にも病院への搬送が入院が必要になることもあるので健康保険証を携帯しておくことをおすすめします。
バイクツーリングをより快適に楽しむための持ち物・装備
バイクツーリングの楽しみはバイクを運転することだけではありません。バイクを運転(ライディング)することの他にも仲間とのコミュニケーションだったり、きれいな景色を堪能することだったり、自然の中で食事することだったり、工夫すること様々な楽しみ方があります。
ここでは、バイクでのツーリングをより楽しむための持ち物・装備を紹介します。
椅子/チェア、折り畳みテーブル
ツーリングの目的地や道中の気に入った場所で休憩をとる際におすすめなのがアウトドア用の折り畳みチェアです。椅子の上に腰を下ろして足を伸ばしリラックスすることでバイク運転による疲労を回復することができます。
椅子とセットで用意したいのがアウトドア用のミニテーブルです。テーブルがあればよりリラックスした状態で弁当を食べたりお茶を飲んだりすることができます。
バーナー、クッカー、ケトル、焚火台等
さらにすすんでバーナーやお湯を沸かすためのケトル、クッカーがあればテーブルの上でコーヒー淹れたりカップラーメンを作ったり、袋ラーメンなどの簡単な調理を楽しむことができます。
小型の焚火台/アウトドアストーブを用意することでバーベキューを楽しむこともできます。
タープ/タープポール
ツーリングの目的地が自然豊かな場所ならタープとタープポールを持参してデイキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。タープがあれば日帰りツーリングでもバイクキャンプを楽しむことができます。
クーラーボックス
夏の暑い時期ならクーラーボックスもバイクツーリングで用意したいアイテムの一つです。クーラーボックスがあれば家から持参した冷たい飲料や食材を保冷しておくことができます。軽量で折り畳み可能なソフトクーラーボックスならバイクへの積載も十分に可能です。
インカム/イヤホン
バイク用のインカムがあれば、バイクを運転しながら仲間とコミュニケーションを図ることができます。タンデムツーリングやマスツーリングで重宝します。
また、インカムじゃなくてもBluetoothイヤホンやヘルメット内蔵スピーカーあればバイクを運転しながらスマホで通話したり音楽を楽しむこともできます。地図アプリのナビの音声もクリアに聞くことができます。
動画・画像としてツーリングの思い出を残すためのアイテム
バイクツーリングでの楽しい思い出を動画や写真として残すために用意しておきたいのがGoproをはじめとするアクションカムやコンデジなどのカメラ及び三脚などの撮影機材です。
Gopro/コンデジカメラ
スマホでも動画・写真撮影は可能ですがアクションカムやコンデジカメラがあるとより機動的で多彩な撮影が可能になります。
個人的なおすすめなのは、広角の動画・写真撮影が可能で多彩な機能を持ったGoproです。動画はもちろんですが、写真の連続撮影モードを使えば思いどうりに自撮り画像をとることができます。
カメラについては重たくて嵩張る一眼レフよりも機動力のあるコンデジカメラの方がバイクツーリングに向いているといえます。
三脚・自撮り棒、各種マウント
アクションカムやコンデジなどのカメラに加えて一緒に揃えておきたいのが三脚又や自撮り棒、各種ママウントです。
バイクツーリングでの車載動画を撮るならカメラをバイクやヘルメット、身体に装着するための各種マウントが必要になります。
▼Goproマウント特集▼
バイクツーリング時の盗難対策グッズ
ツーリングの目的地や休憩地でバイクを駐車中に注意したいのがバイク或いはシートバッグ等備品の盗難です。
バイク用の各種ロック
駐車中のバイク盗難を予防するためにはハンドルロック以外にもチェーンロックやディスクロックなどをしておくのが無難です。
チェーンロックは頑丈であれば頑丈なほど盗難予防効果を期待できますが、あまり頑丈なチェーンロックというのは結構な重量があるので正直ツーリングに携帯していくには不向きです。
ツーリングに最適!軽量・コンパクトなバイク盗難防止ロック
MITSUBA 盗難防止ロックはベルトタイプで軽量かつコンパクト折り畳めるのでツーリングの際に使用するに最適です。繊維をベースにステンレスワイヤーを編込んだ特殊素材を使用。刃物や切断工具に強い構造になっています。
ツーリング時に使うバイク用ロックとしてはコンパクトでより軽量なディスクロックがおすすめです。
シートバッグ、ヘルメット等備品の盗難予防
バイクの盗難と同時にバイクの積載されているシートバッグやタンクバッグ、ヘルメット等の備品の盗難にも注意を払う必要があります。シートバッグ、タンクバッグの盗難防止対策用グッズについては以下の記事を参考にしてください。
最高の盗難対策はバイクカバー
可能であればツーリング先にもバイクカバーを持参してバイクを長時間に渡り駐車する際にはカバーを被せておくのがおすすめです。バイクカバーで覆っておけばバイク自体はもちろんシートバック、ヘルメット等備品の盗難予防にもなります。
トラブルシューティングのために必要なアイテム
ツーリング中のバイクの故障やパンク等不測の事態に備えて以下のアイテムを用意しておくのがおすすめです。
工具セット
軽微な故障、ミラー等の調整なら車載工具で十分対応可能です。車載工具がない人はスパナや六角レンチ、ドライバー、プライヤー程度は揃えておくのが無難です。
パンク修理キット、簡易スタンド
チューブレスタイヤなら市販のパンク修理キットを用意しておけば比較的簡単かつ短時間でパンク修理が可能です。
チューブタイヤのパンク修理できる腕があるなら簡易スタンドを用意しておくのも悪くないないです。バイク用の簡易スタンドがあればパンク修理に限らず駐車時の転倒防止対策などにも使用することができます。
バイク用ガソリン携行缶
地方に行くと都会に比べてガソリンスタンドの極端に減少します。そのうえ営業時間も都会と比べて短く日祝日は休業という店も少なくありません。バイクは車に比べてガソリンタンクの容量が少ないので常にガス欠に注意する必要があります。バイク用のガソリン携行缶を用意しておけばガス欠の心配から解放されます。
レインウェア
峠道や山道では突然の雨に襲われることも珍しくはありません。レインウェアがあれば雨はもちろん日没後の急激な気温低下や標高の高い場所での冷え込みに対しても防寒着として利用することができす。
牽引ロープ、スペアキー等
林道ツーリングやツーリングトライアルなら遭難時に牽引ロープが必要となる場合もあります。遭難の恐れがある場所を走行する予定があれば牽引ロープを持参することをおすすめします。
オンロード、オフロードを問わずツーリング先でバイクのキーを紛失することは珍しことではありません。万一に場合に備えてスペアキーも用意しておきましょう。
あると便利!ロングツーリングでの疲労を軽減する便利グッズ
長距離・長時間バイクを運転するロングツーリングの際に疲労軽減などに役立つ便利グッズを紹介します。
スロットルアシスト/アクセルアシスト
アクセルを握る必要がない!掌を本商品の上に置いておくだけでアクセルを開けておくことができる優れモノです。アクセルを握る必要がないので腕が疲れない。長時間・長距離のロングツーリングにおけるクルージング走行で威力を発揮します。取付に工具は不要!ワンタッチで取付可能です。
シートクッション
市販バイク(特にSSをはじめとするスポーツタイプ)の純正シートは必ずしもロングツーリング用に設計されているわけではないので長時間バイクに乗っているとお尻や腰が痛くなることがあります。お尻や腰の痛みは運転姿勢に悪影響を与え全身の疲労に繋がります。ロングツーリングでのお尻や腰の痛みを緩和するにはバイク用のシートクッションの利用をおすすめします。
スマホホルダー
バイクツーリングで見知らぬ土地を走る際にはGPSナビは必須アイテムです。多くのライダーはグーグルマップをはじめスマホの地図アプリをバイク用ナビとして利用しています。スマホの地図アプリを見やすい位置に固定するためにバイク用のスマホホルダーはロングツーリングには欠かせないアイテムの一つです。
バイクツーリング【持ち物リスト】~準備のために活用して下さい
バイクツーリングを快適で楽しいものにするためには何よりも準備が重要になります。今回本文で紹介した持ち物・装備の他に防寒グッズなども加えたバイクツーリング用の持ち物リストを作成しました。ご自身のバイクツーリングの準備の際に利用したい方はご自由にダウンロードしてください。
最初にも述べましたが、バイクツーリングのスタイルには様々なスタイルがあります。季節や行き先はもちろんツーリングの楽しみ方が違えば、持っていく備品・装備も異なってきます。ですから上記のリストがすべてをカバーしているわけではありません。ご自身のスタイル・目的に応じてアレンジする必要がございます。その場合は上記のリストは叩き台として活用して頂ければ幸いです。
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