
バイク用ドライブレコーダーの人気・売れ筋を紹介!
ドライブレコーダーの代わりに使える人気のアクションカムやバイク用ドラレコを選ぶ際の注意点も併せて紹介致します。
バイク用ドライブレコーダーの必要性
2018年7月大阪の堺市で大型バイクが車に追突されバイクを運転していた大学生が死亡するという不幸な事故がありました。

この事故では加害者の運転手が被害者のバイクに追い抜かれたのに激高し故意にバイクに追突したとして殺人容疑で逮捕されました。
事件の捜査で重要な決め手となったのは容疑者の車に搭載されていたドライブレコーダーの映像です。
堺市でのバイク事故を契機にバイク用ドライブレコーダーの必要性とおすすめのバイク用ドライブレコーダーについて考察します。

大阪堺市のバイク事故では、加害者の車両にドライブレコーダーが設置されており警察がその録画映像を証拠として押収したことが事件の全容解明につながりました。
しかし、警察が加害者側のドラレコの映像を常に押収できるわけではありません。
加害者がその気になれば録画データを隠蔽・消去することは簡単にできることです。
また被害弁償を請求する際の民事裁判では加害者は自分に不利な証拠を提出する必要はないのです。
自分に有利な過失割合を認定してもらうためにはドライブレコーダーの映像は強力な証拠となります。
刑事事件・民事事件のいずれにおいても事故の責任の所在を明らかにして自己防衛するためにはバイクにもドライレコーダーは必要なのです。
人気・売れ筋のバイク用ドライブレコーダー
アマゾン、楽天等のECサイトや2りんかん、ナップス等のバイク用品店で人気・売れ筋のバイク用ドライブレコーダーを見ていきことにしましょう。
デイトナ バイク専用ドライブレコーダー DDR-S100

先ずは、大手バイク部品のメーカー デイトナのバイク専用ドライブレコーダー!
- 高画質Full HD:高画質Full HD録画200万画素だから映像がきれい。
- HDR搭載:HDR(ハイダイナミックレンジ)搭載で白とびなし。
- 最大約14時間記録可能:ツーリングの出発時から夜まで、走行中全ての映像が録画できます(FULLHD/SDカード128G使用時)。
- Gセンサー:衝撃録画機能(Gセンサー)搭載。衝撃を感知した場合、自動的に衝撃録画データとして保存されます。
アマゾン総合評価:
最大の特徴は、他社のドラレコに比べて軽量・コンパクトな点です。大きさは35㎜×97㎜×26㎜で重量は70g。
運転の邪魔にならない大きさで、バイク全体の外観を害すこともありません。
バイクのバッテリーからの給電録画もOK!防水性能・防塵性も問題ないレベルです。
問題は画像です。今やFull HD録画はあたりまえ。プロモーション用の動画を見る限りで画像がかなり粗いです。
また、外部マイクが使えないのでモトブログ用のカメラには不向きです。
ユーザーの声
画像だけのドラレコと割り切れば。画像だけはしっかりしたドラレコです。
音に関しては、マイクホールを完全にスポンジ等で覆い隠ししても風切り音がひどく、走行中のエンジン音などを拾うのはほぼ不可能です。
停止中の衝撃録画時に多少役にたつかも?というレベルなので、旅レコとしてはどうかな?と疑問を感じるところです。
アサヒリサーチ Driveman BS-8a-B

白バイで使用されるドライブレコーダー製造メーカーとしての実績で有名なアサヒリサーチのバイク用ヘルメット装着型ドライブレコーダー ドライブマン BS-8a-Bです。
警察仕様がベース! ドライブマンシリーズから、バイク用ドライビングレコーダー BS-8a(ビーエスエイトa)登場! 警察仕様(PS-8)は警視庁、大阪府警納入済み。
- 録画時間:約8時間連続録画
フル充電で、約8時間連続撮影出来ます。(ハイビジョン設定時)- 防水:防塵 / 防水設計
- 画質:高解像度のフルハイビジョン
アマゾン総合評価:
こちらのドレレコの特徴は、充電式バッテリーにもかかわらず最大8時間連続撮影できることです。
USBケーブルを使えば給電しながらの使用も可能のようです。
防水性・防塵性、耐衝撃性も問題ありません。
こちらの動画を観ても分かる通り、非常に完成度の高いバイク専用ドライブレコーダーだと言えるでしょう。警視庁・大阪F府警で採用されるだけのことはあります。
ただ、手振れがひどい点と外部マイクが使えないのが難点です。
ユーザーの声
画質は悪くないですが動画がブレ過ぎ。以前購入した中国製隠しカメラの感じとクオリティが似ています。
まだまだある人気のバイク用ドライブレコーダー!最近は2カメラで前後同時に撮影できる高性能sドラレコも多数登場しています。
▼人気・売れ筋のバイク用ドラレコ▼
モトブログ動画も楽しみたい人にはアクションカメラがおすすめ
モトブログ用のバイク動画を撮影するには現行のドライブレコーダーでは役不足と言って過言ではないでしょう。
先に紹介した人気・売れ筋のバイク用のドライブレコーダーはいずれも画質と外部マイクが使えないという欠点があります。
モトブログ用に音声も画像もキレイに撮れるバイク用ドライブレコーダーが欲しいという人におすすめなのが、アクションカムをバイク用のドライブレコーダーとして利用することです。

アクションカムをバイク用のドライブレコーダーに利用
モトブロガーの多くが使用しているGOPRO、ソニーのFDR-X3000/HDR-AS300ならバッテリから給電しながら連続撮影することが可能です。
防水性・防塵性、耐衝撃性能も高いレベルにあります。
便利なループ録画機能使おう!
そうは言っても、GOPROやソニーのアクションカメラではドライブレコーダーのように録画画像を自動で上書きしてエンドレスに録画することができないではないかと思われる人もいらっしゃるかもしれませんね。
ところが、GOPRO及びソニーのFDR-X3000/HDR-AS300には『ループ録画』という機能があります。

このループ録画という機能を使うことでアクションカムをドライブレコーダーのように使用することができるのです。
【ループ機能について】
いつ起こるのか分からない決定的な出来事(例えば:子供が初めてトランポリンで宙返りに成功した瞬間、衝突事故の瞬間)をとらえたい時に最適です。まずは最初の例です。もちろん64ギガバイトのmicroSDカードをカメラに入れて、カードがいっぱいになるまで撮影することもできます。しかし、容量が一杯になっても宙返りが成功しなかったら?撮影を中止して、SDカードを再フォーマットすることになります。こんな時はループ機能が便利です。記録時間(5分、20分、60分、120分、MAX(最長)を設定すると、カメラは、設定時間よりも短い撮影時間に分割してファイルを保存し、自動的にSDカードの省スペースを実現します!(出典:GOPROサポートページ)
設定時間に合わせて録画映像がメモリーに自動で上書きされます。
アクションカムを回し放しにしながら、いつ起こるかわからない事故やトラブルの決定的瞬間を捉えることができます。(参考:ソニーアクションカムのループ録画についてはコチラ)
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GoPro、ソニーから中華製の格安モデルまで人気のウェアラブルカメラが勢揃い!

バイク用ドライブレコーダーの選び方
現在は様々なメーカーからバイク専用に開発されたドライブレコーダーが発売されています。
バイク用のドライブレコーダーを選ぶ際に以下の点について注意して選びましょう。

充電式バッテリーだと録画時間が限られます。
ドライブレコーダーではアクションカメラとは異なり何時起こるかわからない事故の状況を録画するために常にカメラを回し続けていなければなりません。
そのために映像の記録は上書き式でエンドレスに録画できるようになっています。
バイクのバッテリーからの給電が可能であれば電池切れを心配することはありません。

車用のドライブレコーダーとは異なり常に外気に晒されるので防水性・防塵性の他高い耐衝撃性が要求されます。

バイク用のドライブレコーダーは決して安くはない商品です。
どうせ買うならモトブログ用にも動画を撮影し各種SNSにバイク動画をアップロードできるものを選びたいですよね。そのためには以下の点にも注意したいです。
- 外部マイク用の端子があること。
- 2K・4Kの高画質で録画できて手振れ防止機能もあること。
まとめ
バイク用のドライブレコーダーは必要か?と問われれば…
最初にも述べたように、刑事裁判・民事裁判で自己の正当性を主張する際に有力な証拠となるので、あるに越したことはありません。
ただ、それがドライブレコーダーである必要はなく、GOPROやソニーのアクションカムのようにループ機能がついているカメラならバイク用ドライブレコーダーの代用として使えるということです。
但し、ループ機能を使って撮影中に事故が発生した際には自分で録画停止のボタンを操作する必要があります。録画を停止しないとループの設定時間を経過したあとに肝心な事故映像が上書きされてしまいますから。
今回は、バイク用のドライブレコーダーが欲しいけど、できればモトブログ用の動画撮影にも使いたいという人に向けて、アクションカムをドライブレコーダーとして使用してみてはという提案でした。
(テキスト・編集人 flyder)
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