冬山・雪山登山の装備・持ち物を紹介~チェックリスト付き

雪山・冬山登山の装備と持ち物
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こんにちは、海・山・川、地球で遊ぶをテーマに登山やキャンプ・釣りなどのアウトドアに関するブログ【Wandering Life!】を運営しているflyderです。

今回は雪山・冬山登山の装備と持ち物を紹介!

雪山登山に適したザックの容量、アイゼン、ピッケルなどのギア類からグローブ、バラクラバなどの防寒装備、ナイフ等の小物類まで幅広く紹介します。

雪山登山の装備・持ち物のチェックリストも作成したのでご活用下さい。

冬山・雪山登山 に必要な装備・ギア類と持ち物

ザック/リュック/バックパック

雪山用のザック/リュック

雪山に登るなら日帰り登山でも40L以上のザック/リュックがおすすめです。

無雪期の登山と異なり積雪期の登山には防寒用のシェル、インナー、予備のグローブやアイゼン等のギア類などを持っていく必要があります。

これらの装備・持ち物を余裕をもって収納するには40L以上の容量を持つザック/リュックがおすすめです。

▼日帰り登山のザック選び▼

アイゼン・軽アイゼン・チェーンスパイク

アイゼン、スノースパイク

雪の積もった斜面、凍った登山道を安全に歩くためにアイゼンもしくはチェーンスパイクが必要です。

アイゼン

冬山・雪山登山を本格的にはじめるなら前爪のある12本、10本爪アイゼンがおすすめです。

12本爪アイゼン 雪山

山岳会、山荘などが主催する雪山講習会では12本爪アイゼン装着が必須となっていることもあります。

10本から~12本爪のアイゼンを装着するには冬山で使うことを想定したソールの硬い登山靴でなければなりません。ソールの柔らかい夏山用登山靴やトレッキングシューズには装着できないので注意が必要です。

軽アイゼン/チェーンスパイク

低山の一般登山道を登るなら4~6本爪の軽アイゼンでも対応可能です。

6本爪アイゼン

軽くて収納スペースを取らずすべての登山靴に装着可能なのが軽アイゼンの魅力!

但し、土踏まずの部分にのみ装着する4~6本爪アイゼンは足裏全体を使って雪面を捉える必要があるので使いこなすには慣れが必要です。

近年人気なのが足裏全体をスパイクで覆うチェーンスパイクです。軽アイゼン同様に軽くてコンパクトに収納可能!それでいて歩きやすいのがチェーンスパイクの魅力です。

▼アイゼン/スノースパイク特集▼

アイゼン、スノースパイク

ウィンター グローブ

冬山・雪山登山用グローブ

冷えや凍傷から指先を守るために必須なのがウィンターグローブ。

雪山登山用のウィンターグローブにはオーバーグローブ、インナーグローブ、一体型グローブの3つのタイプのグローブがあります。

一番使いやすく汎用性が高いのが一体型グローブです。一体型グローブだけでは寒いときにはオバーグローブもしくはインナーグローブと併せて使うのがおすすめです。

ピッケル

ピッケルの種類

ピッケルは大きくストレートシャフトとベントシャフトの2つのタイプに分かれます。

一般的な縦走登山ではストレートシャフトが、バリエーションルートやアイスクライミングで使うならベントシャフトがおすすめです。

ピッケル

ピッケルの長さについて
ストレートシャフトなら、ピッケルを持って立ったときに石突の位置が足首の位置に来るのが適当。ベントシャフトなら、ピッケルをもって手を横に広げたときに腕に収まる長さが適当な長さです。

ワカン、スノーシュー

ワカン スノーシュー

深い雪の上を歩くために必要となるのがワカンやスノーシュー。

ワカンとスノーシューの使い分けについて

ワカンはスノーシューと違ってデッキがないので浮力に劣る分、足の可動域が広く登山靴のつま先と踵を使える(アイゼンとの併用も可能)ので急な斜面の登り降りで威力を発揮します。

スノーシューは広いデッキを持つので雪面での浮力が高いのが特徴。その反面、急な斜面では扱い辛いです。

雪原や平坦な場所でのスノーハイクならスノーシュー、登山で使うならワカンというのが一般的な使い分けです。

スノーシュー、ワカン

ゲイター/スパッツ

ゲイター 雪山装備

ゲイターは、足首からふくらはぎまわりを覆うことで靴の中に雪が侵入するのを防ぐ役割を果たします。同時に防寒効果やアイゼンの爪からパンツを保護する役目も果たしてくれます。

 

ゴーグル、サングラス

雪山装備 ゴーグル サングラス

雪山登山では、強い紫外線や雪面からの照り返しにより目が見えにくくなる症状(雪目)に陥ることがあります。

紫外線から目を保護し雪目を防ぐためにゴーグルやサングラスが必要になります。

ゴーグルには強風や吹雪などの荒天下でも視界を確保すると同時に顔面を冷えから守るという役割もあります。

冬山の装備 ゴーグル・サングラス 

バラクラバ

バラクラバ 冬山登山

バラクラバ(目だし帽)は鼻や頬を凍傷から守ってくれます。保温・防寒効果だけでなく紫外線の強い雪山ではUV対策にもなります。

私の経験では、厚手の生地を使用したものより薄手の生地を使用したものがおススメです。

アウトレイヤーのフードと併用することが多く、厚手の生地だと暑くなりすぎます。

トレッキングポール

トレッキングポール

トレッキングポールは、雪原や傾斜の緩い斜面でバランスを取ったり、推進力を得るために活躍します。

雪山登山では、傾斜の緩やかなところはトレッキングポール、傾斜が急なところではピッケルという使い分けをします。

GPS

GPS機器 雪山登山の装備

雪山では、登山道や目印となる樹木や構造物も雪で覆われるために無雪期の登山と比べてルートファインディングが難しくなることもあります。

また、降雪やガスでホワイトアウト状態になれば視界を完全に奪われます。

そんな時でも、GPSがあれば自分の現在位置と適切なルートを確認することができます。

GPSは、冬山・雪山登山で道迷いによる遭難を防止するためにも是非用意しておきたいアイテムの一つです。

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ツェルト&エマージェンシーシート

ツェルト 雪山登山

冬山・雪山で遭難したり行動不能となった場合に一番怖いのが低体温症です。

風雪を避けて体温低下の防止に役立つのがツェルトやエマージェンシーシートといった類のアイテムです。

ヘルメット

冬山雪山では登山道の凍結や積雪により夏山以上に滑落の危険性が高まります。安全のためにヘルメットの着用・携行を心掛けたいです。

登山用ヘルメット

水筒・魔法瓶

 

水分補給のために水筒・魔法瓶は必須のアイテム。

冬山・雪山では気温が氷点下を下回るので魔法瓶を用意するか何らかの凍結防止措置が必要になります。

サーモスなどの魔法瓶にお湯を用意しとけば低体温症の予防にも役立ちます。

アクションカム・カメラ

アクションカメラ 登山装備

山行記録た記念の画像・動画を撮るならスマホではなくアクションカムやカメラを使いたいものです。

スマホで写真や動画を撮っていると電池の消耗を早め、緊急時に救助を要請する際にはバッテリー切れなんてことにもなりかねません。また、足場の不安定な登山道でスマホを使用すればなんらかのアクシデントでスマホが破損することも考えられます。

スマホ・携帯は緊急・非常時の連絡手段として温存させておきたいものです。

地図・地形図、コンパス

地図とコンパス

一般登山道でも道迷いに遭遇する可能性は否定できません。特に樹林の生い茂った低山では見通しが効かないためか道迷いによる遭難が多発しています。

道迷い防止のためにも地図・地形図、コンパスは用意しておきたいものです。

シングルバーナー&クッカー類

登山用バーナーとクッカー

山行途中の休憩で自炊する際に必要なのがシングルバーナーとクッカー(コッヘル)です。

自炊とまでいかなくてもカップ麺を作る際に必要なアツアツのお湯を沸かす際にもバーナー&クッカーが必要になります。

冬山・雪山では魔法瓶に入れたお湯が常にアツアツの状態を維持しているわけではありません。

▼登山用バーナー&クッカーの紹介▼

ファーストエイドキット

ファーストエイドキット

絆創膏、消毒液、テーピング、縫い針、正露丸、常備薬等々、必要なものをまとめて一つのポーチに入れておくと便利です。

ちなみに、雪山ではファーストエイドキットの定番アイテムであるポイズンリムーバーは不要です。

ナイフ

登山用ナイフ

登山用ナイフの定番といえばオピネルなどのフォールディングナイフがありますが、雪山登山でが十徳ナイフやマルチツールなどの多機能型ナイフがおすすめです。

十徳ナイフがあればアイゼン等ギア類の故障・不具合にも対応できます。

予備バッテリー・電池

モバイルバッテリー 登山持ち物

寒さの厳しい冬山ではリチウムイオン電池をはじめとするバッテリー類の電気の消耗も無雪期と比べると格段に早くなります。

是非、予備のバッテリー・電池は夏季よりも多めに用意しておきましょう。

行動食

行動食 登山

菓子パン、チョコレート類、ナッツ類、ゼリー飲料などを用意しておきましょう。

スマホ・携帯

遭難やトラブルに陥った場合に下界と連絡を取ることができるスマホ・携帯などのデバイスも雪山・冬山登山の必須アイテムのひとつです。

使い捨てカイロ

使い捨てカイロ 雪山装備

最近は用途に応じた色々なタイプの使い捨てカイロがあります。

休憩時に冷えた手先を温めるのはもちろん、登山靴の中に入れて足先の冷えを防止したり、電池を消耗するデバイス類の脇に入れておくことで電池の消耗を抑えるなんて使い方もできます。

レジャーシート

休憩やレイヤリングチェンジのためにザックを雪面に置く必要が生じた際に防水仕様のレジャーシートを雪の上に広げておくと便利です。

特に残雪期で雪がベショベショ状態になっている場合にはザックの水濡れを防止することができます。

▼日帰り登山に必要な装備特集▼

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【遭難対策】ビーコン、プローブ、ショベル~雪山登山の三種の神器

雪山で怖いのが雪崩です。雪崩による遭難対策の三種の神器と呼ばれているのがビーコン、プローブ、ショベルの3つです。

ビーコン

ビーコンとは雪崩遭難者を捜索するための無線送受信機です。雪崩で雪に埋没した遭難者の位置を電波を利用することで特定することができます。但し遭難者と捜索者の両方が携行していないと機能しません。

プローブ

雪に埋没した雪崩遭難者を探すためのポール。連結・組立方式で展開すると3メートル程の長さになります。

ショベル

雪に埋没している雪崩遭難者を掘り出すために必要になります。雪崩遭難者の救出だけでなくテント場の整地や雪洞堀りにも利用できます。

雪山登山用のショベルはリュックで携行できるように軽量で柄が短い仕様になっています。

【動画】冬山・雪山登山の装備紹介~by flyder

冬山・雪山登山の装備・持ち物を紹介します。
鈴鹿の御在所岳のバリエーションルート、藤内沢-第三ルンゼを登る際に使用した装備・持ち物を動画で紹介しています。ご興味ある方は御覧くだされ。

【チェックリスト】冬山・雪山登山の装備・持ち物

以下に冬山・雪山登山の装備・持ち物のチェックリストを作成しました。ご活用いただければ幸いです。(ウェア類はリストに含まれていません)

  • ザック/リュック/バックパック
  • アイゼン・軽アイゼン・チェーンスパイク
  • ウィンター グローブ
  • ピッケル
  • ワカン、スノーシュー
  • ゲイター/スパッツ
  • ゴーグル、サングラス
  • バラクラバ
  • トレッキングポール
  • GPS機器
  • 水筒・魔法瓶
  • ツェルト&エマージェンシーシート
  • アクションカム/カメラ
  • 地図・地形図、コンパス
  • シングルバーナー&クッカー類
  • ファーストエイドキット
  • ナイフ
  • 予備バッテリー・電池
  • 行動食/昼食
  • スマホ・携帯
  • レジャーシート

編集後記

いかがでしたでしょうか?今回は冬山・雪山登山の装備と持ち物について紹介させて頂きました。

今回紹介したアイテムが雪山登山に必要な装備・持ち物のすべてをカバーしているわけではありません。この記事は、これから冬山・雪山登山をはじめたいと考えている初心者さんを念頭に作成しました。

登る山も違えば登山のスタイルも10人10色、ご自身の登山のスタイルに合わせて参考にしてもらえれば幸いです。

(テキスト・編集人 flyder

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