
雪山登山に最適な登山グローブ(冬用)についての考察です。雪山冬用登山グローブの種類や選び方のポイント・注意点を解説。冬用登山グローブのおすすめとして紹介するワークマンの防水防寒手袋は雪山登山用グローブとして使えるのか?についてレポートします。
夏シーズンをはじめ無雪期の登山用グローブに関する情報は以下の記事を参考にして下さい。

こんにちは、海・山・川、【地球で遊ぶ】をテーマにキャンプ・登山・釣りなどのアウトドアに関するブログ【Wandering Life!】を運営しているflyderです。今回はワークマンの防水手袋を 登山で使用した使用感についてレビューします。

- 冬山登山で使用するグローブ選びの注意点は?
- ワークマンの防寒手袋の冬山での使用感を知りたい!
- ワークマン手袋 冬山使用での問題点は?
雪山登山では冬用グローブは必需品!

雪山登山では冬用の登山グローブは必須のアイテムです。登山において身体の冷えは致命傷となる場合があります。
特に指先をはじめとする身体の末端は冷えやすく寒さに敏感です。標高1,000mに満たない低山でも手先が感じる寒さは半端ないです。
寒冷下で指先を露出したままでいると凍傷にもなりかねません。雪山登山においてウィンターグローブなしの登山は考えられないのです。
冬用登山グローブの種類

登山用の冬用グローブ(ウィンターグローブ)は大きく以下の3つ種類に分かれます。
- オーバーグローブ
- インナーグローブ
- 一体型グローブ
オーバーグローブ

グローブを重ねて着用する場合に、一番外側に着用するタイプのグローブでアウターグローブとも呼ばれることがあります。
インナーグローブの上に着けることから防水・透湿性素材を使用し裏地のないものがほとんどです。5本指、3本指、ミトンなどのタイプがあります。
インナーグローブ

グローブを重ねて着用する場合に、ベースレイヤー(肌着)にあたる役割を果たすのがインナーグローブ。
保温性の高いウールや化繊を使用した薄手のグローブでオーバーグローブと一緒に使用します。
一体型グローブ

保温材の入ったインナーと防水防風の役目を果たすアウター素材が一体となったグローブ。
極薄のインナーグローブと合わせたり、外側にアウターグローブを装着することも可能です。
登山グローブ冬用の選び方~ポイント・注意点
登山で使用する冬用のグローブを選ぶ際には以下の点に注意しましょう。
- 必ず予備のグローブも用意しておくこと!
- 血流を妨げないサイズを選ぶこと
- 保温材の他、透湿性能・速乾性にも注意!
必ず予備のグローブを用意しておくこと!

登山では手先の冷えが致命傷となることもあります。紛失したり濡れて使えなくなる場合に備えて必ず予備のグローブを用意しておく必要があります。
予備のグローブを用意する場合には、一体型と組み合わせ型(オーバーグローブ+インナーグローブ)というようにタイプの異なるグローブを用意しておくのがベターです。
血流を妨げないサイズを選ぶこと
指先は心臓から離れた位置にあることからもともと血流が弱く冷えに弱い箇所です。グローブの締め付けが強いと手先の血管を圧迫し血流を悪くすることで冷えを助長します。
ですから、冬用グローブを選ぶ際には適度にゆとりがあり血流を妨げないサイズを選ぶことが重要です。
保温材の他、透湿性能・速乾性にも注意!
冬用の登山グローブを選ぶ際に保温性が重要なのはいうまでもありません。ただ、保温性が高いと汗蒸れ・汗冷えを起こしやすくなります。
そこで、保温性と同時に汗蒸れや汗冷えを抑える透湿性や速乾性にも注意する必要があります。
人気・売れ筋の冬山登山用グローブ
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ブラックダイヤモンド、ノースフェイスをはじめとするブランドからノンブランドの格安品まで冬山登山用のグローブが勢揃い!
コスパ最強!ワークマンの防水防寒手袋

ひと口に雪山登山とっても厳冬期の3,000m級のアルパイン登山から低山の雪山ハイクまで様々なスタイルがあります。登る山や時期によって必要なグローブも異なってきます。
私もこれまで様々なタイプの冬用の登山グローブを使用してきました。
その中で、安価で雪山登山に使える冬用グローブとしておすすめなのがワークマンの防水防寒手袋 THE MAXという商品です。お値段は僅か数百円也!

ワークマンの手袋の冬山での使用感について
ゴム手袋ですがインナーにはアクリル・ナイロン素材の保温材のライニングが施されていて極めて高い保温性能を発揮!

また、手の甲には目の粗い天然ゴムがコーティングされていて吸い付くようなグリップ力を発揮します。

11月の焼岳スノーハイク、12月末の木曽駒岳登山、1月の御在所岳登山ではこのワークマンの防水・防寒手袋が大活躍でした。

体感でマイナス20度ぐらいまでの冬山登山ならワークマンの防水・防寒手袋でも十分という印象を受けました。(あくまで個人的な見解です。安全性を保障するものではありません。)
ただ、この手袋は透湿性がないので手汗をかきやすい人には不向きかもしれません。
ワークマンの防寒手袋の欠点について
防水性・防寒性・グリップ性においては申し分ないスペックを有するワークマンの手袋ですが、厳冬期の冬山登山での使用において欠点となるが透湿性がないことです。
運動量の多い冬山登山では大量の汗をかくことがあるのでウェア類の汗冷え対策が必須です。手袋においても手汗による汗冷えに注意する必要があります。
汗冷えが心配な人には防寒テムレスがおすすめ!
手汗による汗冷えが心配な人には、透湿性を備えたショーワの防寒テムレスの使用をおすすめします。
高い防水・防寒性と同時に汗蒸れを起こしにくい透湿性の高さで冬山登山の定番グローブとして人気の手袋です。
インナーにはワークマンの防寒手袋同様に裏起毛の保温材がライニングされています。

手袋の表面はザラザラの滑り止め加工が施されていているので雪で濡れても高いグリップ力を発揮します。

▼登山で使える⁉防寒防水グローブ特集▼

ワークマンの防寒手袋レビュー動画

ワークマンの防水防寒手袋は雪山登山で使えるのか?保温性能や汗蒸れ・汗冷えの有無についてのレビュー動画を作成しました。ワークマンの手袋の冬山登山での使用感が気になる人はチェックしてみてください。
ワークマンの防寒防水グローブで冬山に登ってきました
モンベルのアルパイングローブなども予備として持っていったのですが、実際使用したのはワークマンの防水手袋のみでした。
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