バイクでのキャンプツーリング、いわゆるキャンツーに必要な持ち物・道具一式を紹介。バイクキャンプに必須の持ち物・装備からあると便利グッズ類まで一挙紹介。バイクキャンプ初心者さん用にキャンツーの準備に活用できる持ち物リストを掲載。
- バイク キャンプに必要な持ち物・道具・装備を知りたい!
- キャンプツーリングにあると便利なグッズは?
- キャンツーの準備のために持ち物・道具のリストが欲しい!
バイク キャンプで使う積載用具・固定具については以下の記事を参考にして下さい。
バイクでのキャンプツーリングに必要な持ち物・道具・装備
ひと口にバイクでのキャンプツーリングといってもキャンプのスタイルは10人10色。キャンツーで必要となる持ち物・道具は目指すべきキャンプスタイルによって異なります。
野宿で一晩過ごすだけならテントと寝袋があれば足りますが、キャンプ場にテントを張ってくつろいだ時間を過ごしたいなら一般的には以下の持ち物・道具・装備が必要になります。
上記のアイテムに加えてキャンプツーリングであると便利なおすすめグッズなどをこれからみていきましょう。
キャンプツーリング用品・道具を選ぶコツ
バイクでのキャンツーに適したキャンプ道具を選ぶこと
バイクでのキャンプに必要な基本装備・道具を選ぶ際にはバイクでのキャンプツーリングに適したアイテムを選ぶことが重要です。
車でのキャンプとは異なりバイクでのキャンプはバイクに積載できる装備・道具が限定されます。
過度な荷物の積載はバイクのバランス、ハンドリングに悪影響を及ぼします。安全にキャンプツーリングを楽しむためには、なるべくコンパクトに収納でき軽量なキャンプ道具を選ぶことが重要です。
バイクでのキャンプに最適なテント
野宿にしろキャンプ場に泊まるにしろ野外で宿泊するにはテントが必要です。
キャンプツーリングで使われるテントとしては、主にドーム型の自立式テントとワンポール型テント(三角テント)の2つのタイプがあります。
ドーム型の自立式テントの最大のメリットは、道の駅の駐車場などアスファルトやコンクリートの上にも設営できるということです。
一方、ワンポールテントはドーム型に比べて設営・撤収が簡単にできるというメリットがあります。
ドーム型にしろワンポール型にしろ、キャンツーではなるべくコンパクトに収納できる軽量なテントを選ぶのがポイントです。
▼ツーリング用テントの人気・売れ筋▼
モンベル、ダンロップ、MSRなどの有名ブランドから中華製の格安ブランドまでキャンプツーリングに最適なテントが勢揃い!
▼軽量・コンパクト!ツーリングテントおすすめ▼
ソロキャンプでもテントは一人用よりも二人用を選ぶのがベターです!
一人用と二人用では重量・収納サイズは大して変わりません。であればバッグやキャンプ道具をテント内に収納できるスペースがある二人用の方が便利です。
バイク キャンプにおすすめの焚き火台
バイクでのキャンプの楽しみのひとつに焚き火があります。ただ、ほとんどのキャンプ場では直火での焚き火は禁止されています。そこで、必要になるのが「焚き火台」です。
キャンプツーリングではバイクに積載できる荷物に限度があるのでなるべくコンパクトで使いやすい焚き火台を選びましょう。
▼人気・売れ筋の焚き火台一覧▼
キャンプツーリングで使うテーブル
キャンプツーリングで調理の際にバーナーやストーブ、クッカーを置いたり、食事の際に食器を置くために必要なのがミニテーブル!
ファミリーキャンプ、オートキャンプで使うような大型のテーブルではなくバイクに積載できる小型でコンパクトな折り畳み式テーブルを選びましょう。
組み立て・撤収が容易にできるものを選ぶのもポイントです。
ソロキャンプなら、キャプテンスタッグのアルミロールテーブル、ソトのフィールドホッパーなどが人気です。
▼キャンプ用ミニテーブルの売れ筋▼
キャンプツーリングに最適な椅子/チェア
地面に腰を降ろして座ると疲れます。キャンツー先でのキャンプ場の地面はいつも乾いているとは限りません。キャンプ地でくつろいだ時間を過ごすためにキャンプ用のチェア・椅子は必須です。
▼人気の折り畳み・コンパクトチェア一覧▼
ヘリノックス、エーライト、キャプテンスタッグ等のブランド品から中華製の格安チェアまで人気の折り畳みチェアが勢揃い!
バイクでのキャンプで使用する折り畳みチェアを選ぶ際には収納サイズ・重量はもちろん、一緒に使うテーブルとのマッチングにも注意を払いましょう。
ローテブルに合わすなら、ヘリノックスのチェアワンタイプだと椅子の座面が高すぎます。
バーナー、ストーブ
キャンプツーリングでコーヒーやお茶を飲むためのお湯を沸かしたり調理をする際に欠かせないのがバーナー或いはストーブです。
バーナーは主にガスバーナー、ガソリンバーナー、アルコールストーブの3つのタイプに分類されます。
それぞれに長所・短所がありますが、キャンツーで最もポピュラーに使われているのがガスカートリッジを使用するシングルバーナーです。
▼人気のシングルバーナー一覧▼
バイクキャンプに最適なシュラフ・寝袋
テント内で快適に眠るために必要なのがシュラフ(寝袋)です。
シュラフには封筒型とマミー型の2種類のタイプがあります。
封筒型野シュラフは布団のようにくつろいで寝ることができる半面、収納サイズが大きくなりがちです。バイクでのキャンプツーリングで使うなら収納サイズがコンパクトなマミー型シュラフがおススメです。
▼人気・売れ筋のシュラフ一覧▼
シュラフにはそれぞれ適温レベルがあります。使用する季節・場所に応じた適温レベルのシュラフを選ぶのも重要なポイントです。
一つのシュラフで春・夏・秋の3シーズンを使い回すなら、適温レベルを一番寒い時期の温度に合わせましょう。暑いのはどうにでもなりますが、寒いのは対処の仕様がありません。関東、中部、関西の平野部なら0度程度。
マット
硬い地面の凸凹からの緩衝としてはもちろん、地面からの冷気や地熱を遮断してキャンプでの快適な睡眠を確保するのに不可欠なのがマットです。
ホームセンターで売られている銀マットやエアマット、インフレータブルマットなどキャンプ用マットに様々な種類がありますが、バイクでのキャンプツーリングでは軽くて携行性に優れ高いクッション性を持ったTHERMAREST(サーマレスト)のマットが個人的にはおすすめです。
▼売れ筋のキャンプ用マット一覧▼
コット・折り畳みベッド
キャンプ地でもより快適に寝たいという人にはコット(折り畳みベッド)がおススメです。最近では、バイクツーリングに適した軽量・コンパクトなコットが多数あります。
クッカー
野外での自炊調理・料理はキャンプツーリングでのお楽しみの一つ、そんなキャンプ地での調理に必要なのがクッカーです。
クッカーを選ぶ際にも、バイクへの積載を考慮して軽量でコンパクトなものを選ぶのがポイントです。
▼人気・売れ筋のクッカー&コッヘル▼
ランタン
キャンプ場や野宿での真っ暗な夜を快適に過ごすにはサイトを明るく照らすランタンが必須です。
ランタンには、ホワイトガソリンや灯油などの液体燃料を使用するタイプやLPガスを使用するものもありますが、使い勝手や収納性を重視すれば電池式のLEDランタンが一番便利です。
▼人気のアウトドア用ランタン一覧▼
キャンピングナイフ
薪のバトニングや調理使う食材を切ったりするためのキャンピングナイフ。薪割りなどブッシュクラフトで使用するモノと調理で使用するモノの2本があれば便利です。
ヘッドランプ
キャンプツーリングに懐中電灯が必要なのは言うまでもありませんが、できれば懐中電灯とは別にヘッドランプを用意しておくことをお薦めします。
ヘッドランプがあれば両手が使えるだけでなく、置き忘れも防止できます。
▼人気・売れ筋のヘッドランプ一覧▼
キャンプツーリングにあると便利なグッズ類
ここからはバイクでのキャンプツーリングにあると便利なグッズ・アイテムの紹介になります。
サイドスタンド用ワイドプレート
地盤の柔らかいなテントサイトにバイクを駐輪する際にあると便利なのがサイドスタンド用のワイドプレートです。サイドスタンドの地面への接地面積を大きくすることでスタンドの地面へのめり込みをを防止してくれます。
ガソリン携行缶
全国的にガソリンスタンドは減少傾向にあります。特にキャンプ場のある山間部などではガソリンスタンドがあっても休日・祝日には営業していなかったり、早い時間に店が閉まったり思い通りに給油できないおそれがあります。転ばぬ先の杖として携行缶に予備のガソリンを入れておけば安心できます。
モバイルバッテリー
キャンプツーリングにスマホやアクションカム、カメラ、音楽プレーヤーなどの携行は今や常識。日帰りならいざ知らず、泊まりとなるとこれらガジェット類のバッテリーを充電するためのモバイルバッテリーが必要になります。
▼人気のモバイルバッテリー一覧▼
バイクキャンプには電力を自給できるソーラーチャージャーがおすすめ
バイクでポータブル電源のように大型のバッテリーを持っていくことは困難です。モバイルバッテリーでは不安では不安な人には現地で電力を自給できるソーラーチャージャーの使用がおすすめです。
スマホホルダー&ブレースバー
キャンプ目的地までのツーリング途中でも何かと便利なスマホ!バイク用のスマホホルダーはキャンプツーリングには必須のアイテム。
バーハンドルにスマホホルダーを取り付けるスペースがない場合にはハンドルブレースバーを利用するのがおすすめです。スマホの視認性も格段に良くなります。
バイクでのキャンプツーリングに必須というわけではないですが、より快適にキャンプを楽しむためにあると便利な道具・アイテムを紹介します。
三脚&自撮り棒
キャンプツーリングの楽しい思い出をSNSにアップして友人・知人と共有するために自撮りに便利な三脚&自撮り棒があると便利です。
タープ
バイクでのキャンプをより快適にするために欲しいのがタープです。タープがあれば強い日差しや雨風をよけることができます。テントの上や前室に張るだけでなく、暖かい季節ならタープ単体でタープ泊することもできます。
▼キャンツーに最適なミニタープの一覧▼
夏シーズン&冬シーズンのキャンプツーリングにおすすめのアイテム
夏には夏の、冬には冬のそれぞれの季節で必要となる持ち物・道具・装備は異なります。各シーズンごとのおすすめアイテムについては以下のエントリーを参考にして下さい。
夏シーズンのキャンプツーリングにおすすめのキャンプ道具・装備
夏のキャンツーを快適に過ごすために暑さ対策や虫対策を中心としておすすめグッズを紹介しています。
冬シーズンのキャンプツーリングにおすすめのキャンプ道具・装備
冬のキャンプを快適に過ごすために寒さ対策を中心としたおすすめグッズを紹介しています。
バイクへの積載用バッグ・ボックス類
キャンプツーリングではキャンプ道具などの荷物をバイクに積載するためのバッグやケースが必要になります。ここでは代表的なバイク用の積載バッグ、ケースなどの積載用具を紹介します。
用途や好み、愛車との相性を考慮して適切な用具を選んでい下さい。
シートバッグ
タンデムシートの上にベルトで固定できるタイプのバッグです。
容量・サイズ、固定方式などの違いに様々なシートバッグが販売されています。
▼人気・売れ筋のシートバッグ一覧▼
トップケース/リアボックス
専用のベースマウントの上に固定するハードシェルのケースです。シートバッグと比べてワンタッチで脱着できる点がトップケースの大きな利点です。
サイドケース/サイドバッグ
バイクのシート側面に取り付けケースやバッグ。パニアケース或いはサドルバッグという名称で呼ばれることもあります。
ハードケースとソフトケースの2種類に分かれます。
タンクバッグ
マグネットやベルトでタンクの上に固定するバッグ。
地図やスマホ・財布などの貴重品や充電用バッテリー、ガジェット類を収納しておくのに便利です。
ホムセン箱
トップケースのように専用のマウントがなくてもリアキャリアにハードケースを固定したいという人にはホムセン箱がおすすめです。
バイク専用のトップケースに比べて容量が大きく、自分好みにカスタマイズ可能なのがホムセン箱の大きなメリットです。
積載用バンジーコード&ネット
シートバッグやトップケースに入らないテントやタープ、チェアなどの荷物をバイクに固定するのにあると便利なのがバンジーコードやネットです。
安全性を考慮して100均商品やホームセンターなどの安物は避けるのが無難です。
【まとめ】バイク キャンプに必要な持ち物・道具一覧&リスト
ここまでバイクでのキャンプツーリングに必要な持ち物・道具・装備に加えてあると便利なグッズ類を紹介させて頂きました。上記で紹介できなかったアイテムも含めてキャンツーで必要となる持ち物・道具の一覧をリストにしました。
キャンプツーリング 持ち物チェックリスト
▼キャンツー持ち物リスト DLできます▼
バイクに積める荷物の量には限界があります。あれもこれも必要と思っていると荷物の容量が際限なく増えます。ご自身のキャンツーのスタイルに合わせて本当に必要なものを吟味して下さい。
これからキャンプツーリングに出かける人は下記のリストを叩き台にして自分専用のチェックリストを作られることをおすすめします。
(テキスト・編集人 flyder)
コメント