長野県中川村の陣馬形山キャンプ場で12月に冬キャンプをしてきました。陣馬形山テント泊登山・冬キャンプの模様をレポート。陣馬形山での冬キャンプ特有の注意点やキャンプで実際に使用したキャンプギア・装備・持ち物もあわせて紹介します。
- 陣馬形山キャンプ場で冬キャンプってどうなの?
- 陣馬形山でテント泊登山するための登山口や駐車場は?
- 陣馬形山キャンプ場での冬キャンプの注意点は?
- 冬キャンプで必要なキャンプギア・装備・持ち物は?
陣馬形山での冬キャンプ(12月以降)はテント泊登山が基本
2021年より有料化された陣馬形山キャンプですが、通常営業は例年だいたい11月末までとなっています。12月からキャンプ場は冬季休業となりキャンプ場までの車道も閉鎖され通行止めとなります。
休業の時期や車道閉鎖、冬季休業中のテント泊利用についての問い合わせは中川村役場に
山頂のキャンプ場まで上がるには麓の登山口から登山道を経由して登る必要があります。
陣馬形山の登山口・駐車場・山頂までの所要時間
陣馬形山の登山口は長野県 中川村 大草 美里になります。
美里交差点の脇に登山者専用の駐車場があります。
駐車マナーを守りましょう!駐車場に設置された案内図には下記のように書いてあります。
陣馬形山に登山される方は、この駐車場を使用し、道路等には駐車しないでください。
美里の登山者用専用駐車場にある案内図によりますと、登山道は6㎞、所用時間は約3時間と明記してあります(下画像)。
私も途中動画撮影しながらですが、登山口の美里駐車場から山頂まで約3時間掛けて登りました。
陣馬形山キャンプ場 冬キャンプでの注意点
陣馬形山キャンプ場で冬キャンプする際の注意点は以下の2つです。
以下でそれぞれの点について説明します。
防寒対策について
陣馬形山の標高は1,445mです。山頂にあるキャンプ場の気温は平地に比べて格段に低くなります。また冬型の気圧配置の影響により夏場に比べて風も強くなります。12月にもなると降雪も珍しくないので十分な防寒対策が必要になります。
水持参
陣馬形山キャンプ場では冬季になると水道管の凍結による破裂を防ぐために水道は完全に止められます。したがって、飲料用水はもちろん、洗いモノ等で必要になる水もすべて担いで上がる必要があります。
陣馬形山 冬キャンプ・テント泊登山レポート【12月】
陣馬形山キャンプ場での冬キャンプ(テント泊登山)の模様を動画でお伝えします。
12月中旬の某日、陣馬形山登山口 美里駐車場より登山を開始、山頂のキャンプ場で1泊して冬キャンプを楽しんできました。
陣馬形山 冬キャンプでのキャンプギア・装備・持ち物紹介
今回の陣馬形山の冬キャンプ(テント泊登山)で使用したキャンプ用品・ギア・装備、持ち物は以下の通りです。
以下では、陣馬形山での冬キャンプで使用した防寒アイテムと主なキャンプギア・装備・持ち物を個別に紹介していきます。
防寒アイテム
先ずは今回の陣馬形山キャンプ場での冬キャンプで使用した防寒アイテムの紹介から。
ナンガのダウンシュラフ、ダウンバッグになります。保温力が高くコンパクトに収納できるダウンシュラフは冬キャンプ特にテント泊登山には無くてはならないアイテムです。
冷たい地面からの冷気をシャットダウンするためにマットは必須のアイテム。断熱効果やクッション性の良さを考慮するならウレタンマットよりもエアマットがおすすめです。
数年前に比べると安価で軽量・コンパクトなエアマットが多数登場しています。
▼エアマット特集▼
ベンジンを燃料とするオイル式のカイロ(ハンドウォーマー)!使い捨てカイロよりも格段に暖かいです。僅かな燃料で一晩中アツアツ状態をキープしてくれます。
軽くて保温性の高いダウンウェアは冬キャンプで大活躍!上半身に着用するダウンジャケットに合わせて下半身にダウンパンツを着用すれば防寒対策は完璧です。
▼ダウンパンツ特集▼
ウイスキーの小瓶一本分(180ml)サイズのスキットル!スキットルの飲み口からウィスキーをストレード飲めば身体の芯から温まる♪
ガラス瓶より軽量なのでオリジナルの瓶からスキットルに容れ替えることで装備全体の軽量化にもなります。
主なキャンプ用品・装備・持ち物
続いて今回の冬キャンプ・テント泊登山で使用した主なキャンプギア・装備・持ち物を紹介します。
繰り返しになりますが、冬季は車道が閉鎖され車両通行止めになるので陣馬形山キャンプ場までは登山道を歩いて登る必要があります。テントをはじめとするキャンプ用品・装備を山頂まで運ぶには大型のリュック、少なくと50リットル以上の容量は欲しいところです。
▼テント泊登山に最適なリュック特集▼
重量のある大型のリュックを背負って山を登るのですからバランス保持&疲労軽減のためにトレッキングポールの使用をおすすめします。トレッキングポールが1本あればテントサイトではランタンポールとして利用することができます。
▼トレッキングポール特集▼
ロースタイルチェアの逸品!エーライトのメイフライチェア!
ハイキングや登山の休憩で腰を掛ける程度ならより軽量でコンパクトな椅子でもいいのですが…。じっくり腰を落ち着けて焚き火やキャンプ飯を楽しむならメイフライチェアに限ります。
今回のキャンプで使用した焚き火台はピコグル398になります。軽量・コンパクトに収納できるボディにも拘わらず重量のある極太の薪や枝も難なく燃やせる!火床の広さと高い燃焼効率、卓越した設計デザインでキング・オブ・焚き火台と呼ぶに相応しい焚き火台です。
今回の陣馬形山での冬キャンプでは、2つのタイプの自作五徳風防を使用しました。ひとつは、ダイソーかき揚げリング改五徳風防!
もう一つはトライアングル型の五徳風防です。
ダイソーのかき揚げリング改五徳風防はメスティンでの自動炊飯に、トライアングル型五徳風防は鍋料理で活躍。2つとも狙い通りの働きをしてくれました。
手のひらサイズのコンパクト焚き火台、ファイヤーボックスナノ!軽量・コンパクトで焚き火台や炭火グリルとしてもマルチに使える優れモノです。今回はロゴスの固形燃料 エコココロゴスを使って焼肉用のグリルとして使用しました。
▼ファイヤーボックスナノ【レビュー】▼
ソロキャンプに最適なステンレス製の一人用鍋!この鍋があれば焚き火の直火を利用して鍋料理を楽しむことができます。
スノーピークのチタンシングルマグ450!マグカップとしてはもちろん、直火に直接掛けてお湯を分かるケトルとして使用できるのが嬉しい。一人分のお湯を沸かすのに丁度いいサイズ感だからソロキャンプ最適!
軽量で熱に強い素材チタンを使用したスノーピークのチタンシェラカップ!取り皿としての利用からお湯を沸かしてスープやみそ汁を作るクッカーとしての利用まで、1個あると何かと便利なアイテムです。
今回の陣馬形山冬キャンプでは大きなテーブルを持って上がることは困難なので、スノーピークのオゼンライトとSOTOのフィールドホッパーの2つのミニテーブルを併用しました。
オゼンライトの重量が270ℊ、フィールドホッパーは395ℊ、2つ合わせても665ℊ。軽量なだけではなくコンパクト収納できるのが◎!折り畳めばリュックのサイドポケットに入ります。
モーラのCompanionヘビーデューティーとオピネル!この2本があればキャンプで必要なことはほぼこなせます。モーラのヘビーデューティーは、現地調達した薪のバトニングに、オピネル方は主にキャンプ飯を作る際の調理用ナイフとして利用。
陣馬形山キャンプ場で冬キャンプとあわせてチェックしたい関連情報
▼冬キャンプの必需品&装備▼
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