バイクのリアボックスを自作するならホムセン箱が最適!安価で頑丈、加工・改造が容易なホムセン箱はリアボックスを自作するのに最適な素材です。ホムセン箱の加工・改造からバイクへの取付方法まで脱着可能な自作リアボックスの制作過程を紹介します。
バイクのリアボックスを自作するならホムセン箱が最適!
バイク用のリアボックスを自作するならホムセン箱が最適!
ホムセン箱を加工・改造してバイク用のリアボックスとして使えるようにしました。
安価で頑丈、加工・改造が容易なホムセン箱はバイクのリアボックスに最適です。
トップケースのベースマウントを利用してホムセン箱を固定できるようにしたので用途に応じてホムセン箱とトップケースを併用できます。
今回行ったホムセン箱の加工・改造と固定方法を紹介します。
ホムセン箱をリアボックスとしてトップケースを併用したい!
トリッカーのリアボックスには、これまでキジマのk-maxというトップケースを使用してきました。
ワンタッチで脱着可能!ロックもできるのでとても便利なのですが・・・、少し不満がありました。
その不満とは、形状が真四角でないのでデッドスペースが多くなること。それとトップの閉開位置が低いので、ケースの高さ一杯まで荷物を詰め込んで蓋をするという使い方ができないことです。
仕様上の容量は50リットルなのですが、実用域は30リットルぐらいという感じです・・。。
ホムセン箱なら、釣り道具やキャンプ道具をガンガン詰め込んで最後に上から蓋をするだけで済みます。
そんな理由で、ホムセン箱をリアボックスとして使用することにしました。ただ、鍵付でワンタッチで脱着できるというトップケースの使い勝手の良さも捨てがたいです。
どうせなら、ホムセン箱もトップケースも両方使いたい!ということで、ホムセン箱を加工・改造してトップケースのベースの上に固定できるようにしました。
ホムセン箱をリアボックスにするための加工・改造と取付方法
バイクのリアボックスとして使われるホムセン箱としては、アイリスオーヤマのボックスがメジャーなようですが、今回使用したボックスはコチラ↓のボックスになります。
本当は鍵付の箱の方がいいのですが、理想とするサイズで鍵付のタイプが見つからなかった・・・。
トップケースのベースの上に載せれるようにホムセン箱を改造
キジマのトップケースのベースにはトップケースを固定するための突起があるます(giviのベースも共通)。
そのまま突起の上に載せたのでは固定できないので、ホムセン箱をベースの上に取り付けるにはホムセン箱を加工する必要があります。
先ず、ホムセン箱とベースの突起の位置を合せて加工を加える場所をマーキングします。マーキングした箇所をドリルで穴開けします。
ドリルであけた穴にノコを通してベースの突起が収まるよに穴を拡げます。
トップケースのベースの突起が収まる穴3つ完成!
ホムセン箱をベースに載せてフィッティングを確認します。
フィッティングは問題ナシ!穴開け作業は完了!
このままでは、ボックスに荷物を詰め込んだときに、箱の中の荷物とベースの突起が干渉してしまうので、箱の底にウレタン製のマット(バスマット)を敷いて底を嵩上げします。
バスマットは緩衝材としての役割も果たしてくれます。
次に、荷締め用ロープでしっかりと固定できるように、U字ボルトとカラビナを取付ます。
ホムセン箱の四隅には頑丈な鉄製のカラビナを側面にU字ボルトを付けました。
これで完成!!!
荷締めロープで固定すると、こんな↓感じになります。
自作リアボックスの固定方法を改良~脱着を簡便化
コンテナボックス(ホムセン箱)で自作したバイク用のリアボックス、バイクに固定するために荷締めロープを使うので脱着が面倒です。ワンタッチとはいかないまでもより簡便に脱着したいということで工夫しました。
コンテナボックスの底面4か所にドリルで穴をあけて、そこに4㎜の細引きで作ったロープスリングを通します。
このロープスリングを利用することでバイクへの固定・脱着が簡便になりました。
内側からみるとこんな感じ(下画像)
補強の意味も込めてワッシャーを噛ましています
バイクに固定する際にはこのこのスリングを極太のタイラップ(結束バンド)を使ってリアキャリアに固定。再利用可能なタイラップを使うことで脱着が簡単にできます。
荷締めロープを使わないので見た目もスマートになります。
自作リアボックスの使い勝手は…【レビュー】
早速、テストを兼ねて近場の公園までプチツーリング。
ホムセン箱の固定に使用したのは全長4メートルの荷締めロープ1本のみです。それでも、走行中に脱落の不安を感じるようなことはありませんでした。
固定するのに3~5分程度、リアキャリアから降ろすのに1分程度掛かります。トップケースのように”ワンタッチ”というわけではないので多少ストレスを感じます。
それでも荷物の出し入れは、トップケースと比べると断然にし易いです。
また、今回使用したホムセン箱の容量は45リットルですが、キジマの50リットルのトップケースよりも広く使えます。
側面のU字ボルトにショルダーストラップを付ければ、移動もこの通り↓ラクラク♪
キャンプのテーブルとして使うこともできるでしょう。
↓こんな風にフットレストとして使うこともできます。
メイフライチェアとの相性は抜群です。
以上のような応用が効くのが、トップケースにはないホムセン箱の魅力です。
ホムセン箱とトップケースのメリット・デメリット比較
最後にホムセン箱(自作リアボックス)とトップケースののメリット・デメリットを以下にまとめておきます。
ホムセン箱自作リアボックス | トップケース | |
メリット | ・デッドスペースが少ない ・荷物を詰め込みやすい ・テーブルとしも利用できる |
・鍵を掛けれる(盗難の不安が少ない) ・脱着が簡単(ほぼワンタッチ) |
デメリット | ・鍵がない(モノによっては鍵付もあり) ・脱着が面倒 |
・デッドスペースが多い ・荷物を詰め込みにくい |
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まとめ
トップケースと比べると安価なホムセン箱!
それでいて、積載能力が高いのでバイクにしっかりと荷物も積むことができます。
用途に合わせて自分好みにカスタマイズできるのもホムセン箱の大きな魅力です。
キャンプツーリングや釣りなどで大活躍!!
トップケースやバイク専用のリアボックスをお使いの人も是非お試しあれ!
(テキスト・編集人 flyder)
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