キジマの大容量50LリアボックスK-22/kmax-50についてレビュー。
実際に使用して感じた使用感、良い点・悪い点などをレポート。同製品の評判・口コミ、や取付方法、カスタマイズに加えてバイク用大容量リアボックスのおすすめなどもあわせて紹介致します。
- バイク用大容量リアボックスのおすすめは?
- キジマの50ℓリアボックスについて知りたい
- 実際の使用感、良い点・悪い点は?
- キジマ リアボックス K-22/kmax-50の評判は?
キジマ リアボックス 50ℓ K-22/kmax-50の詳細
先ずは、今回紹介するキジマのバイク用50Lリアボックス K-22/kmax-50のスペックや特徴についてみていきましょう。
キジマの大容量50L リアボックスの長所・短所をレポート
キジマのリアボックス 7年間して感じた使用感、良い点・悪い点
キジマのリアボックス50ℓを購入したのは2015年の9月、約7年間同製品を使用して感じた使用感について良い点と悪い点に分けてレポートします。
長所・良い点について
ワタシがキジマの大型リアボックス50Lを7年間使用して同製品の長所と思った点は以下の通りです。
必要十分な容量
大容量リアボックスと呼ばれる製品のなかには容量60L、100Lの製品もあります。それらの製品と比較すると50Lの容量では不十分とも思われます。しかし7年間の使用して容量が50ℓで不十分と感じたことはありません。
確かに容量が大きいに越したことはないです。ただ容量が増えればそれだけリアボックスのサイズも大きくなります。250㏄・400㏄の中型バイクとのマッチングを考慮した場合これ以上リアボックスのサイズが大きくなると車体との関係がアンバランスになるのではないかと思います。
50L以上の容量が必要となる場合にはリアボックスを大きくするのではなく、シートバッグやリュック、サイドバッグなど他のバイク用積載用具を併用することで対処するのが良いと思います。
リーズナブルな価格
GIVIやバイクメーカー純正のリアボックスに比べて価格が圧倒的に安いです。しかも本体価格にはリアボックスの取り付けで必要になる専用ベースプレートと金具も含まれているというお値打ちな内容になっています。別途ベースプレートを購入する必要はありません。
品質・耐久性も問題なし
値段が安いと品質・耐久性について問題があるのでは?思われますが、品質・耐久性ともに全く問題ありません。立ゴケやダート走行での転倒など何回もありましたが本体ケースのひび割れ・破損などは一切ありません。また経年による故障・ロック機構の不具合なども皆無です。
GIVIのモノキーと共通のベースを使用⁉
聞くところによるとGIVIのモノキーと共通のベースを使用しているとのこと。実際キジマのベースプレートとGIVIのモノキーベースを比べると突起の位置・形状が同じように見受けられます。
ベースが共通であればGIVIのリアボックス(モノキー)も使用できるようです。
短所・悪い点について
キジマの大容量リアボックス50Lを7年間使用して同製品の短所と思った点は以下の点です。
楕円形ゆえのデッドスペース
空気抵抗を考慮してのことかボックスの形状は楕円形になっています。四隅のコーナーがカーブに形状になっているため荷物を収容する際にデッドスペースができやすいです。
蓋の開閉位置はもっと高い方がいい
リアボックスの蓋の開閉位置が低いとケース内に荷物を満載して蓋を閉める際に苦労します。その点キジマの50ℓリアボックスの蓋の開閉位置はケースの真ん中よりも高い位置にあります。他の方のレビューではこの高さでも十分という声もあります。ただ、ケースの高さ一杯まで荷物を詰め込んだときに蓋を閉めるのに苦労するので蓋の開閉位置は高ければ高い程良いという気がします。
最大積載重量3㎏は少なくないか?
キジマの50ℓリアボックスの最大積載重量は3㎏となっています。容量50ℓで3㎏って少なくない?と思われる人もいらっしゃることでしょう。
確かに、GIVIの容量52Lのリアボックス(TRK52)の最大積載重量が10㎏であることち比較すれば3㎏は少ないように感じます。
しかし、リアボックスに10㎏もの荷物を積むのは正直おすすめできません。リアボックスはトップケースと呼ばれることもあるようにバイクの最後尾でかつ一番高い位置に取り付けられています。この位置に重量物を積むとバイクの重心位置が高くなり車体バランス、ハンドリング性・操作性に悪影響を及ぼすことは必至です。
リアボックス/トップケースにはなるべく軽量な荷物を積んで、重量物はシートバッグやサイドバッグに積むのがバイク積載の基本です。
軽い荷物はリアボックス、重たい荷物はシートバッグへ
大型バイクならまだしも、250㏄・400㏄の中型バイク、125㏄以下の小型バイクであればリアボックスの積載重量は3㎏程度に止めておくのが適切だと思います。
キャンプで使うスキレットや鉄板なでの重たい物を積載する必要がある場合にはシートバッグを利用しましょう。
キジマのリアボックス K-22/kmax-50の評判は?
ワタクシのみの使用感レビューでは客観性に欠けるのでキジマの50Lリアボックス(K-22/kmax-50)に関する他のユーザーさんによる評判・レビューの中から参考になると思われる口コミをいくつか紹介します。
買って損のないボックス
私のバイクはリード125なのですが、他の人のレビューにもあるように初めは「うわっ!でかっ」って思いましたが実際に走ってみて、すり抜けなども何事もなくできてしまいます。それより何よりボックス内の大きさは大変ありがたく、余裕があります。ガタガタと鳴ることも全くありませんでした。本当にいい買い物をしました。
今までクーケースの40Lを使ってましたが当たり前ですがそれよりデカイ。これならかなり容量が入れれますね。GIVI.クーケースと使ってきましたが特に見劣りするようなこともなく丈夫さも変わりないような感触です。この値段でこの仕上がりなら上等です
価格以上の性能
この手の商品を選ぶとき、どうしても「GIVI」と比較してしまうのだけど値段的になかなか手が出ない。ネットオークション等で探しても、このクラスの大きさだと「安かろう悪かろう」と思えるものしか見つからない。そこでこの商品、GIVI製のものより、さすがに質感は落ちるものの、ガッチリとして、安物感はあまりない。
雨漏りヒド過ぎ・・・
購入してから月日が経つので現モデルは改善されているのかも知れませんが、とにかく水の浸入がヒドイです。小雨程度ならまだ何とか大丈夫ですが、少し強い雨だと停めているだけで中に水が溜まります。走行中の雨ならそらすごいものです。レインウェアをボックスに入れておき、いざ雨で着ようと思うとボックス内でベシャベシャになっている始末。
大きさは満足ですし値段も良心的だとは思いますが全体的に価格相応か・・・水にぬれて困るものは入れられないのが最大の欠点。
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キジマの大容量50Lリアボックスに関するほぼすべてのレビュー情報を読んで特に気になったのは以下の2点です。
雨漏りする⁉
口コミ・レビューの中に雨が降るとボックス内に水が浸入するという声がいくつかありました。ワタシの場合約7年の使用の中で雨漏りしたという経験が一度もないので意外でした。もしかしたら個体差があるのかもしれません。
原付・125㏄スクーターの利用者も多い
50Lの大型リアボックスにも拘わらず原付・125㏄スクーターで通勤などの普段使いに利用しているユーザーたくさんいるという印象を受けました。
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キジマのリアボックスの取り付け方法&カスタマイズについて
最後にキジマの50ℓリアボックスの取り付け方法とちょっとしたカスタマイズについて紹介します。
リアボックスの取り付け方法
キジマのリアボックスをバイクに取り付けるためには付属の専用ベースプレートを使用します。
そのため専用ベースプレートを取り付けるためのリアキャリアが必要になります。
リアキャリの上にベースプレートを設置して付属の取り付け金具で固定します。
取り付け金具は波型プレート、ボルト、ナットが4セット付属しています。4箇所の固定だけでは不十分と感じる場合には金具を追加して補強してやりましょう。
リアボックスをカスタマイズ
U字金具&バックルを取り付け
リアボックスの前方(バイクシート側)にU字金具&クイックリリースバックルを装着しました、
シートバッグを固定したり、ウレタンマットやリュックなどの荷物を固定するために利用しています。
Goproマウントの取り付け
リアボックス蓋の上面にGoproのマウントアダプターを装着。
リアボックスの上にアクションカメラを固定することでバイク後方からの車載撮影が可能になります。
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