マルペイネットのデルタストーブとT3五徳についてレビューします。デルタストーブを実際に使用して感じた良い点・悪い点やステンレスとチタンとの比較、ライバル製品との比較などをレポート!デルタストーブについての評判・口コミもあわせて紹介。
- デルタストーブ良い点・悪い点について知りたい!
- ライバルの各種ストーブと比べてどうなの?
- デルタストーブの評判・口コミは?
デルタストーブ ti(チタン)について【スペック・特徴】
最初に今回紹介するデルタストーブ tiの特徴とスペックを簡潔に紹介致します。
デルタストーブはトランギアのメスティンTR-210に収納できるように設計された組立式のストーブ。薄型でコンパクトに収納可能。
アルコールストーブや固形燃料の五徳兼風防に最適!
DELTA STOVE Tiのスペックの詳細は以下の通りです。
- 構成パーツ:サイドパネル×3,ベースパネル×1枚、オープンパネル×1
- 使用サイズ:152mm×133mm×80mm
- 収納サイズ:152mm×83mm×2.5mm
- 重量:96g
- 素材:チタン
マルペイネット T3 トライアングル トリベット 五徳について
続いて今回デルタストーブと一緒に紹介するT3 トライアングル トリベットについて紹介。
T3 トライアングル トリベットとは、バーゴのヘキサゴンウッドストーブの専用五徳として機能するトライアングル型の組立式五徳です。
- 構成: 1セット3枚組
- サイズ:146mm × 33mm(1枚)
- 重量:31g
- 素材:チタン
バーゴのヘキサゴンウッドストーブにひったりフィットする他にもデルタストーブの五徳としても使用できます。
スノーピークのシングルマグ450やシェラカップ等の小さなクッカーを使用する際にT3 トライアングル トリベットがあると便利です。
デルタストーブti + T3の使用感【レビュー】良い点・悪い点は?
マルペイネットさんのデルタストーブ tiとT3トリベットを実際に使用して感じたデルタストーブの良い点と悪い点についてレポートします。
良い点
デルタストーブtiの主な良い点は以下の3つです。
- 炭火グリルとしても利用できる
- 五徳の高さを調整できる
- チタン特有の軽さと美しさ
別売りのオプション、テトラロストル(TETRA ROOSTER)を組み合わせることで四角形に変形し金網を載せることで炭火グリルとして利用できる。
▼【参考】デルタストーブで炭火BBQ▼
デルタストーブの側にT3トリベットをセットするための溝が切ってあり、五徳の高さを3段階に調整することができる仕様になっています。
素材にチタンを使用していることからステンレス素材を使用したデルタストーブに比べて約40%の軽量化が図られています。軽いので登山はもちろんバイクでのキャンプツーリング、ラーツー等でも重宝します。
また、熱を加えることでチタン素材特有の青い焼き色が現れることから使用する毎に美しいチタンブルーの変化を楽しむことができます。
悪い点
デルタストーブtiの悪い点は以下の通りです。
- 焚き火やウッドストーブとしての利用には不向き
- デルタストーブ単体での使用はおすすめできない
- 値段が高い
薪や小枝など燃やして焚き火を楽しんだり、ウッドストーブとして利用するには不向きです。
焚き火台やウッドストーブとして利用するには火床となるベースプレートが小さ過ぎる。
底面となるベースプレートの面積が小さいので灰や燃えカスがダダ洩れにまります。別途灰受を用意するとしても燃料となる薪や小枝を燃やすにはベースプレートが小さ過ぎます。
T3 トライアングル・トリベットがないとマグカップやシェラカップ等の小さなクッカーをストーブの上に載せることが出来ません。
また、T3トライアングル・トリベットを使ってクッカーの底面を嵩上げしないとアルコールストーブの火力を十分に活かすことが出来ません。
トランギアのメスティンTR-210への収納にこだわったせいでしょうか…。サイドパネルの高さは8㎝。
アルコールストーブを載せるベースプレートからストーブ上面までの高さは約7㎝しかありません。
T3五徳でクッカーを嵩上げしない限りアルコールストーブの火口からクッカーまでの距離が近すぎて火力を十分に活かしきれないという問題があります。
素材のチタニウムがステンレスに比べて割高だとはいえ、同じチタン素材を使用したバーゴのチタニウムヘキサゴンストーブ等と比べても値段が高すぎる。
T3の評判・口コミにおいても値段が高いとのレビューが散見される。
▼デルタストーブの残念な点▼
デルタストーブ チタン vs ステンレス 買うならどっち?
デルタストーブには今回紹介したti チタンモデルの他にもステンレス素材を使用した標準モデルが存在します。
ステンレスの標準モデルとti チタンのどっちを選ぶかでお悩みの人も多いことでしょう。
両者の主な違いは以下の3点に集約されます。
重量はチタンモデルが93gなのに対してステンレスモデルは164g(共にオープンパネルを含む重量)。
チタンモデルでは40%以上軽量化されていいます。
価格はチタンモデルが12,500円なのに対してステンレスモデルが5,200円(amazon限定 オープンパネルセット)。
チタンモデルの価格はステンレスモデルの2倍以上します。
チタンはステンレス以上に防錆性、耐食性が高いです。また熱による歪に強いことでも知られています。チタンモデルはステンレスモデルに比べて耐食性が高く歪にくいのでものメンテナンスフリーで使うことが出来ます。
※上記以外の細やかな違いについてはマルペイネットさんのブログで確認下さい。
登山やバックパッキングでのロングトレイルなどでガンガン使いたいという人には、軽量でメンテナンスフリーで使えるti チタンモデルがおすすめ!
キャンプ場でのキャンプメインで使うなら安価なステンレスモデルで十分ではないでしょうか。
ライバル比較 デルタストーブ vs ソロ用ストーブ
デルタストーブのライバルと目される各種アウトドア用ストーブとの比較を紹介します。
デルタストーブti vs バーゴ ヘキサゴンウッドストーブ
デルタストーブ同様にアルコールストーブの五徳兼風防として高い評価を得ているバーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブとデルタストーブを比較。
デルタストーブti | バーゴヘキサゴンウッドストーブ | |
使用サイズ | 152×133×80mm | 127×127×101mm |
収納サイズ | 152×83×2.5mm | 160×160×12.7mm |
重量 | 96g | 116g |
素材 | チタニウム | チタニウム |
デルタストーブti vs BushBox ウルトラライト
デルタストーブ同様にデルタ型(三角形)の超軽量アウトドアストーブ BushBox ウルトラライトとデルタストーブを比較。
デルタストーブti | BushBox ウルトラライト | |
使用サイズ | 152×133×80mm | 120×106×90mm |
収納サイズ | 152×83×2.5mm | 120×90×2mm |
重量 | 96g | 70g |
素材 | チタニウム | ステンレス |
▼Bushbox Ultralight▼
軽量・コンパクトな焚き火台特集
デルタストーブやバーゴ ヘキサゴンウッドストーブ、ブッシュボックスだけじゃない!まだまだある軽量・コンパクトな焚き火台の数々・・。
ファイヤーボックスやソロストーブ、ピコグル、笑’sのB6君など人気・売れ筋の焚き火台一覧。
デルタストーブの評判・口コミ情報
当メディアの管理人だけのレビューでは不十分!もっとデルタストーブについての評判を知りたい!という人のためにデルタストーブについての口コミ・レビュー情報をいくつか紹介致します。
ソロキャンにはコイツが欠かせないんです
このチタン製のアルコールストーブ用の風防&五徳は一番好きなソロキャンアイテムです…φ(・・
他にも五角形のやつ(バー5)や色々買いましたが、
①持ち運び安さ(メスティンの底に入る)
②軽さ(何てったってチタン製)
③丈夫さ(歪みません)
どれをとってももビカ一でした。
アルスト持ってるなら買い!
アルストの五徳で使用してます!
これしか使ってない!それ以外の言葉はいりません!
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