バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブの特徴と魅力を紹介!
バーゴのヘキサゴンストーブをウッドストーブや焚き火台、アルストの五徳兼風防、固形燃料用ストーブ、炭火グリルとして使用してそれぞれの使用感をレビュー致します。
チタニウム ヘキサゴンストーブについての評判・口コミ情報も併せて紹介!
- バーゴのヘキサゴンウッドストーブって実際のとこどうなの?
- ウッドストーブ以外の用途について知りたい!
- 小さいけど焚き火台として使えるの?
- ステンレスとチタン買うならどっち?
- ヘキサゴンウッドストーブの評判は?
2014年5月の購入以来約8年経過したということで、8年間の使用で感じたバーゴの長所・短所について改めてまとめました。
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブの特徴と魅力
バーゴVARGOのチタニウム ヘキサゴンスウッドストーブは軽量・コンパクト、携行性に優れたウッドストーブとして多くのキャンパーやアウトドア愛好家から高い評価を得ています。
これまでにキャンプや登山などいろいろなシーンでヘキサゴンストーブを使ってきた経験をベースにヘキサゴンストーブの魅力をまとめると以下の4点になります。
- 軽量でコンパクトに収納!ソロキャンプ・登山に最適!
- 構造がシンプルだから壊れない・トラブルフリー!
- 使い方は極めて簡単!素早く組立て・収納できる!
- 焚き火台、五徳兼風防、炭火用グリルなどマルチに使える!
使用時サイズは、高さが101㎜(約10㎝)、上部の径が76㎜、底部の径が127㎜となっています。
バーゴのヘキサゴンウッドストーブにはご承知のようにチタニウム(チタン)製とステンレス製の2つがあります。チタン製の重量はわずか116g、ステンレスでも210ℊ!この手のウッドストーブとしては極めて軽量な部類に入ります。(参考:チタン vs ステンレス)
また、収納サイズは16 x 16 x 1.3 cm(収納袋に入れて)、およそ掌サイズです。
軽量・コンパクトで邪魔にならないのでソロキャンプはもちろんラーツー、登山でも大活躍!
7枚のプレートが蝶番で繋がっているだけの極めてシンプルな構造。メンテナンスも簡単で使用時のトラブルとは無縁です。
構造がシンプルだから使い方も簡単。素早く展開・組み立&収納できます。
(参考:使い方~組み立て・収納)
本来のウッドストーブだけでなく焚き火台やアルコールストーブの五徳兼風防、固形燃料用ストーブ、炭火グリルなどマルチに使える。1台5役!キャンプをはじめとするアウトドアでの各種アクティビティで重宝します。
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブの定価は?
メーカーの希望小売価格は¥10,584に設定されています。ただ、各ECサイト、ショップでの実際の販売価格は異なります。実質的にはオープン価格といって差し支えないと思います。ちなみにワタシが購入したときの価格は5,200円でした。
【レビュー】バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ t-415
バーゴのヘキサゴンストーブって実際のとこどうなの?という人のために同ストーブについて管理人が徹底レビューします。今回のレビュー対象となるチタン製モデルのt-415です。
ヘキサゴンストーブの使い方~組み立て・収納
バーゴのヘキサゴンストーブは本体となるパーツがすべて蝶番で繋がっています。
そのため、組み立て&収納ともにほぼワンアクションで超簡単!5秒もあれば十分です。
収納袋から出したら、パッと広げてサッと組立て、使い終わったらササッと撤収できます。
ウッドストーブ/ネイチャーストーブとして利用
バーゴのヘキサゴンストーブは本来ウッドストーブ(ネイチャーストーブ)としての使用を目的として作られた製品です。
先ずは、本来のウッドストーブとして薪をくべてお湯を沸かしてみましょう。
バトニングした薪をウッドストーブの内部にくべます。
フェザースティックに着火してストーブの薪に点火します。
今回はケトルに400mlの水を入れてお湯を沸かします。
五徳などは使わず、バーゴのウッドストーブ本体に直接ケトルを載せます。
ケトルをストーブに載せてから5分足らずで400mlのお湯が沸騰しました。
気象条件にもよりますが、かなり早くお湯を沸かすことができます。ちなみにこの日の気温は28度でした。二次燃焼を利用したsoloストーブほど燃焼力は強くありませんが、それでも逆ファンネル型(富士山型)の形状で炎が火口に集中することから火力は強力です。
メスティンや飯盒を載せればもちろん炊飯も可能です。
バーゴのヘキサゴンストーブで焚き火~焚き火台として使う
次はバーゴで焚き火を楽しんでみましょう。
ボディサイズか小さいので焚き火台としては不十分ではないのか?という懸念の声を聞きます。
確かに、ライバル商品となるB6君やカマドグリルに比べると収容できる薪の量は少ないです。
しかしながら、少量の薪でもスグに大きな火柱を上げて燃え上がります。
▼バーゴで焚き火【参考動画】▼
溢れんばかりに薪をつ込んでやると豪快なな火柱を上げて燃え上がります。
ステンレスのカップを受け皿にしてバーゴのヘキサゴンストーブを逆向き(逆さ富士型)に使用すればより大きな炎で焚き火を楽しみこともできます。
バーゴ+アルコールストーブ~アルストの五徳兼風防として使う
バーゴのヘキサゴンストーブは本来ウッドストーブですが、トランギアやエスビット等のアルコールストーブの五徳兼風防とし使うことができます。
灰受にアルコールストーブを載せれば御覧の通りアルストの風防兼五徳に早変わり。アルコールストーブ用の五徳風防としてサイズ感、高さも丁度いい感じです。
ソロキャンプ、ラーツーで大活躍
バーゴのヘキサゴンウッドストーブにアルコールストーブ、ケトルがあれば、ソロキャンプやラーツー用のバーナーセットとして大活躍!
軽量でコンパクトに収納できて嵩張らないのでラーツやソロキャンプ用の調理用ストーブに最適です♪
バーゴのヘキサゴンストーブで焼肉を楽しむ
バーゴのヘキサゴンウッドストーブにダイソー鋳物シリーズ(100スキ)の丸グリルプレート、アルコールストーブを合わせれば一人焼肉セットにも。
微妙な火力調整が苦手なアルストで焼肉を楽しむコツは、鉄板が温まり最初に載せた焼肉が焼けたら、一度グリルプレートを降ろしアルストの火力調整用の蓋を被せて以後は弱火をキープすることです。
こうすれば、バーゴのウッドストーブで美味しい焼肉を楽しむことができます。
バーゴのヘキサゴンストーブは登山でも大活躍
軽量かつコンパクトに収納できるバーゴのヘキサゴンウッドストーブは登山でも大活躍!
山頂の僅かなスペースでもお湯沸かしてカップヌードル等を楽しむことができます。
素早く展開&収納できるので山頂での滞在時間が限られる冬山登山でも重宝します。
釣りをはじめとする海辺のレジャーでも大活躍
バーゴを固形燃料用ストーブとして利用する
バーゴのヘキサゴンウッドストーブで固形燃料を使用する際には五徳が少し高すぎる印象を受けます。そのためバーゴをカスタマイズして固形燃料の灰受となる部分を嵩上げしてやるのがおすすめです。
用意するのはエバニューの十字五徳と100均で買える灰皿の灰受部分です。十字五徳をバーゴの灰受分に置いてその上に灰皿の灰受を載せることで固形燃料用の灰受の嵩上げが可能になります。
バーゴで炭火~炭火用グリルとして使用する
バーゴで炭火を楽しむためのとっておきの方法を紹介します。
バーゴのウッドストーブは、火口が狭いうえに火床となる底面から火口までが高い(距離がある)ので炭火台・グリルとして利用するにはあまり向いていません。
しかし、ひと工夫加えることで炭火用グリルとして使うことも可能です。用意するのは、以下のアイテムです。
右から、ダイソーのアウトドア用ステンレス容器(大)、エバニューのアルコールストーブ用ゴトク、100均で買ったタバコ用灰皿の蓋です。
先ず、ステンレス容器の底にエバニューのアルコールストーブ用ゴトクを組みます。次にアルスト用ゴトクの上に灰皿の蓋を載せます。タバコ用灰皿の蓋をロストルとして使用すます。
最後にバーゴのヘキサゴンストーブを逆さまにしてステンレス容器の中に突っ込んで、上に金網を載せれば炭火用グリルの完成です。
▼バーゴのヘキサゴンストーブ在庫情報▼
バーゴ ヘキサゴンウッドストーブの長所・短所まとめ
2014年の5月にバーゴ チタニウムヘキサゴンウッドストーブを購入以来約8年間使用して感じたバーゴの長所(良い点)・短所(悪い点)について以下の記事でまとめてみました。
ヘキサゴンストーブ チタン vs ステンレス買うならどっち?
バーゴのヘキサゴンウッドストーブには、ご存じのように、材質の違いでチタン(チタニウム)製とステンレス製の2モデルがあります。
チタン vs ステンレス【スペック比較】
チタン T415 | ステンレス T423 | |
サイズ | 76×127×101㎜ | 76×127×101㎜ |
重量 | 116g | 210g |
材質 | チタニウム | ステンレス |
価格 | オープン価格 | オープン価格 |
チタンの実売価格とステンレスの実売価格では約2,000円程度の差があります。
購入を検討している人の多くのがチタニウム製かステンレス製のどっちを購入するからでお悩みになるようです。
チタンかステンレスかでお悩みなら間違いなくチタンを購入した方がいいというのが私の意見です。理由は以下の通りです。
- チタンの方が圧倒的に軽い!
- 使うたびに変化するチタンブルーの輝き!
- チタンの方が錆び・変形(歪み)に強い!
▼チタンをオススメする理由詳細▼
バーゴのヘキサゴンストーブと好相性なアイテム
バーゴのヘキサゴンウッドストーブと一緒に使うとより一層キャンプや焚き火を楽しくなるキャンプ用品・アイテムを紹介します。
T3トリベット五徳
バーゴのヘキサゴンウッドストーブでお湯を沸かしたり、調理をするために五徳として使用する際に便利なのがT3トリベット五徳です。
バーゴの開口部にぴったりフィット!クッカーの底面を支える面積が広がるため五徳としての安定性が増します。
エバニューのチタン アルコールストーブ
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブと一緒に使いたいのがエバニューのチタン製アルコールストーブ!
バーゴと同じチタンを素材としているだけに見栄えもgood!
重量34gという超軽量仕様!バーゴのヘキサゴンストーブ合わせても合計約150g!登山・トレッキング、キャンプツーリング等で軽さをを求める人には是非おすすめです。
SOTO フィールドホッパー
組立式ミニテーブルの定番、ソトのフィールドホッパー!
バーゴのヘキサゴンストーブ同様に軽量・コンパクトでワンアクションで展開・収納できる優れモノです。
スノーピーク チタン シングルマグ450
コーヒー、味噌汁、カップラーメン等、ヘキサゴンウッドストーブで一人分のお湯を沸かすのに最適なのがスノピのチタンシングルマグ450!
直接直火でお湯を沸かしてそのままカップとしても使えます。大きさ的もにバーゴのヘキサゴンストーブにベストマッチです。
ユニフレームのバーナーパッド
ストーブの火力を優しい赤外線の熱に変える特殊耐熱鋼メッシュ!
バーナーパッドをヘキサゴンウッドストーブの載せることでストーブの炎が適度に拡散、効率的にお湯を沸かしたり調理することができます。クッカーを安定させる滑り止めとしても有効。
バーゴののヘキサゴンウッドストーブの評判・口コミまとめ
私のバーゴ ヘキサゴンウッドストーブ チタンについてのレビューは以上になります。
バーゴのヘキサゴンストーブついてより多くのユーザー・利用者に評判・口コミが知りたいという人のために参考になる口コミ・レビューをいくつか紹介します。
アルコールストーブのゴトク兼ウィンドシールドとして購入。
チタン製で軽く頑丈で、折りたたんだら非常にコンパクトに荷物を圧迫することもありません。
チタン製なので使えば使うほど青い焼き色が着いて味が出て来ます。
そのうち、ウッドストーブとしても使ってみたいですね。
登山でのアルコールストーブ用のゴトクを検討し、結局これに行き着きました。
軽くて風防も兼ね備えているので便利です。最初からこれにしておけば良かったとちょっと反省。
値段がもう少し安ければ文句なしなのですが。
軽量、丈夫さ、フォルムも気に入ってます。
チタンなので使っていく中で良い色に変わる。
値段は相応だが買って納得の商品。
とにかく軽量コンパクト。チタンの風合いも味があり、デザイン的にも格好良い。ただコンパクト故に薪があまり詰め込めないので、調理時には頻繁に薪を焼べる必要があるのがたまにキズです。
製品自体は満足です、アルコールストーブ用ゴトク兼風防として買いましたのでそのお値段の高さは非常に不満があります。チタン+特殊形状なので高いのは仕方ないかもしれませんが・・・
【ライバル比較】ヘキサゴンストーブ vs ピラミッドグリル
バーゴのヘキサゴンストーブのライバル商品としては、笑’sのB6君やキャプテンスタッグのカマドグリル、ロゴスのピラミッドグリルコンパクト等が挙げられます。
その中でも、コンパクトさという点ではロゴスのピラミッドグリルコンパクトが一番のライバル商品ではないでしょうか?
ということで、バーゴのヘキサゴンストーブ とロゴスのピラミッドグリルコンパクトを比較レビューしました。
ヘキサゴンウッドストーブ関連の記事
▼アルコールストーブで登山飯▼
https://wanderinglife55.com/meal-alcoholstove/
https://wanderinglife55.com/picogrill/
https://wanderinglife55.com/alsto-gotoku/
まとめ
この記事では、バーゴのヘキサゴンウッドストーブのレビューにはじまり、口コミ情報、ヘキサゴンストーブと相性のよいキャンプ用品などを紹介しました。
ウッドストーブとしては値段が高いので購入を控えている人も多いようです。確かに中華ブランドの格安ウッドストーブと比べれば値は張ります。しかし、当記事でも紹介したように焚き火台やアルストの五徳・風防としても使えます。それに加えて展開・収納のし易さ、機能性、チタン素材の質感など所有欲を満たしてくれる要素が満点!
この記事を通してバーゴのヘキサゴンウッドストーブの魅力が伝われば幸いです。
(文責・編集人 flyder)
コメント