フライフィッシングでバスを釣る(フラデバ)で必要となるタックル・装備を紹介!
フライフィッシングでブラックバスを釣る際には通常のフライのタックル選びとは異なる注意点があります。
フライロッドからフライリール、フライライン、バス用フライに至るまでフライでバスを釣る(フラデバ)のに適したフライフィッシングのタックル類や装備を紹介します。
フライフィッシングでバスを釣るために必要なタックル
フライフィッシングでブラックバスを釣るためには最低でも以下の3つのタックルが必要になります。
- フライロッド
- フライリール
- フライライン(システム)
フライでバスを釣るためのタックルを揃える際には通常のフライフィッシングの道具を選ぶのとは異なる注意点があります。以下それぞれのタックルを選ぶ際の注意点を紹介します。
フラデバに適したフライロッドは?
フライフィッシングで使うフライロッドとフライラインには規格に従って#1~#15まで番手とよばれる番号が与えられています。
番号が大きくなるほど重たいフライラインを扱える仕組みです。
ブラックバスを釣る際にはニジマスやイワナなどの渓流魚とは異なり、バス用の大きなフライをキャストする必要があるので重たいフライラインを使います。ですからロッドの番手も渓流釣りと比べると高い番手のロッドが必要になります。
バス用フライロッドの番手のおすすめは#6~#8
一般的にブラックバスを釣る際には#6~#8のフライロッドがよいとされています。
軽いフライラインで大きなバス用のフライをキャストするにはそれなりの技術が必要になります。ですから初心者は#7~#8ぐらいがおすすめです。
キャスティングの技術が向上すれば#4~#5ロッドでもバス釣りを楽しむことができます。低番手のフライロッドの方が魚とのファイトを楽しめるのは間違いないです。#4ロッドでも50アップのバスの取り込みは可能です。
フラデバ用ロッドの長さは?
ロッドの長さは7ft~9ftぐらいを使うのが一般的です。
河口湖のような湖面が開けた大きな湖で使うなら遠投性の高い9ftクラスのロッドのがおすすめです。
一方でストラクチャーや障害物などがある野池では遠投性よりも狙った場所にピンポイントでフライを投げ込むキャスティングの正確性が重視されます。ですから7ft~8ftの短めのフライロッドを使うのがおすすめです。
↓画像は#6ロッド7ft10”で60㎝クラスの雷魚を釣ったときの画像になります。
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バス釣りに適したフライリールは?
フライフィッシングではルアーフィッシングと比べるとリールが果たす役割は極めて低いです。
キャスティングの飛距離とリールの性能は一切関係ありません。ですから初心者であればリールの性能にこだわる必要はありません。
使用するフライラインがちゃんと巻けるサイズであれば問題ありません。
通常フライリールにもロッドと同様に番号が表記されています。#8ラインを使うなら#8クラスのリールを選びましょう。
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フライでバスを釣るためのフライライン/ラインシステム
フライでブラックバスを釣るのに適したフライラインとラインシステムを紹介します。
フライラインについて
フライフィッシングで使うフライラインは主に以下の3つの種類に分けることができます。
- ウェイトフォワード(WF)
- ダブルテーパーライン(DT)
- シューティングヘッド(SH)
フライでバスを釣るならウェイトフォワード(WF)ラインを使いましょう。
ウェイトフォワードラインはダブルテーパーに比べてラインの先端部分が重たくなっているため大きなフライを遠投するのに適しています。
ラインの重さは、フライロッドの箇所で説明した通り#6~#8ラインを使うのが一般的です。
シューティングヘッドも遠投性能の高いラインですが初心者には扱いにくいのでおすすめできません。
ブラックバスを釣るのに適したバステーパーラインというのも存在しますが、流通量が少なく通常のフライラインと比べて割高になります。普通のウェイトフォワードラインで事足ります。
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ラインシステム
フライフィッシングではフライラインの先にテーパー状のリーダーラインを結びます。
フラデバではバス用の大きなフライをしっかりターンさせるために短めのリーダーを使うのが一般的です。個人的には9ft(2.7m)ぐらいがおすすめです。
太さはナイロンで2Ⅹ~0Ⅹ、ボンド表示なら10lb~14lbぐらいが適当です。
▼人気のフライリーダー▼
リーダーの先にティペットを結びます。あまり長くなるとフライがターンしづらくなるのでバス釣りの場合は30㎝~40㎝で十分です。
ワタシの場合はティペット使わず12ftのリーダーをフライと直結して使うこともあります。
バスフライのパターン ~ バスバグ、ポッパー、ガーグラー
ブラックバスを釣る際に使うバスフライと呼ばれるフライは、主に昆虫を模したバスバグというフライを使うのが一般的です。
ひと口にバスバグといっても素材のマテリアルや形状などによって多種多様なバスフライが存在します。ワタシの経験からおすすできるのはポッパーとガーグラー、マドラーミノーです。
中空構造にすることで軽量化。さらにキャスティング時の空気抵抗を軽減!飛距離が出ます。
下顎=リップを付けることで水噛み良くするとと同時に視認性を向上!
困ったときの万能フライ マドラーミノー! トップウォーターで出ないときは沈めてストリーマーとして使うこともできます。
▼バスバグ フライ▼
フライフィッシングでバスを釣るために必要な装備
フライでバスを釣るためには先に紹介したタックル&バスフライ以外にも以下の装備があるとよりフラデバを楽しむことをできます。
ウェーダー
フライフィッシングではルアーとは異なりキャスティングのためのバックスペースが必要となるためウェーディングが基本となります。
そのためフライフィッシングではウェーダーは必須アイテムといっていいぐらいに重要な装備になります。
偏光サングラス
偏光サングラスには、水面からの照り返しによるギラツキを抑えるだけでなく水中の魚影を見えやすくするという効果があります。見えバスを狙うサイトフィッシングにおいては必須アイテムです。
フローター
フローターがあるフラデバの世界が2倍以上広がります。
ウェーディングでは攻めることができない美味しいポイントを独り占めして攻めることができます。
フラデバ用のフローターとしては小回りが利くO型フローターがおすすめ!U型よりも視線が水面に近くなるためバスとのファイトも楽しい♪
▼各種フローター▼
カヤック
琵琶湖の湖北エリアやダム湖など広大なエリアでは、フローターよりもカヤックがおすすめ!
カヤックがあれば省エネルギーでより高速に移動できるのでフローターよりも広範囲を攻めることが可能になります。
【参考文献】フライでバスを釣る
本記事を作成するにつき以下の書籍を参考にさせて頂きました。
- L.L.Bean バス・フライフィッシング・ハンドブック
- バスのフライフィッシング入門
- その他多数
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以上、今回はフライでバスを釣る(フラデバ)ためのタックルと装備について紹介させて頂きました。
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