コスパの高い登山テントのおすすめ紹介。安いだけじゃなく登山テントに求められる性能を満たした登山用ダブルウォールテントとなるとネイチャーハイクとモビガーデンが人気を二分しています。1万円台で買えるネイチャーハイクのクラウドアップとモビガーデンのライトナイトを徹底比較。
- コスパの高い登山テント(1人~2人用)を探している
- 格安で購入できる登山用ダブルウォールテントのおすすめは?
- ネイチャーハイクとモビガーデンどっちを買うか迷っている
登山テント コスパで選ぶならネイチャーハイクとモビガーデンの2択!
コスパで選ぶなら、ネイチャーハイクのクラウドアップシリーズかモビ ガーデンのライトナイトシリーズがおすすめ!
コスパが高い=価格が安いということではありません。コスパすなわちコストパフォーマンスが高いということは品質の割には価格が安いということです。
登山用のテントとして使える品質を備えて価格が安いということになるとネイチャーハイク(Naturehike)かモビガーデン(MOBI GARDE)の山岳テントのいずれかを選択するのがお勧めです。
この両者なら、有名テントメーカーの半額以下!それでいてテント泊登山で問題なく使用できる!
登山用の山岳テントは安いだけではダメ
厳しい自然環境でのテント泊登山においてはテントの品質・性能が生死を左右することもあります。ですから、登山で使用するテントは安ければ何でもいいというワケではありません。
登山用のテントには過酷な気象条件にも耐えうるだけの耐候性が要求されます。平地で使用するキャンプ用のテントと比べてより高い防水性や防風性が必要となります。加えてテントの軽量化も求まられます。
上記のような理由から、山岳テントと呼ばれる登山用のテントは一般に高額になりがちです。
モンベル、アライテント、ニーモ、MSR、ブラックダイヤモンド等の有名メーカー・ブランド製のダブルウォールテントなら最低でも4万円以上からというのが相場です。
▼登山テント特集▼
コスパ最強!1万円台で購入できる登山用ダブルウォールテント
中国の新興アウトドア用品ブランドの登場により、一部の限られた登山用品メーカー・ブランドが登山テント市場を独占するという構図に変化が起こっています。
その代表格がネイチャーハイクとモビガーデンとうい2つのアウトドア用品ブランドです。
これまで、最低でも4万以上が相場とされてきた登山用のダブルウォールテントですが、ネイチャーハイクとモビ ガーデンからは1万円台で購入できる本格仕様の登山用ダブルウォールテントが登場しました。
ネイチャーハイク クラウドアップとモビガーデン ライトナイトを比較
1万円台で購入できるコスパの高い登山テントとして今回紹介するのはネイチャーハイクのクラウドアップとモビガーデンのライトナイトという自立式のダブルウォールテントになります。
ネイチャーハイクNaturehike クラウドアップCloudUp シリーズ
ネイチャーハイクのクラウドアップCloudUp シリーズは登山用テントとしての使用に耐える実力を備えた人気のテントです。
▼Naturehike クラウドアップ最新在庫▼
モビ ガーデンMOBI GARDEN ライトナイトLIGHT KNIGHT シリーズ
モビ ガーデン ライトナイト LIGHT KNIGHT ULシリーズは、同ブランドを代表するの自立式の軽量山岳テントのベストセラーです。
▼MOBI GARDEN ライトナイト最新在庫▼
ネイチャーハイク クラウドアップ2とモビガーデンライトナイトUL2を比較
ネイチャーハイクのクラウドアップとモビガーデンのライトナイトを比較するにあたり、今回は1~2人用のクラウドアップ2とライトナイトUL2を比較します。(両者ともに収容人数2人の2人用テントになりますが、居住性を重視するならソロでも2人用を選ぶのがおすすめです。)
CloudUp2(アップグレード版) | LIGHT KNIGHT UL2 | |
使用サイズ | 幅125 全長:270(前室60) 全高:100 | 幅130 全長:275(前室60) 全高:105 |
収納サイズ | 40×Φ13 ㎝ | 41×Φ13 ㎝ |
総重量 | 1.73kg(グランドシート含まず) | 1.83㎏(グランドシート込み) |
収容人数 | 2人 | 2人 |
フライシート | 20Dナイロン 4000mm防水 | 20Dナイロン 3000mm防水 |
フロア | 20Dナイロン 4000mm防水 | 20Dナイロン 4000mm防水 |
価格 | 2万円以下 | 2万円以下 |
ネイチャーハイクのクラウドアップ2とモビガーデンのライトナイト2の主な相違点は以下の通りです。
ネイチャーハイク クラウドアップ2の総重量はカタログ値では1.73㎏となっていますが、グランドシートを含まない重量です。対してモビガーデンのライトナイトのカタログ重量1.83ℊはグランドシート(フットプリント)込の重量です。グランドシート込みの重量となるとモビガーデンの方が軽くなるのではないでしょうか。
ネイチャーハイク クラウドアップ2のフライシートの耐水圧は4000㎜。対するモビガーデン ライトナイトの耐水圧は3000㎜。ネイチャーハイクの方が防水性が高いことが分かります。
ちなみに、山岳テント市場で圧倒的なシェアを誇るモンベルのステラリッジのフライシートの耐水圧1000㎜です。
モビガーデンの耐水圧がネイチャーハイクに劣るといっても耐水圧3000㎜であれば登山用テントとして十分な値であるといえるでしょう。
ネイチャーハイクとモビガーデン 登山用テント買うならどっち
居住性(広さ・フロア面積)や耐水圧、重量で若干の相違はありますが、両者ともに登山用テントとしての使用に堪えるだけの十分な実力・性能を備えていると評価することができます。
ネイチャーハイクのクラウドアップとモビガーデンのライトナイトのいずれを選ぶべきか?
使用サイズや収納サイズ、軽さ、耐水性能、価格における両者の相違はいずれも小さく決定的となる違いは見出せません。
ワタシがモビ ガーデンのライトナイトを選んだ理由
ワタシもネイチャーハイクのクラウドアップとモビガーデンのライトナイトのどっちにするかで悩んだのですが、以下の理由によりモビガーデンのライトナイトを購入しました。
ネイチャーハイクのクラウドアップもモビガーデンのライトナイトもインナーテントは通気性の良いメッシュになっています。しかし、登山で使う場合、特に高山帯でのテント泊となるとメッシュのインナーテントでは寒いのではという不安があった。
モビガーデンからインナーテントに非メッシュ素材を使用した日本仕様モデルが登場したことから迷わずモビガーデンを選択しました。
モビガーデンですとスノースカートがついたスノーフライや通気性のよいメッシュ素材のインナーテントを別途単品で購入することができます。
ネイチャーハイクのクラウドアップにもスノーフライ仕様のモデルがありますが、スノーフライ単品での購入はできないようです。
インナーテントがメッシュで入口もメッシュ生地のみということで防風・防寒性に不安を覚えました。実際のレビューで確認すると、「晩秋から冬期の使用は無理」だとか「外気温9度。ダウンシュラフを使っても寒かった」というレビューがありました。
ネイチャーハイク vs モビ ガーデン みんなの声は?
ネイチャーハイク クラウドアップとモビガーデンのライトナイトのそれぞれについて購入者によるレビューの中から気になったレビューを紹介します。購入を検討している人は参考にしてみて下さい。
山仲間のNaturehikeと比べてみましたが一長一短。本気仕様って触れ込み通り、補修ポール付(これすごく大事)、ガイライン回りの補強、インナーテントの防水範囲の広さ、各部の縫製は明らかにこっちが上なんですが、アクセサリー関係はNaturehikeの方がイケてますね。今のところ山で使うならこっち、平地キャンプでしか使わないならNaturehikeってのがよい選択かもしれないですね。
簡単に設営できて、重さも軽く、大きさもコンパクトなので、全体的に良いと思います。ただ、他の方もレビューで書いてある通り、入り口は低いの入るの大変ですが、山岳テントはやコンパクトテントはどれも同じだと思います。また、4シーズンテントとして販売してありますが、冬使用や高山には不向きだと思います。インナーがメッシュなので。
シングルウォールテントならネイチャーハイクのVik1 ⁉
今回メインで紹介したネイチャーハイクのクラウドアップシもモビ ガーデンのライトナイトもいずれもダブルウォールテントになります。値段の安い登山用のシングルウォールテントをお求めならネイチャーハイクのVik1を候補の一つとして検討してみる価値はあります。
コメント