山岳・登山用テントの定番であるアライのエアライズについての特集です。
エアライズの魅力や特徴はもちろん、購入者・使用者さんによる評判・評価、口コミ・レビュー情報をまとめました。
ライバル製品であるステラリッジとの比較、設営方法など内容盛りだくさんです。
エアライズの特徴とスペック
先ずは、ライペンの愛称でお馴染みのアライテントを代表する山岳テントであるエアライズの主な特徴とスペックを紹介します。
特徴・スペックについては十分に知っている。ユーザーの評判・評価、レビューが知りたいとというう人はコチラ↓
アライ エアライズの特徴
登山用テントのスタンダートモデルとして高い人気を誇るエアライズの特徴は以下の通りです。
フライフライを備えたダブルウォール構造であるがゆえに保温性が高く結露しにくい!
前室も広いので登山靴やザックの置き場にも困らない。
自立式であるがゆえにペグを打てない場所(ガレ場、岩場)でも設営可能!
クロスフエームを採用したドーム型なので設営が簡単で風にも強い。
スペースが限られた稜線上でも設営可能!
最近の一人用テントでは1㎏を切るモデルもあるが、森林限界を超える場所では耐候性に不安がある。単純に軽ければ良いという訳ではない。
その点、エアライズは耐久性及び耐候性の点で高い評価を得ている。重量も二人用で1.6㎏を切っているので山岳テントとしては決して重たいわけではない。
エアライズのスペック・価格
アライのエアライズには、1人用のエアライズ1、2人用のエアライズ2、3人用のエアライズ3があります。
素材
- インナーテント素材:28dnリップストップナイロン
- インナー底面素材:40dnナイロンタフタ
- フライシート素材:30dnリップストップナイロン
インナーテントには、東レの『ファリーロ』中空糸が使われています。これにより従来品の約20%以上という軽さを実現。
底面シートには耐久性の高い40dnナイロンを使用。グランドシートがなくても安心してガンガン使えます。
サイズ・重量・価格
エアライズ1 | エアライズ2 | エアライズ3 | |
設営サイズ 間口×奥行×高さ |
130×210×105 | 130×210×105 | 185×220×115 |
収納サイズ | 本体 29×14φcm フレーム 38cm |
本体 30×15φcm フレーム 38cm |
本体 39×16φcm フレーム 38cm |
重量 | 1360g | 1550g | 2070g |
価格(税別) | \39,000 | \44,000 | \54,500 |
※重量は、本体+フレーム+フライシートの合計。張り縄、ペグは含まず。
エアライズ1 vs エアライズ2買うならどっち?
エアライズの購入を検討している人の悩みでよくあるのが、一人用のエアライズ1と二人用のエアライズ2のどっちを買うかという問題です。
山岳・登山用テントにとって”軽さは正義”。軽量化に努めるなら1人用で十分という意見もあります。
他方で、いやいや1人用では荷物も置くスペースが十分でない。ソロで使用するにしても居住性を考慮すればエアライズ2を買うべきという意見もあります。
ソロでもエアライズ2がおすすめ!
個人的な見解では、ソロで使用が前提でもエアライズ2がおすすめです。
1と2の重量差は190g、缶ジュース1本分以下の重量差です。また、収納サイズにおいてはほとんど差が無いです。
反面、エアライズ1と2では設営サイズにおいて幅が30㎝、奥行5㎝、高さ5㎝の差があります。大した差ではないと思うかもしれませんが、体感ではエアライズ2の方が圧倒的に広く感じます。
テントの中で荷物の整理・準備、着替えなどをすることを考慮すればソロで使用する場合でもエアライズ2の広さは大きな魅力です。
また、二人用を購入しとけば友人・知人を誘ってテント泊登山やキャンプを楽しむことも可能です(汎用性が高い!)。
以上の理由より、エアライズ1か2でお悩みなら2の方を購入しといた方が無難だと思います。
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アライ エアライズの評判・口コミは?
エアライズの居住性や使用感についてより深く知りたい!という人のためにエアライズの購入者・使用者による評判・評価、口コミ情報を紹介します。
評判・評価、口コミ・レビュー
最高、国産の強み
コンパクト!軽い!簡単!最高ですね。色々検討半年。やはり、アライに落ち着きました!色も写真より上品で大満足です。エアライズはロングセラーだけありますね。コロコロモデルチェンジしない分、何かあった時の信頼性も高い、国内メーカーというのも安心大。
一人用か二人用かで迷いましたが、二人用で正解でした。夫婦で寝るには充分、ひとりでは荷物も置けてバイクキャンプでも良いです。
流石!老舗はよいです!
いろいろ迷いましたが、これにしました。
最大2名とありますが、大人2名は無理だとおもいます。
設置は非常に簡単です。
作りもしっかりしていて良い買い物をしたと思います。
何しろ軽くて小さい。単独行での縦走には十分。1~2人用となっているが、2人は無理かも
定番商品だけのことはあり、設営や撤収の容易さ、重量、居住性など文句なしです。ただ、最近よく見掛ける海外ブランドのテントと比べると、「格好良さ」という点ではやや劣るかなあ…。まあ好みの問題でしょうが。
グランドシート一体がありがたい。
テント場でよく見かけるのはモンベルのステラリッジですが、個人的にはエアライズを買って良かったと思いました。グランドシートがテントと一体なので、設営時に別々に広げてから組み合わせるという煩わしさが解消されます。
夫婦で使用するサイズとして、とてもよい山岳テント(ミニマム思想で)ですね。
設営も問題なし。土間も十分でしょう。
山岳テントは、キャンプ用テントではありませんからね。
非常に軽くて小さく、組み立ても簡単です。
湿度が高い日に多く使ったのですが、本体とフライシートに通気口が付いていますので、上手く使えば結露をかなり防げます。
価格分の価値は十分あると思います。
おいおい、星5つと星4つ、いい評価ばかりじゃないか!悪い評判・口コミ情報はないのか?というツッコミがありそうですね。
ネットで検索できるエアライズのレビューはほぼすべてチェックしましたが、悪い評価・レビューはほぼ皆無でした。
▼エアライズの在庫をチェック
エアライズ ライバル比較
モンベル ステラリッジとの比較
アライ エアライズの最大のライバルといえば、モンベルのステラリッジ!
エアライズと同じくクロスフレームのドーム型を採用したダブルウォールの自立式テントです。
構造、デザインはもとより価格設定まで似通っています。後発のステラリッジがエアライズを意識していることは間違いないでしょう。
そんな、ステラリッジとエアライズを徹底比較します。
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エアライズの設営方法
アライ エアライズの設営方法はいたって簡単です。
どんな条件下でもスピーディーに設営できるように工夫が凝らされています。慣れれば3分程度で設営可能!
百聞は一見に如かず!動画で設営方法を確認しましょう。
その他~よくある質問
エアライズの耐水圧は?
(参考:アライテントTEL:04-2944-5855)
アライ エアライズの寿命・耐用年数は?
山岳テントの定番・ロングセラーモデルだけにアフターサービスはしっかりしています。
部品・パーツの欠損、破損、破れなどに対しては基本パーツの取寄せ・修繕が可能です。
大事に使えば一生モノと言いたいところですが…。
フライシートとインナーテント底部のウレタンコーティングは経年により劣化します(加水分解)。
加水分解によりコーティング部分がベタベタになったり、ボロボロになり剥がれてきます。これにより撥水・防水機能は消失します。
一般的にはこの加水分解が起こることでテントは寿命を迎えるいわれています。
加水分解が起こる年数・期間については、個々のテントの保存方法・使用方法により大きく異なります。
一般的には10年程度と言われますが、クリーニングを怠らす適切保存すれば10年以上使うことも可能です。
山岳テント特集
山岳用テントはアライのエアライズだけではありません。他のモデルと比較することでエアライズの特徴をより深く理解することができます。
まとめ
今回はアライテントの売れ筋・人気商品のエアライズを特集しました。
エアライズのスペック詳細、ユーザーさんによる評価・レビュー、ステラリッジとの比較などを通してエアライズの魅力が伝われば幸いです。
(文責・編集人 flyder)
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