シンプソンのM50ヘルメットのサイズ感や使用感についてレビューします。SIMPSON M50の安全性や重量、評判のほかライバルとなるベルのMOTO-3等各種ビンテージ モトクロス ヘルメットとの比較などもあわせて紹介。
- シンプソン M50のサイズ感について知りたい!
- シンプソン M50の安全性ってどうなの?
- M50の実際の使用感やライバル製品との比較は?
シンプソン M50の特徴・スペック詳細・安全性
ヴィンテージモトクロス用ヘルメットにカテゴライズされるシンプソン M50の特徴とスペックの詳細は以下の通りです。
シンプソンのM50はもともとは1970年代に登場したチンガードが帽体と一体となったフルフェイスタイプのヘルメットです。現行販売されているM50はヴィンテージ感のある当時のフォルムのまま現代の最新技術によって生産されています。(詳細:SIMPSON)
シンプソンM50のカラー展開について
店頭の在庫品の中にはシルバーやオレンジといったカラーもありますが、直近に生産されたモデルではブラック/フラットブラック/ホワイト/レッド/イエロー/ガンメタの6色展開となっています。
▼シンプソンM50 在庫情報▼
シンプソンM50の安全性について
- QシンプソンM50の安全性は大丈夫なの?
- A
シンプソン M50は冒頭でも紹介したように70年代のヴィンテージなデザインを踏襲しながらも現代の生産技術により生産されています。ですから当然に現在の安全基準をクリア(DOT)しています。正規代理店経由で輸入販売されている商品にはSGマークもついています。
チークパットやインナーキャップは取り外して洗濯可能
現代の品質基準に従って生産されていることからチークパッドやインナーキャップは脱着できる仕様となっており帽体から取り外して洗濯・クリーニングすることができます。
シンプソンM50の重量は?
- Qシンプソン M50 ヘルメットの重量は?
- A
シンプソンM50の重量についてはメーカーの公式ページを調べてみても記載がありませんでした。体重計で測ってみたところ純正のバイザー込みで1.2㎏でした(SMALLサイズ)。
シンプソン M50のサイズ感について
冒頭でも紹介したように現行のシンプソン M50のサイズ展開は、XS/Small/Medium/Large/XL/XXLの6サイズになります。アライやショウエイ等日本のヘルメットメーカー以上にきめ細かいサイズ展開になります。サイズ展開が豊富なだけにどのサイズを選ぶべきかでお悩みの人も多いと存じます。
シンプソン M50のサイズチャートは以下の通りです。
- XS:52-54cm
- SMALL:54-56cm
- MEDIUM:56‐58㎝
- LARGE:58‐60㎝
- XL:60‐62㎝
- XXL:62‐64㎝
基本的には頭囲サイズを基準に選べば問題ないかと思います。ただ、頭の骨格によっては同じ頭囲サイズの人でも大きく感じる人と小さく感じる人がいるのも事実です。特に日本人は欧米人に比べて頭の骨格が幅広といわれています。
私の場合は、アライのヘルメットではサイズ(55-56㎝)がジャストでシンプソンM50のSmall(54-56㎝)を選びました。はじめて頭を入れたときはやや圧迫感を感じました。ただ数回使用するうちに馴染むだろうという期待を込めてSmall(54-56)を購入。実際何回か被っているうちに最初に感じた圧迫感は感じなくなりました。
シンプソン M50のチークパッドはかなり分厚いです。また帽体の内側には脱着可能なインナーキャップが貼ってあります。チークパッド&インナーキャップなどの内装を調整することでフィッティング性を向上させることは可能です。
シンプソン M50の使用感レビュー
実はフルフェイス型のヘルメットを被るのは数十年ぶりです。最後に被っていたフルフェイスは20代の頃に使用していたアライのラパイドです。ラパイド以降はジェットヘルを含むオーブンフェイス型ヘルメットをもっぱら使用してきました。
そんなことからチンガード付きのシンプソン M50を使用するにあたり重量と視界、閉塞感の3点が気がかりでした。
シンプソン M50はオーブンフェイスヘルメットに比べて重たいのか?
実際にシンプソン M50を被ってバイクに乗ってみました。土手や河川敷を1時間ほどバイクで走り回ってみましたが普段使用しているオーブンフェイスヘルメットに比べて重たいと感じることはありませんでした。長距離・長時間をバイクで走るロングツーリングでも重量は問題ないと考えています。
シンプソン M50の視界は狭いのか?
シンプソン M50の視界は私が普段使用しているオーブンフェイスヘルメットに比べると悪いです。左右の視界は問題ないですが鼻より下の視界がチンガードによって遮られます(鼻下に影ができる)。頭を前傾させて上目遣いで前方を見る場合には気になりませんが、頭を垂直な状態にして前方を見る場合は鼻下の影が気になります。
シンプソン M50は閉塞感を感じるか?
ノンシールドとはいえ一応フルフェイスですからジェットヘルメットに比べて閉塞感がないとは言えません。特にダートゴーグルをすると顔全体が覆われることになるのでより閉塞感を感じます。
ゴーグルをした状態でバイクをハードに走らせるとヘルメット内の暑さも気になりました。夏の暑い時期にシンプソンM50とゴーグルという組み合わせは正直厳しいのではと感じました。
ゴーグルは閉塞感や暑さが気になるので普段使いの際にはサングラスを使用するのがベターだと思います。個人的には走行中でも風の巻き込みを抑えることができるオーバーサングラスの使用がおすすめです。
▼シンプソンM50 在庫情報▼
シンプソン M50のアクセサリー類【バイザー・ゴーグル・シールド】
シンプソン M50ヘルメットのバイザー、ゴーグル、シールドなど関連アクセサリー類を紹介。
シンプソン純正バイザー
シンプソン M50の帽体のスナップは5つあります。ですから純正バイザーは5スナップバイザーとなっています。
ただダムトラックはじめ他メーカーの3スナップバイザーも問題なく装着できます。
ゴーグル/サングラス
シンプソン M50はチンガードのあるフルフェイスヘルメットではありますがシールドがないノンシールドヘルメットです。ですから走行中に目を保護するためにゴーグル或いはサングラスを併用する必要があります。ダート用ゴーグルからヴィンテージゴーグルまで一般的なバイク用ゴーグルであれば問題なく装着できます。
ノンシールドヘルメットの解放感を楽しみたい人にはサングラスやオーバーサングラスの着用をおすすめします。
シンプソンM50用のシールド
シンプソン M50は元々はノンシールドタイプのヘルメットですが帽体のスナップを利用して汎用品のシールドを取り付けることができます。バイザー同様に5スナップではなく3スナップでも取付可能です。
バンドで留めるタイプのシールドならスナップを利用することなくシールドを装着することができます。(バイザーとの併用も可能)
シンプソン M50の評判・口コミは?
管理人によるレビューだけでは満足できない!シンプソンM50のサイズ感・使用感についてより多くの意見を聞きたいという人は以下の口コミ・レビュー情報を参考にしてみて下さい。
日頃使用しているA社のヘルメットサイズ(L)です。今回、M50を59-60で注文しました。結果、A社よりも若干緩めです。顎ひもをしっかりしめればジャストフィットしました。軽いので使いやすいし、かっこいいです。
yahooショッピング
今までフルフェイス被ったことなく店舗で他のを被ってみると圧迫感が気になってましたがm50はゆったりしていて取り外しのできるチークの部分を外すと更にゆったり被れます。安くはないですが色違いで欲しいです!
楽天市場
妻用に57-58cm購入、サイズぴったりでした。
楽天市場
アメリカンに似合うフルフェイスを探していたら知り合いにシンプソンを進められ、一番好きな外見だったモデル50にしました。カッコイイ!汎用タイプのバブルシールドを付けたら予想以上に可愛くて大満足です。
▼シンプソンM50の評判をチェックする▼
ライバル比較 vs BELL、SHOEI、ダムトラック
シンプソンのM50ヘルメットは、いわゆるビンテージ モトクロス或いはクラシック モトクロス ヘルメットというジャンルにカテゴライズされます。近年このビンテージ モトクロス ヘルメットの人気の高まりを背景に各ヘルメットメーカーからM50のライバルとなる種々の製品がリリースされています。
ベル BELL Moto-3
クラシック モトクロス ヘルメットの代名詞ともいえる製品がベル BELLのMoto-3です。シンプソンM50同様に1970年代に登場して一世を風靡した人気のヘルメットです。70年代に生産された当時モノがマニアの間で高値で取引されていしたが2010年代に入って再生産されました。シンプソンM50と比較すると顎のしゃくれ具合が鋭いのが特徴的です。
SHOEI EX-ZERO
SHOEIのビンテージ オフロード ヘルメット EX-ZERO!コチラは1980年代の生産されたSHOEIEXシリーズのクラシカルな外観を踏襲しながら現代的機能を備えた製品になります。シンプソンM50やベルのMoto-3とは異なりインナーシールドのを装備しているのが特徴的です。
ダムトラックスDAMMTRAX BLASTER
DAMMTRAXの人気のビンテージ ヘルメット「ブラスター」に改良が施された「ブラスター 改」!
ビンテージ モトクロス特有のフォルムはそのままに、内部構造と材質を改良することで大幅な軽量化に成功、被り心地が格段に向上しました。シンプソンやベル、SHOEIのビンテージモトクロスヘルメットに比べて価格が安いので気軽にビンテージモトクロスの雰囲気を楽しめます。
【特集】人気のビンテージ モトクロス ヘルメット
BELL、SIMPSON、SHOEI、DAMMTRAX 以外にもまだまだある人気のビンテージ モトクロス ヘルメット!
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