アウトドア用のミニテーブルの定番であるソトSOTOのフィールドホッパーST-630についてレビューします。
キャンプ、釣り、登山など様々なシーンでの実際の使用感・使い心地をレポート。
フィールドホッパー購入者による口コミ・レビュー、ライバル商品であるスノーピーク オゼンライトや類似品の各種ミニテーブルとの比較、天板を固定するカスタム方法についても紹介。
- フィールドホッパーの特徴や魅力について知りたい!
- フィールドホッパーの使用感、良い点・悪い点は?
- ライバルのオゼンライトや類似品と比べてどうなの?
- 天板を固定するためのカスタム方法を知りたい!
ソトのミニテーブル フィールドホッパー ST-630について
軽量・コンパクトで携行性に優れたアウトドア用のミニテーブルの代表格ともいえるSOTOのフィールドホッパーST-630!
既にご存知の人も多くと思いますが、先ずは簡単にフィールドホッパーの特徴とスペック(仕様)を紹介。
- 使用時サイズ:幅29.7×奥行21×高さ7.8cm
- 収納時サイズ:幅29.7×奥行11×高さ1.9cm
- 本体重量:395g
- 耐荷重:3kg
- 材質:天板=アルミニウム、スタンド=ステンレス
- 付属品:専用収納ナイロン袋
フィールドホッパーの定価、販売価格は?
フィールドホッパーの定価はSOTOの公式ページによると¥5,800(税込)になります。口コミ・レビューでは値段が高いという声も聞かれますが定価と実際の販売価格は異なります。ちなみにワタシが購入したときの価格は4,860円でした。
▼フィールドホッパーの実勢価格は?▼
フィールドホッパー、実際の使用感・使い心地は?【レビュー】
では早速、フィールドホッパーの実際の使用感・使い心地についてレポート致します。
実際に使ってみた感想・満足度
2016年4月にフィールドホッパーを購入してからこれまで、ソロキャンプやバイクでのキャンプツーリング、ラーツー、釣り、登山、トレッキングなどで様々なシーンでフィールドホッパーを使用し、その使い勝手の良さには大満足です。
これまでにいくつかの折り畳み式ミニテーブルを使用してきましたが展開・設営、撤収・収納のしやすさという点ではフィールドホッパーに敵うミニテーブルは皆無です。
サッとワンアクションで展開できるのでココだと思った場所で即テーブルを設置することができる♪バイクツーリング特にラーツー用のミニテーブルに最適です。
軽量でコンパクトに収納できるフィールドホッパーはバックパックキャンピングでも大活躍です。
軽量・コンパクトなので渓流釣りにも携行。コヒーブレイクや昼食時に大活躍!
軽量・コンパクトでワンアクションで展開できるフィールドホッパーは登山でも大活躍!フィールドホッパーがあれば、混雑する山頂でも僅かなスペースを利用して登山飯を楽しむことができます。
場所を選ばず素早く展開・撤収できるフィールドホッパーは冬山登山の強い味方。
天板はアルミで脚はステンレス、錆に強いのでサーフ釣行や、
カヤックツーリングなどでも大活躍です。
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フィールドホッパーの長所~気に入っている点
これまでフィールドホッパーを使用して良いと思った点(長所)は以下の通りです。
面倒な組立・分解は一切不要!サッと展開・収納できる!
購入前は、別にワンアクションじゃなくても…と思っていましたが、組み立てや撤収の手間を省略できるのは本当にありがたいです。
ワンアクションで展開・組立できるフィールドホッパーの利点はオゼンライトをはじめとするミニテーブルのライバル商品・類似品と比較しても抜きん出ている。
オゼンライトをはじめとするライバル商品とは異なり、フレーム、天板、脚が一体化されているので組立・分解は不要。パーツを無くす心配がありません。
フィールドホッパーの天板は1㎜厚程度のアルミです。耐熱性があるので卓上でグリルや焚き火台を使用することができます。
フィールドホッパーの天板を地面に対して垂直方向に立てることでシングルバーナーの風防(風除け)として利用することも可能です。
フィールドホッパーの短所~不満な点
これまでフィールドホッパーを使用していて不満に思った点(短所)は以下の通りです。
天板が固定式ではないため、テーブルの脚を地面から浮かすと天板がセンターから”へ”の字型に折れ曲がります。天板にモノを載せたままテーブルを移動する際には注意が必要です。公式サイトにも『物をのせたままテーブルを持ち上げたり、移動させたりしないでください。』との注意書きがあります。
ちなみにフィールドホッパーの
カスタムで天板を固定
フィールドホッパーにカスタマイズを加えることで天板を固定することが可能です。(参考:フィールドホッパー【カスタム】天板の固定方法)
ライバルであるスノーピークのオゼンライトやダンロップのコンパクトテーブルと比べて若干重量が重い点。
フィールドホッパーの天板の高さは78㎜。この天板の高さにマッチした椅子・チェアはロースタイルチェアか座椅子に限られます。
チェアの高さに合わせるためローテブルの上で使用
ヘリノックスのチェアなど座面の高いチェアとフィールドホッパーでは座面の高さとテーブル天板の高さが完全にミスマッチ(座面に対して天板が低すぎる)。そんな場合にフィールドホッパーをローテブルの上に重ねて使用することで座面と天板の高さのバランスを調整することができます。
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ライバル商品 オゼンライトとの比較
ソトのフィールドホッパーを語るうえで外せないのがライバル商品であるスノーピークの”オゼンライト”です。そこでフィールドホッパーとオゼンライトの主なスペックを比較してみました。
フィールドホッパー | オゼン ライト | |
使用時サイズ | 297×210×78㎜ | 297×210×85㎜ |
収納時サイズ | 297×110×19㎜ | 297×120×5㎜ |
重量 | 395g | 270g |
フィールドホッパーの方がテーブルの高さがやや高いのと収納時に厚みがある点を除いて使用時サイズ・収納時サイズともに両者の差はほとんどありません。
やはり気になるのは重量です。オゼンライトの方が125g軽いです。大体コヒー1杯分の重さですね。
トレッキングや低山登山では気にする重さではないかもしれませんが、アルパイン登山のように少しでもバックパックの重量を軽くしたい場合には無視できない重量ですね。
反面、オゼンライトにはフィールドホッパーのようにワンアクションで展開・折り畳める機構は備わっていないので組み立て作業が必要になります。
使い勝手の良さを優先するならフィールドホッパー、重量(軽さ)を優先するならオゼンライトといったところでしょうか。
オゼンライトとフィールドホッパーの比較については下記の記事を参考にして下さい。重量・サイズ等のスペック、機能性や使用感、安定性・信頼性など多角的な比較を紹介。
フィールドホッパーよりも軽量で使いやすい⁉
フィールドホッパー vs 類似品買うならどっち?
他のキャンプ用品の例に漏れず、フィールドホッパーに代表されるアウトドア用ミニテーブルの市場でも廉価な中華系ブランドの製品が多数登場しています。
フィールドホッパー or 廉価な類似品のどっちを買うべきかでお悩みの人も多いのではないでしょうか。
ただ、フィールドホッパーの類似品といっても、外見こそは似ていますが、ワタシの知る限りはフィールドホッパーにようにワンアクションで展開・収納できるポップアップ機構を採用している製品は皆無です。また重量の点でも、”軽量”と謳いながらも400gが超える製品ばかりです。
機能性や携帯性を考慮すれば廉価なミニテーブルよりもフィールドホッパーの方が勝っていると評価できます。加えて、リセールバリューを考えればフィールドホッパーが廉価品に比べて割高ということはできません。
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フィールドホッパーの口コミ・レビューを紹介
先程紹介したように私個人のフィールドホッパーに対する評価は”★★★★(星4つ)”ですが、他の購入者さんはどのように評価しているのでしょうか。
フィールドホッパーの使い心地について私以外の意見を聞きたいというひとのために購入者さんによる口コミ・レビューから参考になるものをいくつか紹介します。
収納性抜群。
色々とミニテーブルは出ていますが、収納性、軽さ、手入れのしやすさで、これはかなりいいです。
バイクでのツーリングやソロキャンプ、釣りに使っています。
今、話題のヨコザワテッパンのお供にピッタリです。
ワンアクションでの設置がこの商品の最大のセールスポイントでしょう。
重量ではスノーピークのオゼンにはかないません。
それもヘビーな登山では重量差100gはバカにできません。
しかしそれでもSOTOを選びました。
以前はキャプテンスタッグのあれを使っていましたので、組立時間短縮と軽量化は◎です。
収納ケースからの出し入れがもっと楽だと良いな。
簡単ですが、やはり重量があり 登山用には不向きかな?もっと軽い物 注文済みが届くのが待ち遠しいです
しっかりした造りで良いテーブルですが、山に持って行くにはやや重いかな、
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総評
100件以上のレビューに目を通したのですが、購入者さんによるフィールドホッパーに対する評価は概ね好評です。
ネガティブな評価も紹介したいのですが★★★(星3つ)以下の評価は皆無でした。
レビューでみられた同製品に対する不満といえば、オゼンライトに比べて重量が重いことに対する不満がほとんどでした。
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フィールドホッパー【カスタム】 天板の固定方法
先程紹介したようにフィールドホッパーの天板にはロックする機構がありません。
不用意にテーブルの端を持ち上げると天板のセンターが折れ曲がりテーブルの上に載っているマグカップ等が天板から落下することになります。
ちゃんと、↓画像のように天板の真ん中を手で押さえて持ち上げれば何の問題はありません。
天板が固定されないというフィールドホッパーの欠点はちょっと注意すれば足りることです。ことさら欠点と取り上げるほどの問題ではないと思います。
それでも気になる人のために簡単にできる天板の固定方法を紹介します。
100均ストア(セリア)で手に入るレールホルダーという商品を使います。紙を綴じることができるクリアファイルです。
レール部分をホルダーから外して、レールを半分にカットします。カットしたレールをフィールドホッパーの天板側面にはめ込んだら完了です。
レールがロックの役割を果たし天板を固定することができます。
▼天板の固定方法の詳細 YouTube▼
フィールドホッパーと相性のよいキャンプ道具
フィールドホッパーでキャンプや登山などのアウトドアアクティビティをより楽しむためにフィールドホッパーと一緒に使いたいおススメのアイテムを紹介!
軽量・コンパクトで焚き火台、ウッドストーブ、アルスト五徳として使えるバーゴのヘキサゴンストーブ!
マグカップとしてはもちろんのことクッカーとしても使えるスノピのチタンシングルマグ450!
フィールドホッパー脚の高さは7.8cm。ヘリノックスのチェアワンをはじめとする一般のアウトドア用チェアでは高さがマッチしません。
その点、座面の低いエーライトのメイフライチェアならフィールドホッパーの高さとピッタリマッチします。
まとめ
今回はSOTOのフィールドホッパー ST-630について管理人によるレビューの他に購入者さんの口コミ・評価、ライバル商品であるオゼンライトとの比較などを紹介させて頂きました。
本記事中で指摘したようにフィールドホッパーについては、オゼンライトに比べて重たい、天板が固定されないという短所もあります。
しかし、フィールドホッパーの最大の特徴であるワンアクションで展開・収納できる利点は短所を補っても余りある長所だと感じています。
キャンプ、バイクツーリング、登山などのアウトドアで使える携行性に優れた折り畳み式ミニテーブルのご購入を検討している人におすすめの商品です。
当記事を通して読者さんにフィールドホッパーの魅力が伝われば幸いです。
(文責・編集人 flyder)
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