去る2019年4月上旬の某日、大阪まで行ってホンダのCL400というバイクを買ってきました。1998年製で走行距離は約7,600㎞、外装は20年前のバイクとは思えない程に良好な状態を維持している個体です。今回は、そのCL400を購入に至るまでの経緯を記事にしました。
ホンダのCL400の購入を決めた理由
現在、主に乗っているトリッカー(XG250 キャブ車)には以下の2つの問題がありました。
- 長距離ツーリングには不向き
- 高速道での巡行速度に難あり
トリッカー(キャブ車)の燃料タンクの容量は満タンで6L。
全国的にガソリンスタンドの減少が続く昨今、ちょっと田舎の方に遠出すると給油所を探すのに苦労する始末。また、車格が小さいので長距離ツーリングでは疲労がたまりやすい。
加えて、空冷250㏄という非力なエンジンとギア比の関係で高速道路における巡行可能速度は時速80~90㎞程度。きょうびの高速道路で巡行速度80では危険を感じること多々あり。
ということで、400㏄クラスのバイクの購入を検討。
CL400に決めた理由
(出典:本田技研工業株式会社)
登山、渓流釣りの遠征、キャンプツーリングに使えるバイクといことを考慮してオンにもオフにも対応できるバイクが欲しかった。
400㏄クラスでデュアルパーパスのバイクと言えば候補はかなり絞られる。
そこで真っ先に浮かんだは、和製スクランブラーの先駆的モデルCL72の血を引くCL400です。
CL400には、オフ車であるXR400の空冷・単気筒エンジンをベースとしたエンジンを搭載。
車体はスリムで軽量、セミアップマフラーにアンダーガードも標準装備されているので悪路・ダート走行にも対抗可能。
何よりもクラシカルで個性的なスクランブラースタイルのデザインに惚れた。
空冷・単気筒400㏄、最高出力、29ps/7,000rpmという数値は非力とも思えるが、SR400と異なりエンジンの振動を低減するためのバランサーが内蔵されているので100㎞巡行も問題ないとのこと。
⇒ 実際100㎞/hでの巡行走行、問題ありませんでした。
CL400以外の候補は…
ただ、実際に購入を検討する段階になると他にもいくつかの候補が浮かびました。
SR400、BMWのG310GS、CB400SSなどです。
YAMAHA SR400
SR400はエンジンの振動を抑えるバランサーが無く震動が酷いために長距離&高速走行には不向きということで却下。
BMW G310GS
BMWのG310GSは現在進行形のバイク、今後もモデルチェンジが予定されているであろうから、敢えて今乗る必要はないということで却下。
HONDA CB400SS
CL400の兄弟車ともいえるCB400SSは迷いましたね。
CL400は中古車のタマ数が少ないため、なかなかノーマル仕様の程度の良い見つかりませんでした。対してフレーム&エンジンを共通にするCB400SSはタマ数豊富。
CB400SSを購入してCL400仕様に改造することも考えましたが、やはりオリジナルのCL400が欲しいということで却下。
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大阪のバイク屋さんをハシゴしてCL400を購入
CL400に決めたはいいが、イザ車を探してみると中古車のタマ数が極めて少ないことを知る。
グーバイクをはじめとする中古車情報をネットで検索してみてもヒットするのは全国でも数台のみ。しかも、オリジナルの外装をまとったCL400となるとさらに少なくなる。
虎視眈々とCL400の中古車情報を追い続けること数か月。最終的にノーマル仕様でかつ走行距離の少ないCL400に2台に絞り込む。
その2台がともに大阪にあるということでハイエースで大阪に向かうことに。
大阪にある2台のCL400を比較して気にいった方を現状渡しで購入してその日にハイエースで引き取るという算段です。
バイクだけ見にいって、あとはバイク輸送のBASを利用する手もありますがハイエースを一日レンタルした方がコストが安上がりなので・・・。
大阪の街を南から北へ、CL400が置いてある2軒のバイクをハシゴした結果、龍神ジャパンさんで売りに出されていたCL400を購入することに。
1998年製、走行距離約7,600㎞、20年前とは思えないほど良好な外観のCL400
現金で支払いを済ませ、必要書類を受け取り、バイクをトランポに積載。
高速を飛ばして帰路へ。
日没後に無事帰宅。
おしまい。(CL400ユーザ車検に続く…)
(テキスト・編集人 flyder)
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