モンベルのバーサライトパック20についてレビューします。
バーサライトパック20を実際に使用して感じた同製品の長所・短所についてレポート。バーサライトパック20のサイズ感、ちょっと変わった利用方法、15L、30L、40Lとの比較などもあわせて紹介。
- バーサライトパック20の長所・短所について知りたい!
- バーサライトパック20の使用感・サイズ感は?
- アタックザック以外の利用方法は?
- バーサライトパック15・20・30・40買うならどれ?
評価の詳細については本文で…
モンベル バーサライトパック20の特徴・スペック
先ずは、モンベル バーサライトパック20の特徴と基本スペックをみていきましょう。
参考記事 モンベルのリュックについて
バーサライトパック 20の特徴
バーサライトパック20は、スピードハイクやアタックザックとしての使用に最適な超軽量の小型バックパックです。UL仕様ながらも快適な背負い心地と機能性を確保。モンベル独自のバリスティック®ナイロンを使用することで軽量ながらも強度と耐久性も備えた仕上がりになっています。
※スペック詳細は最新の現行モデルの仕様になります(モンベル公式)
廃盤となっていたホワイトが復活⁉
バーサライトパック20では既に廃盤とななっていた人気のホワイトカラーが2022年から復活⁉と思われましたが…。よく見るとホワイトカラーとは微妙に異なります。モンベルの商品ページ上ではライトグレー (ICWT)と表記されています。
バーサライトパック20の長所・短所【レビュー】
モンベルのバーサライトパック20を実際に使ってみて感じた使用感、良いと思った点(長所)及び残念に思った点(短所)、サイズ感などについてレポートします。
長所・良いと思った点
バーサライトパック20を使用してみて良いと思った点(長所)は以下の通りです。
コンパクトに収納できるポケッタブル仕様
リュック全体をトップリッドのファスナー中に丸めて収納することで非常にコンパクトに収納できます。軽量・コンパクトだから邪魔にならない。携帯性に優れているのでアタックザックとしての利用はもちろん買い物などの普段使いからサイクリングなど広範囲に活用できます。
個人的にはバイクツーリング用リュックとして重宝しています。
軽量なだけじゃない!背負い心地・機能性でも◎
軽量なだけなら100均のナップサックで足りる。適度に幅のあるショルダーハーネスは長さ調整も可能。またショルダーハーネスの裏側はメッシュのライニングが施されていたり、体格に応じて高さ調整可能なチェストストラップが装備されていたりして可能な限り背負い心地にも配慮しているのが伺えます。
機能面においても、ハイドレーション用のポケットはもちろん管を通すためのループやフロントポケット、隠しポケット、アックスホルダー、などが備わっていてリュックとしての機能性の高さも伺えます。
ホワイトカラーの存在感
視認性の高いホワイトカラーは、バイクツーリングやサイクリングの際には安全チョッキとしても機能します。また、無雪期なら山中で遭難した際には発見されやすいというメリットもあるかと…。
短所・残念だと思った点
バーサライトパック20を使用して残念だと思った点(短所)は以下の通りです。
フレーム・芯材がないので型崩れをおこす
リュック自体を丸めて小さく収納できるくらいですから荷室の型を維持するようなフレーム・芯材は一切ありません。ですから装備をきれい揃えてパッキングしても荷室の中で荷崩れを起こしやすいです。そのためリュックのシルエットもなんとなくだらしなく見えます。
内容物のカラーが透ける
これは、ホワイトカラーに限った難点ですが…。荷室に黒色など色の濃いモノを容れると内容物の色が透けてみえます。
バーサライトパック20のサイズ感
管理人(flyder)の身長は163㎝で体重は62㎏です。バーサライトパック20の背面長のサイズは46㎝で固定。長さを調整することはできません。
リュックが背中にフィットするようにショルダーハーネスの長さを調整するとリュックのボトムが腰上の位置にきます。
リュック全体が背中の中に収まるサイズ感。正面から見るとリュックのシルエットは完全に背中に隠れて見えません。背中からのはみ出しがないので行動時に邪魔に感じることは一切ありませんでした。
バーサライトパック15・20・30・40買うならどれ?
ご承知かと存じますが、モンベルのバーサライトパックには15Lと20L、30L、40Lのモデルが存在します。
各容量モデルのスペック、オプション装備や機能性の相違ついてはモンベル公式ページで確認いただくとして。いずれの容量モデルがおすすめかと聞かれれば、ワタシ的にはやはりバーサライトパック20をおすすめします。
15Lは容量はともかくとして背負い心地や機能面で物足りなさを感じます。また30L・40Lモデルは軽量性という面では魅力的ですが、このクラスの容量なら特別な理由がない限り軽量性よりも背負い心地や利便性を重視して通常モデルのリュックを選びたいものです。
アタックザックとしての利用を考えた場合も30L・40Lモデルは20Lに比べて携帯性という面で魅力を感じることができません。
アタックザック特集
シートゥーサミットやカリマー、ミレー、ブラックダイヤモンドなど軽量でコンパクトに収納できるアタックザックが勢揃い。
バーサライトパック20の利用方法について
もともと、アタックザックとしての利用をメインで考えていましたが、トレッキングやハイキングなどにも使っています。
バイク用のリュック兼プロテクターに最適!
バーサライトパック20の使用方法として一番気に入っているはバイクツーリング用のリュック兼プロテクターとしての利用です。
既に申し上げたようにバーサライトパック20の存在感のあるホワイトカラーは視認性が高いので安全チョッキとして機能します。
フロント側は胸部プロテクターとして機能
それに加えて、バーサライトパックのショルダーハーネスのループからノースフェイスのマップケースを吊るせばマップケースをチェストガード(胸部プロテクター)として利用することができます。マップケースの中には地図帳(ロードマップ)に加えて緩衝材を入れておきます。
背中側は脊椎パッドとして機能
さらに、バーサライトパックのハイドレーション用ポケットの中に空気を注入したエバニューのウォーターキャリー(2L)を格納しておけば、脊椎パッドとして背中を保護する役割を果たしてくれます。
もちろん、バーサライトパックの荷室はそのままリュックとして利用できます。
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