フライでバスを釣る(フラデバ)際に使うバスフライとして実績の高いポッパー!
低番手のフライロッドでも楽にキャスティングできるるように工夫した自作のポッパーを紹介します。果たして自作ポッパーでバスは釣れたのか?
#4ロッドでもキャスト可能なフライ ポッパーを自作
フライでバスを釣る時は以前なら、6番ロッドか7番ロッド、あるいはセージのバス用ロッド290grを使っていましたが、最近は4番ロッドを多用するようになりました。
4番ロッドには、小バスでも引きが楽しめる。一日ロッドを振り続けても疲れないなどのメリットがある半面、#6~#7ロッドで多用していたバカでかいポッパーがキャストできないというデメリットがあります。
市販のマイクロポッパーなるものも使ってみましたが、作りが粗雑でアクションもイマイチ、とても納得のいくレベルのモノではありません。
ならば、自分で作ろう!ということで、バス用ポッパーを自作することにしました。
自作ポッパーの作成にあたり留意したのは以下の2点です
- #4ロッドでもキャスト可能なこと。
- 安価な素材で簡単に巻けて量産が可能なこと。
ということで、完成したのがコチラ↓のポッパーです。
最大の特徴は、ヘッド部分の真ん中に穴を空けて中空にしたことです。
名付けて、バキューム・ポッパー!
ヘッドを中空にしたことでキャスト時の空気抵抗が減へるのでボリュームのあるポッパーも投げやすくなります。
また、中空部分がしっかり水を咬んで、ポッパー特有のスプラッシュ音を増大するという狙いもあります。
自作のフライポッパーでバスは釣れたか…?
早速フィールドテストをすることに。斬り込み隊長に任命したのはイエローカラー!
#4ロッドにWF#5ラインの組合せでもしっかりとターンオーバーして、飛距離も十分!
軽くリトリーブするだけで中央部の穴が水を吸い込み「ボコッ」というポッパー特有のスプラッシュ音を発生し、水面に波紋を広げてくれます。
強めのリトリーブを入れれば派手な水しぶきも上がり、バスに対するアピール度はバッチリ!
アクション的には文句なしです。
30分程キャストを続けましたが反応がないので、ブラックにカラーチェンジします。
黒色のポッパーで↓画像奥の葦際を左から右へ絨毯爆撃することに。
ブラックにカラーを変えてから3度目のプレゼンテーション、葦際からのドックオフで激しいバイトがありました。
数十秒のファイトの末、水面に浮いてきたのは…、
狙っていたバスではなくカミナリでした。
ランディングして魚拓撮影
バキュームポッパーが雷魚の下顎にガッツリとフッキング。
体高はそれほどありませんが長さは40cmオーバー。
この日は他のフライをテストする予定があったため、バキューム・ポッパーのテストはここまで。残念ながらバスを釣ることはできませんでした。
次回につづく・・・
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以上、今回は自作のフライポッパーとその関連情報について紹介させて頂きました。
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