鎌ヶ岳登山、宮妻峡⇒カズラ谷⇒岳峠ルート3月の山行記録。
2018年3月中旬の某日、鎌ヶ岳へ登山に行ってきました。
今回登ったルートは宮妻峡キャンプ場を起点とするカズラ谷道⇒岳峠ルートになります。
鎌ヶ岳の登山ルート・登山口について
鎌ヶ岳の登山道・ルートは、菰野町の湯の山温泉を起点とする長石尾根、長石谷、三ツ口谷道、馬の背尾根道、武平峠ルートと四日市側の宮妻峡キャンプ場を起点とするカズラ谷道と鎌尾根ルートなどがあります。
今回、登ったルートは、宮妻峡キャンプ場 ⇒ カズラ谷道分岐(1:50) ⇒ 岳峠(0:30) ⇒ 鎌ヶ岳山頂(0:30)になります。
宮妻峡登山口
恥ずかしながらこの日は寝坊したため午前8時過ぎという遅い時間に出発。
伊勢湾岸自動車道で四日市の宮妻峡を目指します。
東名阪自動車道の四日市インターから宮妻峡までは県道753号と44号を経由し約30分ほどです。
宮妻峡キャンプ場
宮妻峡から鎌ヶ岳へ登る場合は宮妻峡キャンプ場が登山口への起点となります。
宮妻峡キャンプ場には登山者のための駐車場が整備されいます。
本来であれば県道44号で宮妻峡キャンプ場まで車で行けるはずですが、この日は土砂災害のためにキャンプ場の数キロ手前で通行止め。
※現在復旧作業中、予定では2018年5月17日までは通行止めとのことです。
仕方なく通行止めとなっている最寄の駐車場にバイクを止めて、宮妻峡キャンプ場まで歩くことに。
県道44号を歩いて宮妻峡キャンプ場に到着したのが午前11時ちょっと前。
本来は、宮妻峡キャンプ場 ⇒ 水沢峠 ⇒ 鎌ヶ岳 ⇒ カズラ谷道 ⇒ 宮妻峡キャンプ場というルートを予定していましたが、時間的に厳しいので諦めてカズラ谷道から登ることにしました。
カズラ谷登山口 ⇒ カズラ谷分岐(1時間50分)
宮妻峡キャンプ場から続く林道を徒歩で10分程度歩くと右手側にカズラ谷道経由の鎌ヶ岳登山道の標識を目にすることができます。
宮妻峡キャンプ場からの林道を直進すると水沢峠-鎌尾根経由の登山口に向かいます。
今回はカズラ谷道かわ登るので林道から右折してカズラ谷経由の登山口へ。
カズラ谷道の登山道は小さな沢を渡るところからはじまります。
ここから鎌ヶ岳の山頂までは約2時間(標準時間)です。
最初は沢伝いの登山道が続きます。
沢にそそぐ小さな滝の景勝を楽しむことができます。
沢沿いの登山道はやがて樹林帯へと入っていきます。
山肌が深くえぐられた滑りやすい場所には多少注意が必要です。
登山口から1時間ほどの登ると左手側に水沢岳を望むことができます。
カズラ谷道は”谷道”とはいうものも、初心者にも歩きやすい尾根道もあります。
登山開始から約1時間30、そろそろ休憩も兼ねてジェル系の行動食でエネルギー補給。
行動食でエネルギー補給してから15分程度登ったところでカズラ谷分岐に到着。
ここから岳峠までは雲母(きらら)峰の尾根道になります。
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カズラ谷分岐 ⇒ 岳峠 (30分)
カズラ谷分岐の尾根道にでると右手に御在所岳を見ることができます。
北側向きの尾根道では残雪が残っています。
3月中旬頃までは念のために軽アイゼンを用意しておくのが無難です。
雲母峰の尾根を暫く歩くと右手に鎌ヶ岳の尖峰をみることができます。
鎌ヶ岳の山頂を横目に凄し岳峠に向かいます。カズラ谷分岐から歩くこと約30分で岳峠の鎖場に。
岳峠から見る鎌ヶ岳の鋭く尖った岩峰の眺めは圧巻!
眼下には四日市の平野部を見下ろすことができます。
鎌ヶ岳山頂へ(30分)
岳峠を登り切ってから再び来た道を引き返して鎌ヶ岳の山頂へ向かいます。
登り始めからすでに2時間30程経過。最後の力を振り絞って急峻な岩道を鎌ヶ岳の山頂目指し登ります。
登山開始から約3時間、ついに鎌ヶ岳の頂上に登り詰めました。
鎌ヶ岳山頂から雨乞岳方面を望みます。
コチラ↓は鎌ヶ岳から見える御在所岳
そして四日市の街並み。
山頂からの景色を堪能して少し遅い昼食。
オプティマスのスベア123Rで焼肉。
日没まであまり余裕が無かったので急いで食事をかき込み下山することに。
無事下山
食事を食べ終えて下山を開始したのが午後3時過ぎ。
雲母峰・カズラ谷経由で宮妻峡登山口まで下山。
午後5時頃に宮妻峡キャンプ場、5時半には道路閉鎖箇所の駐車場まで戻ってくることができました。
事故なく登山を楽しむことができたことに感謝!
おしまい。
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編集後記
朝5時起きの予定だったのが、起きたら7時過ぎという失態…。
急いで朝食を済ませて家を出たのが8時過ぎ。
本来東名阪自動車道の四日市インターで降りるべきところを通過して、やむなく鈴鹿まで行ってしまうという大失態まで。
とどめは、宮妻峡キャンプ場に続く国道44号が途中で通行止めというドタバタ続き・・・。
登山開始の時刻が11時と遅い時間だったにも拘わらず日没前に無事下山できて何よりでした。
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