御在所岳 本谷コースの登り方~登山口・ルート地図の紹介【本谷-大黒岩】

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御在所岳 本谷ルート 大黒岩

御在所岳 本谷から大黒岩へ登る登山道を画像で紹介。

本谷コースの登山口へのアクセス、本谷ルートの地図、本谷での事故状況なども併せて紹介します。

御在所岳 本谷コースについて

『御在所の本谷コースってどこにあるの?』

本谷コースとは、御在所岳の一ノ谷本沢を登るルートで通称「本谷ルート」と呼ばれるバリエーションルートです。

御在所岳山頂への登山ルートとしては、表道、中登山道、一ノ谷新道、武平峠道などが有名ですが、本谷ルートは一般登山道とは異なるバリエーションルートゆえに一般の登山地図にはルートが表示されていません。

過去に死亡事故を含む何件もの事故が発生していて御在所岳の中では難易度の高い上級者向けのコースとされています。

本谷コースのルート地図

本谷コースにもいくつかバリエーションがありますが、今回紹介するのは不動滝、大黒滝を巻いて大黒岩まで登る最もポピュラーで安全なルートです。

御在所岳 本谷ルート 地図

中登山道(尾根道)と一ノ谷新道(尾根道)の間にある谷道(一ノ谷本沢)が本谷ルートです。

本谷の登山口から大黒岩までのコースタイムは約2時間程度(参考)です。

本谷コース登山口へのアクセス

鈴鹿スカイライン(国道477号)の御在所岳中登山道前の無料駐車場から本谷ルートの登山口までは徒歩で10分程度です。

ここの駐車場はシーズン中の休日には早い時間に満車になるのでなるべく早い時間に駐車スペースを確保する必要があります。

本谷-大黒岩-山上公園までルート紹介

それでは、御在所岳本谷の登山口から大黒岩、山上公園までのルートを画像で紹介します。

中道駐車場 – 本谷コース登山口

御在所岳 中道 駐車場

御在所岳の中登山道近くの無料駐車場から鈴鹿スカイラインを歩いて登ります。

御在所岳 登山口 鈴鹿スカイライン

駐車場から5分ぐらいで中登山道口に到着。

御在所岳 中道 登山口

中道登山口にある登山届ポストに登山届を出します。

中登山道口 登山ポスト

本谷コースを登るには、中道登山道とは反対側、登山ポスト奥の左手側にある鉄橋を渡ります。

御在所岳 本谷コース 鉄橋

鉄橋を渡って石段を登ります。

本谷コース登山口へ

石段を上がりきると目の前には、現在は閉鎖されている御在所山の家があります。

御在所山の家

御在所山の家の前を山側に進んでいくと、大きな岩に赤の塗料で『本谷コース』と書かれた道標が目につきます。

御在所岳 本谷コース 道標

道標の方向に進むと、右手側に一ノ谷川が見えてきます。

御在所 一の谷川

ペイントマークに従って沢へ降ります。

一ノ谷の沢に降りる

沢へ降りると大きな堰堤が…。

本谷の堰堤

堰堤とは反対側の樹林帯の中へ入っていきます。

本谷ルート 入り口

本谷 – 不動滝

樹林を潜ると本格的な沢道になります。ここからが本谷ルートの開始です。

本谷ルートの始まり

登り始めから10分ぐらいで小さな滝が現れます。

小さなな滝を超えるとはさらにナメ滝が連続する箇所に・・・。

御在所岳 本谷 ナメ滝

登り始めゾーンにある小さな滝でも死亡事故が発生していると聞きます。

本谷の小さな滝

滑り安い箇所もあるので十分に注意が必要です。

御在所岳 本谷ルートを登る

本谷ルートは他の登山道と比べて人の往来が少ないのでサワガニやオニヤンマなど街でお目に掛かれない生き物に出会えます。

御在所 本谷 サワガニ

オニヤンマ 御在所

沢の登り始めから30分程度で不動滝に到着。

落差20m弱、滝のてっぺんに大きな岩が覆いかぶさっているのが不動滝です。

本谷ルート 不動滝

本谷ルートの登山口から不動滝までは沢伝いに登ればOK!特に迷う箇所も無いです。

ここ不動滝でも死亡事故が発生しています。

安全の為には滝の直登りは避けて巻道から登りましょう。

不動滝 – 大黒滝

不動滝の巻道は滝のビューポイントから10mほど手前の『左手側』にあります。

滝に近付きすぎると巻道の入り口をつい見逃してしまいます。

本谷ルート 不動滝 巻道

樹林に覆われた巻道を10分ほど歩くと再び沢の本筋に合流します。

1谷の本筋と合流後10分程で谷の中央に鎮座する大きな岩の上に…。ここから一ノ沢の本谷を見下ろすことができます。

御在所 一ノ沢の本谷を見下ろす

この大きな岩のスグ先に最初の分岐があります(高度830m)。
ここの分岐は『右側』、倒木のある方向に進みます。

御在所 本谷ルートの分岐

最初の分岐を30mほど進むとまた分岐が…。この分岐も『右側』に進みます。

御在所 本谷ルートの分岐 その2

更に10分ほど登った先にも分岐が…。

ココの分岐は『左側』に進みます。

御在所 本谷 3番目の分岐

2又に分かれた谷を左手側に進みます。

本谷ルート 大黒滝方面に

左手側に進んだ谷の入り口には真新しいチェーンとロープがあれば、それが正規のルートです。

本谷 チェーンとロープ

谷を詰めていくと進行方向に大きな一本杉が目に留まります。

御在所 本谷 一本杉

この一本杉の右手奥にある滝が「大黒滝」になります。

御在所岳 本谷 大黒滝

この大黒滝でも死亡事故が発生していると聞きます。

大黒滝 – シャーク岩 – 大黒岩

大黒滝をやり過ごして20mほど先に進むと、ペイントで右方向を示す矢印が描かれた岩を目にすることができます。

ペイントは消えかけているので見逃さないよう注意して下さい。

本谷ルート 大黒滝からの進行方向

矢印の示す方向に従い、細い掘割り状の斜面を登ります。

本谷ルート 登山道 掘割

掘割状の斜面を登りきると今度はロープでの急登り。

本谷 登山道 ロープ場

その先は笹薮に囲まれたゾーンに突入。

御在所 本谷ルート 笹藪

この先もロープ、ワイヤーでの急登箇所が続きます。

本谷ルート ワイヤー

ワイヤーが張られた岩を超えて谷を詰めていくと進行方向にサメの頭の形に似た大きな岩が現れます。

御在所 本谷 シャーク岩

この岩が通称「シャーク岩」あるいは「ジョーズ岩」と呼ばれている有名な岩です。

御在所 本谷 ジョーズ岩 

岩の下を潜って通過することもできます。

コチラ↓がシャーク岩の出口になります。

御在所 ジョーズ岩 出口

ちなみに、私は一度もシャーク岩の下を潜ったことがないです。潜りたいとも思いません。

シャーク岩から先はゴロ岩で埋め尽くられた谷をひたすら詰めていきます。

本谷コース ゴロ岩

身長を超える岩壁がある箇所も…。

岩登りの基礎を身に着けるには絶好のコースではないでしょうか。

御在所 本谷の岩場を登る

視界の先に御在所ロープウェイの山上公園駅の駅舎が見えたらゴールは近いです。

御在所ロープウェイ 山上公園駅

高度1100m近くの地点で左手側の崖からロープが垂れ下がっているのが目に入る筈です。

御在所 本谷 ロープ

このロープ伝いに崖をよじ登ります。

御在所 本谷 急登

崖を登りきると大黒岩の方向を示す看板標識があります。

御在所 大黒岩 標識

標識に従い左手側に10mほど進むと大黒岩に到着!

御在所岳 大黒岩

この大黒岩は御在所岳有数のビューポイントの一つです。

大黒岩の先まで進むと絶景を楽しめます。

眼下の下には四日市の街と伊勢湾が広がっています。

御在所 大黒岩からの眺望

南西方向には鎌ヶ岳を眺めることができます。

大黒岩から見る鎌ヶ岳

↓は一ノ谷新道から見た大黒岩。

一ノ谷新道から見た大黒岩

こちら↓は中道の富士見岩から見た大黒岩。

富士見岩から見た大黒岩

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大黒岩 – 山上公園

大黒岩から山上公園に行くには、一ノ谷新道を経由します。

大黒岩から来た道を引き返し、さらにその先に進むと一ノ谷新道の方向を示す標識があります。

大黒岩から一ノ谷新道へ

標識に従って左手側に進むと一ノ谷新道に合流。

大黒岩から10分程歩けば山上公園に到着します。

一ノ谷新道から山上公園

山上公園の先が一等三角点になります。

御在所岳山上公園

以上で御在所岳 本谷ルートの案内は終わりです。

御在所 本谷ルートを登る際の注意点

御在所 本谷 注意点

御在所岳の本谷ルートは、バリエーションルートだけに一般の登山道のように整備が行き届いていません。

距離は短いとはいえ、谷は深く急登箇所もいくつかあるのでそれなりの体力が必要です。

岩場においては、大きな岩が不規則に並び、岩の端が切れ落ちているところも多いです。そなな場所でバランスを崩せば大きな事故に繋がる危険性は大です。

それだけに、ちゃんとした装備を整えて登りましょう。落石の恐れもあるのでへルメットも着用した方がよいでしょう。

雨が降れば岩は滑りやすくなります。雨後に本谷ルートを登って岩から滑り落ちて亡くなられた人もいます。

天気が不安定な日や雨後に登るのは避けた方が無難です。

また、道迷いにも注意が必要です。間違ったルートを進むと、引くに引き返すことができなくなる箇所もあります。

それだけに、先に紹介した分岐の箇所で進むべき方向をしっかりと頭に入れておくことが必要です。

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動画で見る御在所岳本谷の登り方

御在所岳 中登山道口から本谷ルートで大黒岩まで登った際の動画(スライドショー)をyoutubeにアップしたので御覧頂ければ幸いです。

御在所岳 本谷での事故

大黒岩の入り口には、大黒岩で亡くなられた方を悼む遭難碑が設置してあります。

御在所岳 大黒岩 遭難碑

この事故以後にも、不動滝、大黒滝、その他の滝での死亡事故等々…。多数の方が本谷でお亡くなりになったと伝え聞きます。

最近では、落石により指を切断する事故もあったと聞きます。

上の遭難碑にはきみのおもいでは、われわれのいましめとの文句が刻まれています。

本谷ルートを登られる人が、注意を怠ることなく安全登山を心がけること願います。

(テキスト・編集人 flyder

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