バイクのシートバッグ&タンクバッグの盗難防止対策を紹介します。
シートバッグやタンクバッグの盗難を防止する対策に加えてシートバッグ、タンクバック、サイドバッグも含めたバッグ類の盗難予防に高い効果を期待できるとっておきの対策も紹介!
シートバッグ&タンクバッグ 盗難対策の必要性
先ずはシートバッグ&タンクバッグの盗難対策の必要性について基本事項を確認しておきます。
シートバッグ&タンクバッグのつけっぱなしは極力避ける!
シートバッグやタンクバックを常時バイクにつけっぱなしにするの極力避けましょう。つけっぱなしにしておけば、それだけ盗難被害に遭うリスクは高くなります。
盗難リスクが高くなるだけでなく紫外線や風雨に晒されることでバッグのファブリック(生地)が劣化し美観が損なわれます。
シートバッグやタンクバッグは簡単に取り付け・脱着できる仕組みになっています。必要がないときは極力バイクから取り外して室内で保管しましょう。
【注意】コンビニでの買い物、ツーリング先での休憩・食事・観光時
シートバッグ或いはタンクバッグの盗難防止対策において特に注意が必要なのは、コンビニでの買い物やツーリング先でに休憩・食事・観光などで短時間バイクから離れるときです。
長時間バイクを離れるときは、シートバッグ&タンクバッグをバイクから取り外して持ち運ぶ或いはコインロッカーなど安全場所に保管しておけば足ります。
問題は短時間バイクから離れる時です。コンビニでの買い物や、道の駅での買い物・休憩・食事の際にもシートバッグやタンクバッグをバイクから外して持ち運ぶのは現実的ではありません。だからといって盗難防止対策を怠ることはできません。短時間とはいえシートバッグやタンクバッグをバイクにつけぱっなしにておけば盗難リスクは高まります。
短時間だから大丈夫という油断が盗難リスクを高める
そこで、シートバッグやタンクをバイクに付けたままバイクを離れる際にシートバッグ&タンクバッグの盗難予防対策が必要になります。
シートバッグ、タンクバッグ自体の盗難防止策
最初にシートバッグ或いはタンクバッグ自体の盗難(持ち去り)を防止するための対策を紹介します。シートバッグやタンクバッグはバイクへの脱着が容易であるがゆえ僅かなスキがあれば持ち去ることができます。シートバッグ&タンクバッグ自体の盗難を避けるためにはバッグ本体をワイヤーでバイクに繋ぎロックしておくのが一番です。
シートバッグの盗難・持ち去り防止対策
ワイヤーロック等を利用してシートバッグ本体をバイクのフレームやリヤキャリアなどに繋ぎ留めます。ヘルメットロック用のワイヤーと南京錠の組み合わせでも問題なくできます。
ワイヤーを通す箇所としてはシートバッグの取っ手やⅮリングなどを利用します。
タンクバッグの盗難・持ち去り防止対策
ワイヤーロックを利用してタンクバッグをバイクのハンドルに繋ぎ留める。
タンクバッグとバイクのハンドルをワイヤーで繋いで南京錠でロック!
シートバッグ&タンクバッグの中身の盗難防止対策
シートバッグやタンクバッグ本体の盗難とは別にバッグの中身を盗まれないようにするための対策も必要です。シートバッグ、タンクバッグの中身を盗まれないためには南京錠やダイヤル式ロックを利用してバッグのファスナーに鍵をするのが一番です。
シートバッグの中身の盗難防止対策
シートバッグの中身を盗まれないように荷室ファスナーの金具を南京錠でロック!
タンクバッグの中身の盗難防止対策
タンクバッグの中身を盗まれないようにダイヤル式ロックでタンクバッグのファスナー金具をロック!
シートバッグ本体と中身の盗難対策を一度に!【一石二鳥】
シートバッグやタンクバッグ本体と中身の盗難防止対策を別々にするのは面倒臭い!という人には以下の方法をおススメします。
シートバッグ本体とファスナーを一緒にロック
シートバッグの荷室のファスナーを南京錠でロックする際に南京錠にワイヤーを通してバイクのフレートと繋いでおけばシートバッグ本体と同時に中身の盗難防止策として機能します。
タンクバッグ本体とファスナーを一緒にロック
タンクバッグのファスナーを南京錠でロックする際に南京錠にワイヤーを通してバイクのハンドルに繋いでおけば中身の盗難防止と同時にタンクバック自体の持ち去りの防止にも役立ちます。
効果絶大!シートバッグの盗難予防・イタズラ予防のための対策
これまでに紹介した対策でも十分に盗難防止の効果を期待できますが、必ずしも十分というワケではありません。
盗難を防止するために鍵やロックを利用することも重要ですが、ワイヤーロックは切断されればそれまでです。また南京錠やダイヤル式ロックも破壊されればそれまでです。
シートバックやタンクバッグ或いはサイドバッグ、リアボックスなどの盗難を予防するための対策として以下の方法をおすすめします。
バイク全体をバイクカバーで覆う
ちょっと大きめサイズのバイクカバーを用意しておけばシートバッグやタンクバッグ、サイドバッグ、リアボックス含めてバイクカバーで覆ってしまうことができます。
バイク全体をカバーで覆ってしまえば外からシートバッグやタンクバックの存在は明らかにはなりません。シートバッグ等の盗難予防になるだけではなくバイク自体の盗難予防、イタズラ防止対策としても機能します。
さすがにコンビニでの買い物の際にシートカバーをするのはどうかと思いますが…。知らない土地で数時間以上バイクを離れる際にはシートカバーをしておくのがおすすめです。
バイクカバーの目的はあくまで「目隠し」です。なにも高価なカバーである必要はありません。
シートバックをレインカバーで覆う
バイクカバーをするのは大げさだ!そこまでしたくないという人には、シートバッグをレインカバーで覆っておくことをおすすめします。
シートバッグにカバーを掛けるぐらいなら僅かな手間で済みます。バイクカバーがバイクの盗難防止に効果があるのと同様シートバッグのカバーがシートバッグの盗難予防に効果があるのは自明のことです。
保険でシートバッグ盗難の損害をカバーしよう!【携行品特約】
ここまでシートバッグの盗難対策についていろいろと紹介してきました。この記事で紹介した盗難予防対策を実施することで盗難被害に遭遇する可能性は格段に低くなることでしょう。ただ、どんなに盗難の予防対策をとっても盗まれるときは盗まれます。そこで、不幸にも盗難被害に遭った場合に備えて損賠をカバーするための保険に加入しておくことをおすすめします。
携行品特約なら月数百円で加入できます
保険といっても何も新規で契約する必要はありません。既に加入している自動車保険やバイク保険、火災保険等の損害保険に携行品特約(動産特約)が存在するのであれば、その特約に加入することでシートバッグ盗難の損害をカバーすることが可能です。何もバイクの保険でなくても自動車保険や火災保険に不随する携行品特約でも、一般的にはバイクのシートバッグ盗難も保障の対象になる筈です。シートバッグ本体だけでなく中に入れているガジェット類やキャンプ道具などの動産も保険でカバーされます。
シートバッグの盗難対策をとっても尚盗難に不安を覚える人は、既に加入済みの損害保険に携行品特約があるか否かをチェックしてみて下さい。携行品特約があるなら月数百円程度で加入できるかと思います。
シートバッグの盗難防止対策とあわせてチェックしたい関連情報
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