ヤマハのトリッカーってどんなバイク?
トリッカーについていろいろ知りたい!という人のためにトリッカーの特徴や魅力、足付き性、燃費、快適な巡航速度、楽しみ方などについて当メディアの責任編集者のflyderがレポートします。
トリッカー キャブ仕様
先ずは愛車紹介から、画像で見ての通りイエロー/シルバーの初期型トリッカーXG250(DG01J)、いわゆるキャブレター仕様のトリッカーになります。
主な改造点は、デルタトルクヘッドパイプ、デルタバレル4Sサイレンサー、二次エアキャンセラー。
トリッカーの特徴と魅力について
トリッカーというバイクの特徴については、私が御託を並べるよりも、製造元であるヤマハ発動機さんにより特徴紹介に委ねます。
トリッカーは、「フリーライド・プレイバイク」というまったく新しいジャンルを開拓した乗り物だ。
またがった瞬間に感じるワクワクは、新種のストリート・スポーツに出会ったときのそれに似ている。ビギナーにやさしく、それでいてベテランが乗っても奥が深い。
しっくりとなじむ軽量・スリム・コンパクトな車体は、いつでもどこでも楽しめる可能性に満ちている! 思いのままに、自由自在なライディングを、一度味わってみて欲しい。
(引用元:Yamaha Motor Co., Ltd.)
私なりに補足すると、軽量・スリム・コンパクトな車体構成にリア16インチの小径ホイール、ホイールベースが短いのでアクセルワークやブレーキ操作、姿勢変化がマシンの挙動にダイレクトに伝わるのが大きな魅力です。
コンパクトな車体とリア16インチの特性を活かしてアクセルターンも簡単に出来ます。
コツを覚えればウィリーもラクラク♪
街乗りでは、幹線道路でも流れに乗り遅れることはなく、渋滞時にはスリムな車体を活かしてすり抜けもラクラク♪
セローと同じエンジン・フレームを用いたデュアルパーパス的要素が強いバイクなのでオンもオフも両方楽しめます♪
峠のワイディングを走っても楽しい~!
林道走行も楽しめます。
その気になれば、ダートトラックや
グラストラッキングも楽しめます。
もちろん土手でのトレッキングや散歩も・・・。
ガソリンタンクの容量が少なく積載能力が低いのでツーリングには不向きという声もありますが、工夫次第でキャンプツーリングも楽しめます。
トリッカー キャブ車の不満な点
トリッカー キャブ車のタンク容量は 6リットル 。
満タンでの航続距離は平均25㎞/Lとして150㎞程度。ロングツーリングでは給油場所を気にする必要があります。
ちなみに、2013年に登場したFI車は7.2リットルに増量されています。2018年に発売される新型では7リットルに減少。
カタログ値の燃料消費率は後発のFI車よりもいいのですが、実際の燃費ではFI車に劣ります。
同一エンジンのセロー250のキャブ車と同じで始動性の悪さには定評があります。
毎日乗っていれば冬でもセル一発で始動しますが、数日間乗っていないと夏でもチョークが必要になります。
トリッカーに関するよくある質問
ヤマハのバイク トリッカーに関してよくある質問にお答えします。
トリッカーの足付き性は?
現行のインジェクションモデルで810mm、初期型のキャブ仕様だと790mmです。
この足付き性の良さが魅力の一つでもあります。
足つき性がいいのでマックスターンもラクラク。
低速でのトレッキングやトライアルごっこ、ガレ場走行でこの足付き性の良さが強い味方になります。
トリッカー キャブ車の燃費は…?
FI車に比べて燃費が劣るというトリッカーのキャブ車、実際の燃費はどんなものなのでしょうか?
私の場合ですと、普通の街乗りで23~25㎞/L、ツーリングですと27~30km/Lです。
初期型トリッカーのタンク容量は6L(リザーブ容量1.9L )なので街乗りでトリップメーターが100㎞使くなると燃料コックをリザーブに切り替えます。
高速での快適な巡航速度は?
自動車専用道路や高速道路でトリッカーで快適な走れる巡航速度は?
100km/h 以上での巡航も可能ですが、エンジン、フレームの振動が気になり心臓の心拍数が上がります。風防がないので風圧も気になります。
快適に運転できる巡航速度は80km/h ぐらいまでです。
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(テキスト・編集人 flyder)
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