

- エイガードのデメリットは?
- エイガードの代用品として利用できるものは?
- エイ対策に使えるグッズ、アイテムを知りたい!
エイ対策として利用されるエイガードにはいくつかのデメリットがあります。エイガードを自作するにも結構な手間と時間が掛かります。そこで、エイガードの代用品として利用できるモノがないか探してみた。エイガードの他にもエイ対策に使えるグッズを紹介!
エイガード自作するよりも代替品探した方がよくない…?
シーバスをはじめ河口域や干潟、サーフでウェーディングゲームを楽しむ際に忘れてならないのがエイ対策。
釣りやサーフィンなどのマリンスポーツを愉しむ人ならご承知のことと思いますが、エイに刺されれたら刺された箇所や毒の量によっては死亡することもあります。
そうでなくとも、入院・長期の療養が必要になり仕事はもちろん日常生活に支障をきたすことになります。
そこで、必要になるのがエイ対策です。
ウェーディング時のエイ対策として真っ先に挙げられるのがエイガードです。
しかし、このエイガード、結構なお値段がします。
値段の他にも様々なデメリットが挙げられます。
エイガードを自作する人もいるようですが、結構な手間と時間が掛かります。手間と時間を掛けてエイガードを作ってみたけど全く使い物にならないなんてこともあります。
そこで、手っとり早く既存のモノの中でエイガードの代替品になるものがないかを探してみることに・・・・。
エイガードのデメリットとについて
ひと口にエイガードといっても、ソックスタイプと外付タイプの2種類のタイプに分かれます。それぞれのタイプのレイガードのデメリットをみていきましょう
ソックスタイプのエイガード
ソックスタイプのエイガードの代表として、アムズデザイン(ima) ima エイガードとパズデザインのレイガードIIがあります。
ケプラーやノーメックス等、防刃性の高い特殊な繊維生地を使用して作られているものです。
ウェーダーのインナーに装着して使用します。このソックスタイプのエイガードのデメリットとしては以下の点が挙げられます。
- 兎に角、値段がバカ高い!
- ウェーダーのインナーに装着するためウェーダーをワンサイズ上にものに買い替える必要がある。
- エイの毒針に刺された場合、ウェーダーに穴が空くことを防止できない。
外付タイプのエイガード
外付タイプのエイガードの代表としては、K&Kプロダクツのステルス エイガードとリトルプレゼンツの EIガード3等の製品があります。
- 兎に角、見た目が格好悪い!
- 水の抵抗を受けやすく動きにくなるのでラン&ガンには不向き!
- 装着するのが面倒臭い!
- リトルプレゼンツの EIガード3については、つま先や甲、踵などガードされていない部分が多いのが不安!
- 完全防備のステルスガードについては壊れやす!耐久性に難があるとの声を聞く。
エイガードの代替品になるものを探してみた
現在販売されているエイガードには、それぞれ値段やその他の面でいろいろ不満がある。
ならばとエイガードを自作してしまえと考える人も多いようです。
かく言う私も、エイガードを自作しようと試みたことがありますが、時間と手間が掛かる割には満足のいくものを作る自信がなく諦めました。
そこで、格安で購入でき、手っとり早くエイガードの代用品として利用できるモノがないか探してみました。
釣り用のレッグガード/ゲイター
膝や脛を保護するために使われる釣り用のレッグガードです。素材にはネオプレーンの生地が使われいます。
もちろん、エイの毒針を阻止するには役不足です。
ただ、それなりに厚みがあるので何もしないよりかはマシではないでしょうか。
また、レッグガードとウェーダーの間にアルミの薄板を挟む等の工夫を加えればエイガードの代用品として機能してくれるでしょう。
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脚絆(きゃはん)

工事現場の作業員や港湾労働者が足の脛を保護するために装着する保護具です。ゲートルという呼び方もされます。
厚手の丈夫な帆布で出来ていて、比較的簡単に装着できます。
エイの毒針を完全に防ぐことができるか否かは疑わしいですが、貫通力を一定程度減殺する効果は期待できます。
なにより、格安で購入できるが最大の長所と言えるでしょう。
さらに、探しているとコンなものを見つけました。

ステンレス入りの脚絆です。帆布製に比べてお値段高めですが(それでも2~3千円程度)、エイガードとしての効果は格段に期待できます。
甲プロテクター
脚絆だけでは、甲の部分が不安だという人には甲プロテクターがおススメ!

安全靴・作業ブーツ
脚絆+甲プロテクターでもつま先や足の側面、踵の部分が不安だという人もいらっしゃるでしょう。
そんな人には安全ブーツがおススメ!

エイの針は、PVC製のウェーダーブーツなんぞ簡単に貫通します。
安全ブーツにはつま先には(モノによっては踵にも)スチールカップが入っています。
また素材となる合成皮革は、ブーツ型ウェーダーのラバーブーツよりも格段に丈夫ですからエイの毒針の貫通力を減殺してくれるでしょう。
但し安全靴の使用はソックス型ウェーダー(ストッキングウェーダー)もしくは速乾パンツや鮎タイツを履いていることが前提となります。
ブーツ一体型のブーツフットウェーダーでは利用できないのは言うまでもありません。
つまり安全靴をウェーディングシューズ代わりに使うという利用法になります。

ウェーディングシューズとして利用するので、排水用の穴(ドレイン)を空ける加工が必要でです。といってもドリルで穴を空けるだけですが…。
各種レッグガード&レガース
野球、サッカー、空手、キックボクシング等の各種スポーツで使用するレガースやレッグガードも使い方次第ではエイガードの代用品として一定の役割を果たことができるでしょう。

いずれも動きの激しいスポーツ用に考案されたものですから動き易さという点では言うことはありません。
但し、ふくらはぎ等の脚裏がカバーされないのが難点です。
その他のエイ対策グッズ
エイ対策はエイガードだけではありません。エイガード以外のエイ対策グッズを紹介します。
ウェーディングスタッフ

エイは元々臆病な生き物で自分から攻撃を仕掛けてくることはないです。
ウェーディング時にエイに刺されるケースのほとんどは、エイを足で踏んだことが原因です。
エイを足で踏まなければ、エイに刺される心配はありません。
そこで有効なのが、ウェーディングスタッフやウェーディング ステッキと呼ばれる杖です。
自分の立ち位置周辺や進行方向の海底をウェーディングスタッフで突きながら釣りをしていれば先ず刺される心配はない筈です。
ウェーディングスタッフの代用品は?という質問を頂いたので回答します。
伸縮式あるいは折り畳み式のトレッキングポールでも代用できます。アルミ製あるいはカーボン製なら錆びることもありません。
ポイズンリムーバー
不幸にもウェーデイングゲーム中にエイに刺された場合の応急処置に効果を発揮するのがポイズンリムーバーです。
ハチやヘビの毒針や毒液を吸引作用で体外に吸い出すための器具になります。
もちろん、エイに刺された場合にも効果があります。ポイズンリムーバーばあれば体内のエイの毒液を少しでも体外に排出することができます。
これを携行しているといないでは、万一のときの安心感が全然違います

※エイ対策だけじゃない!▼ ウェーディングに必要な装備と注意点▼


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エイガードの代用品 まとめ
以上、エイガードの代用品となるモノをいろいろと挙げてみました。
エイ対策としては、もちろん本物のエイガードを購入するに越したことはありません。
決して代用品の利用を薦めるものではありません。
ただ、エイの生息域において無防備でウェーディングをするぐらいなら安価でもエイ対策として利用できるものがあるのではという趣旨とご理解下さい。
ちなみに、管理人は通常はウェーディングブーツ+ソックス型ウェーダー+ネオプレーンソックス、夏場であればウェーディングブーツ+速乾パンツ+ネオプレーンソックスという装備にウェーディングスタップで海面を突きながらサーフ、河口域での釣りを愉しんでいます。
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