日本百名山の一つに数えられる恵那山に登ってきました。ルートは広河原から山頂までのピストン。
当日の山行の様子の動画&画像び恵那山広河原登山口へのアクセス、駐車場情報から12月の恵那山登山の服装・装備などを紹介します。
恵那山 広河原ルートの紹介~登山口へのアクセス・駐車場情報
恵那山の登山道・ルートの中でもっともメジャーで人気のある広河原ルートの紹介。
広河原ルートの詳細
今回私が登った広河原ルートは以下の通りです。
片道約6㎞、コースタイムは登り3.5時間、下りは2時間。
恵那山登山口へのアクセス
恵那山の広河原登山口の駐車場へは中央自動車道の園原ICより車で15分程度です。
- 東京から約3時間50分
- 名古屋から約1時間40分
- 浜松から約2時間40分
- 大阪から約3時間40分
駐車場情報
恵那山広河原登山口の約2㎞南に登山者向けの無料駐車場があります(収容台数は約50台程度)。
厳冬期は、無料駐車場までの道が凍結するので、チェーンは必須です。
恵那山登山12月の山行記~広河原ルートをピストン
12月の恵那山登山動画 by flyder
今回の恵那山広河原ルートの登山(林道ゲートから山頂避難小屋までをピストン)の模様を10分程度の動画にまとめました。
林道ゲート前の駐車場から出発
午前7時30分 林道ゲート前の駐車場から出発します。
林道ゲートがある地点の標高は約1150m、ここから山頂までの高度差は約1,000mになります。
林道ゲートから広河原登山口まで続く舗装道路では路面が完全に凍結、スケートリンク状態になっている箇所もありました。
林道ゲートから広河原登山口までは約2㎞。午前7時50分 広河原ルートの登山口に到着。
登山口には登山届用のポストの他に熊の目撃情報ありとの立て看板が立っていました。
登山口を進んで沢(本谷川)を渡るための橋を渡ります。
この橋を渡ると広河原ルートの本格的な登山道がはじまります。
この橋を渡ると本格的な登山道がはじまります。
ここらの標高は1,250m程度、登山道は薄っすら雪に覆われています。
午前9時10分 標高1700m付近に位置する四合目休憩所通過します。
標高1,800mを超えると展望が開けてきます。
恵那山 展望地からの眺望
午前10時 標高1,990mにある 展望地に到着。
この展望地からは北側には御岳山を、
東側には、日本アルプスの木曽駒ケ岳、空木岳を
南東方面には、赤石岳、塩見岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳等々、南アルプスの山々を一望できます。
10時45分、恵那山の九合目を通過。
もう、山頂は近いです。
笹薮の先に開けた場所が見えてきました…
恵那山頂の様子
午前11時、出発から3時間30分で恵那山頂(一等三角点)に到着。
山頂にある一等三角点の周囲には樹木はないですが、スグその先は樹林が生い茂り眺望が望めません。
展望台に登ってみることにします。
展望台に登っても視界は立木に遮られていて何も見えません。もう、笑うしかありません。
山頂からの眺望は噂通り見栄えのしない眺めです。
目の前の立木がなければ北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプスの山々を一望できるだけに残念でなりません。
山頂のプレート前で記念撮影。
恵那山頂には黄色いプレートの他、阿智7サミットの一つであることを示す赤いプレートも設置されています。
また、一等三角点の西側には恵那神社の本社(奥宮)が設置されています。
山頂近辺を一通り散策した後は、山頂メシの定番カップヌードルで昼食。
マイナス5度の世界で食べるカップヌードルはいつもにもまして美味しかったです。
▼参考:登山用バーナー&クッカーセット▼
”https://wanderinglife55.com/tozan-burner-coocker/”恵那山頂で昼食&休憩した後は、一等三角点の西側にある避難小屋まで行くことに…。
三角点から恵那山頂避難小屋までは約500m、時間にして10分程度です。
恵那山頂より下山
避難小屋から再び三角点まで戻って午後1時より下山を開始します。
午後3時に広河原ルート登山口に到着。無事下山完了しました。
恵那山の見どころは?
日本百名山の中では、地味なイメージが強い恵那山。
確かに、山頂から眺めは残念の一言に尽きます。
しかし、広河原ルートの1,990mにある展望地からの眺めはなかなかのものです。
御嶽山から中央アルプスを代表する木曽駒ケ岳、南アルプスの山々を一望することができます。天気が良ければ北アルプスの乗鞍岳も見ることができるでしょう。
12月の恵那山登山の服装と装備
12月ともなれば標高2,191m恵那山の山頂ではマイナス10°を下回ることも珍しくないです。十分な防寒着と装備が必要です。
今回の恵那山登山で着用した服と装備は以下の通りです。
服装
トップス
ベースレイヤーは、ワークマンのコンプレッションシャツ。
ベースレイヤーの下にはドライレイヤーとしてTS DESIGN TS DRYを着用。
ミドルレイヤー兼アウトレイヤーには、モンベルのシャミースジャケット。
アウターは、ワークマン・イージスの防水・透湿性ジャケット。
ボトムス
インナータイツは、おたふく手袋 ボディータフネス コンプレッションタイツ。
パンツは、モンベルのトレッキングパンツ+ゲイター。
念のためオーバーパンツを持参するも使わずじまい。
靴は、スカルパ トリオレプロ。
装備
48Lザック(オスプレイのケストレル)、flyderオリジナル登山用ベルト、ポーチ、チェストバッグ、登山用バーナー&クッカーのミニマムセット、アイゼン、スパイクチェーン、トレッキングポール(T字)、飲料水1.5L、ファーストエイドキット、カメラ、携帯、帽子、その他。
恵那山の天気
山の天気は平地とは異なり目まぐるしく変化します。特に標高2,000mを超える恵那山では、平地では晴れていても山頂付近は大荒れというケースも珍しくありません。
恵那山登山を予定させる方は必ず山の天気予報をチェックしておきましょう。
flyder その他の登山・山行記録一覧
(テキスト・編集人 flyder)
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