【懸垂下降講習】モンベルの山歩き講習会で懸垂下降を学んできました

【懸垂下降講習】モンベルの山歩き講習会で懸垂下降を学んできました

懸垂下降 講習会

モンベルの山歩き講習会岩場歩き編で懸垂下降と下降からの登り返しを習ってきました。

懸垂下降講習会のプログラム内容と復習の模様をシェアいたします。

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モンベル 山歩き講習会 岩場歩き編 御在所岳で懸垂下降

今回、私が参加した懸垂下降講習は、アウトドアの総合ブランド モンベルが主催するモンベルアウトドアチャレンジ「山歩き講習会<岩場歩き編>御在所岳 懸垂下降]になります。

参加条件&講習会の料金は以下の通りでした。

  • 場所:御在所岳
  • 料金:\7,800(会員価格)
  • 定員:5人
  • 参加条件:経験不問、山登りできる体力があること
  • 持ち物:ヘルメット、120㎝スリング、安全環付カラビナ1個
    ※ヘルメットはレンタル可能です。

ちなみに、この懸垂下降の講習会は春と秋で年2回開催されているようです。

1回の募集が定員5人と少ないことから募集開始後にスグに席が埋まるので注意が必要です。

今年の春の募集時にも申し込んだのですが、既に満席で参加できず。

秋の募集の存在を知って申し込んだ時も1か月以上前だったにも拘わらず既に満席。念のために欠員が出た場合の補欠予約をしておいたら欠員が生じて今回無事参加することができました。

興味がある方は、モンベルのイベント・ツアー情報(山歩き講習会)をマメにチェックしておきましょう。

▼モンベルクラブ会員のメリットとは?▼

懸垂下降講習会の内容

御在所ロープウェイ乗り場で集合

午前9時半に御在所岳ロープウェイ乗り場に集合。

ロープウェイで山頂まで登り、裏道登山道九合目辺りにある岩場へ向かいました。

午前中は、この岩場を利用して懸垂下降の講習会が行われました。

テープスリングを利用した簡易ハーネス

テープスリング 簡易ハーネス

先ず、最初に習うのは120㎝のテープスリングを利用したチェストハーネスのつくり方。これは、私もはじめ参加の多くは既に知っている内容でした。

▼【動画】簡易ハーネスの作り方▼

各種ロープの結び方・ロープワーク

懸垂下降講習

続いて各種ロープの結び方とロープワークについて学びます。

今回の講習会で学ぶロープの結び方は以下の通りです。

ダブルエイトノット、インクノット(とっくり結び)、ブーリンノット(もやい結び・キングオブノット)、ダブルフィッシャーマンズノット、プルージック。

上記の結び方をマスターしたところで、20mのクライミングロープを利用してロープの投げ方とロープの束ね方を学習します。

ロープの束ね方はもちろん、ロープの投げ方ひとつにもコツがあることを知ってロープワークの奥深さにある種の感動を覚えました。

支点の構築方法

懸垂下降 支点構築

ロープワークについて学習した後は懸垂下降の際の支点の取り方について学びます。

主にテープスリングとカラビナを使った支点の構築方法、流動分散について学習。

懸垂下降と登り返し

簡易ハーネスで懸垂下降

支点構築の学習を終えたら、いよいいよ懸垂下降と下降からの登り返しについて学びます。

まず最初に、下降器を使わないザイルを身体に巻き付ける通称”肩ガラミ”(古式懸垂下降方式)を習いました。

下降器を使わないので、こんなので大丈夫かと思ったのですが、実際にやってみるとこれが意外に使える。

ロープのテンションや抵抗を直接自分の身体で感じることができるので、下降器に馴れない間は肩ガラミの方がしっくりくるかも知れません。

続いて下降器の定番であるエイト環を使っての懸垂下降について習います。

エイト環の使用方法及びエイト環を使っての懸垂下降を習ったあとは、下降からの登り返しを習います。

アッセンダーを利用した登り返し

登り返しはプルージックを使う方法と簡易アッセンダー(ロープマン)を使った方法の2種類を学びました。

プルージックを使う場合には巻き数と止まり具合をよく確認するように指導を受けました。

ここまで終えて昼食タイムに・・・。

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支点構築から懸垂下降・登り返しの実践

午後からは断崖絶壁に近い!?とこに場所を変えて支点構築から懸垂下降と登り返しの実践を行います。

先生が見守る中、一人ずつ順番に支点構築から懸垂下降及⇒登り返しを通して実践します。

 

支点構築からの一連の作業を、午前中に習ったことを思い出しながら全部自分一人でやると、思った以上にやることが多くて脳みそに汗をかきました。

支点構築、懸垂下降、登り返し、それぞれ個別の作業で要求されるスキルはそれほど高いものではないが、これを通しでやると格段に難しさを感じます。

支点構築から下降開始までのセルフビレイの解除&安全確認や、懸垂下降から登り返しのシステムの切り替え作業と安全確認確認などの工程がスムーズにできない。

時間の都合で支点構築から登り返しまでをすべて一人でやる実戦練習は一回のみ。

全ての講習を終えて感じたのは、とにかく反復練習が必要だということ。

特に、懸垂下降から登り返しに移行する際のシステムの切り替えと安全確認には馴れが必要です。

懸垂下降&登り返しに必要な器具・装備

懸垂下降 器具と装備

クライミング用ロープ

これがなければ始まりません。太さは8㎜~10m㎜、長さ的には20mは欲しいとこです。

テープスリング

テープスリング

支点の構築はもちろん、簡易ハーネスとして使用したりセルフビレイ用にも必要になります。

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長さは120㎝、60㎝あたりは揃えておきたいですね。

安全環付カラビナ

ひと口に安全環付カラビナといってもいろいろな種類があります。

個人的にはスクリュー式(ネジ)よりもオートロックタイプが使いやすいと思っています。

下降器 デッセンダー

エイト環

ATCを使ってらっしゃる方が多いようですが…、モンベルの講習会ではエイト環を薦められたのでエイト環を購入しました。

登攀器 アッセンダー

ワイルドカントリーのロープマン2

小型・軽量で渓流釣行に最適ということで管理人はワイルド・カントリーのロープマン2を使用しています。

ヘルメット

転落はもちろん岩場ではちょっとバランスを崩しただけでも頭部を岩に強打することがあります。頭部を保護するためのヘルメットは必須です。

ビレイグローブ

ビレイ専用グローブでなくともロープの摩擦から掌を保護することができれば十分ではないでしょうか。

(テキスト・編集人 flyder

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