アルコールストーブで使うアルコール燃料を持ち運ぶためのボトル・容器を紹介!
100均の調味料ボトルからアルミの空き缶、スキットル等、ソロキャンプや登山での使用を前提に携行性に優れたアルコール燃料用ボトルとして使える各種ボトルや容器を紹介します。
- キャンプや登山で使うアルコール燃料ボトルのおすすめを知りたい!
- 携行性に優れたアルコールストーブ用の燃料ボトルが欲しい!
- 100均の調味料ボトルや空缶を燃料ボトルに使っても大丈夫?
トランギアをはじめとするアルコールストーブ専用燃料ボトルは必要?
キャンプや登山でアルコール燃料を持ち運ぶために使う燃料用ボトルといえば、トランギアのアルコールストーブ用燃料ボトルが定番です。
アルコールの持ち運びに特化した製品でアルコールストーブへの燃料の注入がしやすいことで人気の燃料ボトルです。
ただ、ソロキャンプや登山、キャンプツーリングなど装備の軽量化が求められるアクティビティにおいてトランギアのアルコール燃料ボトルが最適というワケではありません。
トランギアのアルコール燃料ボトルは大きすぎる
トランギアのアルコール燃料ボトルには1.0ℓ、0.5ℓ、0.3ℓの3つのサイズがあります。一番小さいボトルで容量0.3ℓ、重量約95gになります。
ワタシの場合、1泊程度のソロキャンプやテント泊登山でアルコールを0.3ℓも使うようなことはありません。100ml~120ml程度、余裕をもって150mlもあれば十分です。
0.3ℓのボトルは不必要に大きいだけでなく後で紹介する各種ボトルと比べても重たいです。装備の軽量化という面でも問題を孕みます。
レビュー情報をみると運搬中の燃料漏れや給油後の後垂れなど安全性の面で不安を抱かせる事例などが報告されています。 ⇒トランギア 燃料ボトルのレビュー情報
トランギアだけじゃない人気の燃料用ボトル
キャンプ・登山で使用する燃料用ボトルはトランギアの他にもバーゴやオプティマス、プリムス、MSR、SOTOなどシングルバーナーの製造メーカーからも販売されています。
VARGO(バーゴ) アルコールフューエルボトル 240ml 燃料容器
軽量化という面でいえばバーゴのアルコール燃料用ボトル240mlがソロキャンプや登山には理想的ではないでしょうか。価格も比較的リーズナブルな価格となっています。
容量240㎖で重量は30gと軽く、持ち運びに適したサイズ感となっています。
0.50oz(約15ml)毎に目盛りがあるので必要な容量を測ってアルコールストーブに注入することができます。
携行性に優れたアルコール燃料用ボトルを紹介
先に紹介したバーゴのアルコール燃料用ボトルは手頃なサイズなのですが、レビュー情報をチェックすると燃料漏れを起こしたケースが多々報告されています。(⇒ バーゴ燃料容器のレビュー情報)
ここからはワタシがこれまでにアルコール燃料を入れるために使用してきた各種ボトル・容器を紹介致します。いずれもソロキャンプ、登山、キャンプツーリングでの使用を前提に携行性を重視した燃料ボトルになります。
100均セリアの調味料ボトル
最初に紹介するは、100円ショップ セリアの調味料ボトルになります。(別名:セリアのナルゲンボトル!)
ポリエチレン製の広口ボトルで「液体調味料を入れても漏れない!」と明記してあります。サイズも125ml、60ml、30mlの3パターンがあり、用途に応じて使い分けできるので重宝します。
ちなみに一番小さい30mlの容器は外でカップラーメンを作るためのミニマムセットとして使用しています。
アルミの空き缶
ドリンク飲料のアルミ製空き缶!空き缶も燃料ボトルとして使用するなら広口タイプがおすすめ!
このての広口タイプの空き缶としてはウコンの力が有名ですが。ワタシが使用しているのは「つぶらなカボス」という飲料の空き缶(容量190ml)です。塗膜は耐水ペーパーで磨いて落としてあります。
と言いつつ、もう数年使用しようしていますが、今のところ問題なく使用できています。あくまで使用は自己責任でお願いします。
スキットル/ヒップフラスコ
ウィスキーやバーボン等のアルコール飲料を携行するためのスキットル(ヒップフラスコ)になります。ステンレス製の割にはそこそこ軽量です。左から7oz(207ml)、6oz(177ml)、5oz(148ml)になります。
容量サイズのバリエーションが豊富なので用途に応じて使い分けできるで重宝します。
ジェリカン mini
ガソリン携行缶として使用されるジェリカン(Jerrycan)を模した小型のステンレスボトルです。
本物のジェリカン同様に2枚の鋼板を溶接で張り合わせています。こちらの商品も本来はヒップフラスコとして製造された容器になます。ただ最近ではアルコールやパラフィンオイル等の燃料ボトルの代用に使用する人も増えています。
サイズは95 x 70 x 20 mm、容量6oz(177ml)の手のひらサイズです。
アルコール燃料ボトルとしての利用はもちろんホワイトガソリンを入れてオプティマス スベア123Rの燃料ボトルとしても使用しています。
【番外】ガソリン携行缶
コチラ↑はバイク用のガソリン携行缶(容量0.7ℓ)になります。アルコール燃料を入れるワケではありませんが…。
オプティマスのスベア123Rはレギュラーガソリン(赤ガス)でも使用できます。ですからキャンプツーリングの際にはガソリン携行缶兼スベア用の燃料用ボトルとして活躍しています。
消防法にも適合していて安全性は◎!もちろんアルコール燃料の携行ボトルとして使用することもできます。
アルコール燃料ボトルとあわせて使用したい小物
アルコールを持ち運ぶための燃料ボトル・容器とあわせて使うのに便利な小物アイテムをいくつか紹介します。
ミニじょうご/ロート
広口ボトルと異なりスキットル及びジェリカンminiの口は狭いです。アルコール燃料をボトルに移す際に燃料をこぼさないためにじょうごが必要になります。
ボトルが小さいので通常サイズのじょうごではバランスが取りにくいのでできればミニじょうごを使用するのがおすすめです。
液体詰め替え用インジェクター/注射器
自作した小型のアルコールストーブなどに燃料を注入する際に便利なのが、液体詰め替え用のインジェクターです。少量のアルコールを確実にピンポイントで注入するができます。
【動画】キャンプ・登山で使うアルコール燃料用ボトル紹介
Youtube動画でもソロキャンプ・登山に最適なアルコール燃料用ボトルを紹介しています。ブログでは触れていない話もあるのでご御覧頂ければ幸いです。
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