2018年10月下旬の某日、日本百名山のひとつ伊吹山に登ってきました。
上野登山口から表登山道で山頂へ。
登り約2時間30分、下り約1時間30、休憩約1時間、合計5時間の山行です。
当日の登山の様子、服装、装備などを紹介します。
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伊吹山登山 上野登山口 表登山道コースの紹介
伊吹山に登るための登山道はいくつかありますが、その中で最も人気の高いのが上野登山口から登る表登山道です。
伊吹山登山者の9割以上の人がこの表登山道を利用すると言われています。
この表登山道の標高差は約1,200ｍ。往復には平均で7~8時間が必要とされています。
表登山道の詳細は以下の通りです。
伊吹山登山の標準コースタイム
上野から登る表登山道の標準的なコースタイムは以下の通りです。
※標準タイムは伊吹山登山案内(監修:伊吹山観光振興会)より引用。
上野登山口へのアクセス
グーグルマップで「伊吹山 登山口」と検索すれば、上野登山口へのマップが表示されます。
車でのアクセス名神高速関ケ原IC、北陸自動車道米原IC、長浜ICから登山口まで20分
伊吹山登山口の駐車場
伊吹山登山口の近辺には登山者向けの無料駐車場はありません。すべて有料駐車場になります。登山口の周辺や三之宮神社に続き沿道に多数の有料駐車場が散在。三之宮
おすすめは三之宮神社の上にある有料駐車場。近隣の有料駐車場と比べて敷地が広く料金も比較的リーズナブルです。
▼伊吹山登山の様子を動画でチェック▼
伊吹山 上野登山口から五合目まで
午前10時10分 伊吹山上野登山口にある三之宮神社前に到着。
伊吹山登山の起点となる三之宮神社は伊吹山信仰と関係が深く、登山前にこの神社に参拝する登山者も少なくないです。
三之宮神社の東側にある案内所で入山料300円を払います。ここで伊吹山の登山案内＆地図の冊子をもらうことができます。
登山道入り口前のゲートをくぐり10時25分より伊吹山登山開始です。
登山道入口から山頂までの距離は約6㎞、高低差は約1,200ｍです。
樹林の覆われた登山道を歩くこと約20分、
午前10時45分に一合目を通過。ちなみに1合目に標高は420mです。
二合目を通過し三合目に向かう途中で伊吹山の全景を捉えることができます。
三合目の少し手前からは登山道の真正面に伊吹山の全景が飛び込んできます。
ここら辺りはかつてスキー場だったのでしょう。視界を覆う樹木がなく、整地されているのでとても歩きやすいです。
午前11時20分 伊吹山三合目(標高720ｍ）を通過。
三合目には清潔な公衆トイレが設置されています。ここから先は山頂までトイレがないのでここで用を足しておきましょう。
登山道入り口を出発してから約1時間20分、午前11時40分に伊吹山五合目(標高880ｍ）に到着。
五合目から伊吹山山頂
休憩もそこそこに山頂を目指します。
午前11時58分 六合目を通過しました。
六合目付近にある避難小屋
標高1,080ｍにある7合目を通過。山頂まではあと1.4㎞です。
7合目を過ぎると登山道の傾斜はきつくなり、ゴロゴロとした岩も大くなります。
午後12時25分に八合目(標高1220ｍ）通過。
流石にこの標高になると涼しさを増してきます。
八合目には休憩用のベンチとテーブルが設置。
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ここから琵琶湖を一望することができます。
8合目からの最後の急登。この岩場を登り切れば山頂も近い。
午後12時50分、登山開始かた約2時間30分で伊吹山山頂に到着。
伊吹山山頂
先ずは、日本最古の歴史書でる「古事記」に登場する日本武尊（ヤマトタケルノミコト）にご挨拶。
タケル君とツーショットの記念撮影。
山頂プレートの前でもパシャリ。
山頂から北アルプス方面を眺める。
天気がよく視界がクリアなら、白山、穂高岳、乗鞍岳、御嶽山、恵那山を見ることができます。
伊吹山ドライブウェイの山頂駐車場が遥か下に見えます。
山頂には高山植物のお花畑と散策路のマップも設置。
伊吹山頂には売店兼お土産屋さんもあり、10月下旬の平日にもかかわらず営業していました。
ちなみに伊吹山山頂付近一帯での火器の使用は禁止されています。ですから、ガスバーナー、ガソリンストーブ等を使うことはできません。
ただ、注意する人も、取り締まる人もいないので上記のルールな名目化されているのが実態です（御在所岳も然り）。
山頂から下山
山頂で小1時間ほど過ごして午後13時40分より下山開始します。
午後15時25分 無事下山完了！
伊吹山登山の服装と装備
今回の伊吹山登山で着用した服と装備は以下の通りです。
服装
トップスは、ワークマンのコンプレッションシャツをベースレイヤーにしてその上に速乾性Ｔシャツを重ね着。 山頂では防寒のため薄手ウィンドブレーカーを羽織る。
ボトムスは、トレッキンパンツ一枚のみ。靴は低山用登山靴（モンベルのツオロミーブーツ）
装備
30Ｌザック（パネルローディング方式）、flyderオリジナル登山用ベルト、チェストバッグ、昼、飲料水2Ｌ、ファーストエイドキット、カメラ、携帯、帽子、雨具、その他。
伊吹山のトイレ事情
上野登山口から伊吹山に登る場合、トイレの利用ができるのは以下の4か所です。
- 三之宮神社前公衆トイレ
- 一合目公衆トイレ
- 三合目公衆トイレ
- 伊吹山頂公衆トイレ
登山口の起点である三之宮神社の前に公衆トイレがあります。
登山道では１合目、３合目に公衆トイレがあります。
【一合目公衆トイレ】
【三合目公衆トイレ】
本文でも触れたように３合目を過ぎると山頂までトイレを利用することはできません。ご注意下さい。
【三合目にあるトイレに関する注意書き】
【伊吹山頂公衆トイレ】
伊吹山の天気
伊吹山頂の標高は1,377ｍ。低山とはいえ夏でも雨に降られれば低体温症に陥る危険は否定できません。
山の天気は平地とは異なり目まぐるしく変化します。
伊吹山の登山を予定させる方は必ず山の天気予報をチェックしておきましょう。
（テキスト・編集人 flyder）
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