- 渓流釣りの服装,スタイル,装備について知りたい!
- 夏でも渓流釣ではウェーダーは必要?
- 服装選びの注意点は?
こんにちは、海・山・川で遊ぶをテーマに釣りやキャンプ・登山などアウトドアに関する当ブログ【Wandering Life!】を運営しているflyderです。
「夏の渓流釣りの服装/スタイルはどうしていますか?」という質問え受けることが多々あります。
皆さんも自分の釣行スタイルに応じて服装・スタイルについて工夫をされていることでしょう。
ここでは、ワタシが最適だと思う夏の渓流釣りの服装・スタイル、装備を紹介します。
管理人は主にフライフィッシングでの釣行がメインですが、服装・スタイル、装備についてはルアーやテンカラ釣行でも変わりはないので是非参考にしてみて下さい。
夏の渓流釣りにウェーダーは必要?
渓流のある場所や標高にもよりますが、梅雨明け後の7月初旬あたりならウェーダーは必要ありません。
この時期になると、ゴアテックスをはじめとする透湿性ウェーダーでも汗びっしょりになることがあります。
地域によっては渓流の水はまだまだ冷たいですが、ウェーダーに代る適切なウェア類を着用していればウェーダーなしでも快適な釣りを楽しむことができます。
ただ、夏とはいえ渓流の水は冷たく長時間水に浸かっていると身体に変調をきたします。また、渓流釣行では膝や脛を保護し怪我を予防することも重要です。
そこで、夏の渓流釣りを快適・安全に楽しむための服装・スタイルを紹介します。
夏の渓流釣りの服装・スタイル・ウェア類
夏の渓流釣りを安全に楽しむための服装選びのポイント、スタイル・ウェア類を紹介致します。
渓流釣りの服装を選びのポイント~肌の露出を抑えた丈夫なウェア
冒頭で述べたように、夏シーズンの渓流釣りではウェーダーは着用しなくても大丈夫です。ただ、ウェーダーなしでも肌の露出は避ける必要があります。
渓流釣りの服装選びにおいては、日焼け対策、虫刺され予防、怪我予防の観点から肌の露出を抑える服装・ウェア類を揃える必要があります。
また、できるだけ丈夫な衣類を選ぶことも渓流釣りの服装選びのポイントです。
渓流釣りでは木の枝や岩に服をひっかけて破ることがしばしばあります。ですから、できるだけ破れに強い丈夫なウェアを選ぶことも重要です。
帽子 ・フェイスマスク・アイウェア
山では平地よりも紫外線が強いです。それに水面からの照り返しもあるので顔・首の日焼け対策をしっかりする必要があります。
渓流釣りで使用する帽子についてはキャップよりもツバの広いブリムハット、麦わら帽子などがおすすめです。
帽子の他にも顔の日焼け予防&害虫対策のため釣り用のフェイスマスクを使用するのがおすすめです。
また、太陽光や水面からの照り返しにるギラツキを抑えて良好な視界を確保するために偏光サングラスを使用するのがおすすめです。
通常のサングラスと比べて水の中の魚をクリアに見ることができるので釣果アップにも繋がります。釣り針から目を保護する上でもサングラスは必須アイテムです。
シャツ・アームカバー
渓流釣りで使用するシャツは、肌の露出を抑えるためにシャツは長袖シャツを着用するのが基本です。
素材は速乾性のある化学繊維がおすすめです。綿やレーヨンは水に濡れると乾きにくいので渓流釣りには向いていません。
速乾性のあるコンプレッションシャツやラッシュガードを着用するのがおすすめです。
半袖シャツを着用する場合には、肌の露出を抑えるためにアームカバーを着用するようにしましょう。
渓流釣りに適したズボン・パンツ
続いて渓流釣りに適したズボン・パンツ類を紹介します。
下半身・ボトムスも、日焼け防止、虫刺され予防、怪我予防の観点から肌の露出を避けるのが基本です。地域によっては渓流の吸血鬼ヒルもいますから素足をさらすのは控えましょう。
ハーフパンツ + 化繊の速乾性タイツ
ハーフパンツは、引き裂き強度の高い素材を使用した速乾性パンツがおすすめです。
ハーフパンツを着用する際には肌の露出を避けるためにベースに化繊の速乾性素材を使用した薄手のタイツを着用します。
ちなにに、私が常用しているのは釣り用のタイツとして定評の高いリトルプレゼンツのウエットボトムという製品です。
ハーフパンツ + ネオプレーンパンツ (鮎タイツ)
化繊のタイツ、ラッシュガードでは寒いと感じる場合には、防水効果のあるネオプレーン素材を使用したパンツ(鮎タイツ)を着用するのがおすすめです。
夏の渓流釣りなら動きやすい2~3㎜厚のネオプレーンタイツを選ぶとよいでしょう。
長ズボンス タイル
肌にピッタリ張り付くタイツスタイルが苦手という人には、速乾性の長ズボン スタイルがおススメ!
速乾パンツは軽くて・強度と耐久性に優れたリトルプレゼンツのリバーパンツを愛用しています。
釣り用ゲイター/レッグガード
怪我を予防するために膝には渓流釣り用のゲイター或いはレッグガードと呼ばる製品を着用するのがよいでしょう。
山岳渓流や岩場の多い渓では脛から膝を保護してくれるゲイター(スパッツ)は必須です。
またネオプレーン素材のレッグガードは保温性があるので渓流の冷たい水から脚の冷えを防いでくれます。
渓流釣りの靴にはウェーディングシューズ
渓流釣りを安全に楽しむためにはシューズには釣りに適したウェーディングシューズあるいは沢登り用で使う沢タビを使用しましょう。
渓流で使うウェーディングシューズのソールはフェルトソール又はビムラムソールのいずれを使用しましょう。
ネオプレーンソックス
ウェーディングシューズの下にはネオプレーンソックスを着用するのが基本です。防水で保温効果のあるネオプレーンソックスを履けばウェーダーがなくても渓流の冷水による足の冷えを緩和してくれます。
グラベルガード
グラベルガードは、砂や砂利が靴の中に侵入するのを防いでくれます。ネオプレーン素材を使用したグラベルガードは保温性があるので足元の冷えを防いでくれます。
渓流釣りの装備を紹介
服装・ウェア類にに続いて、夏の渓流釣りのための装備について紹介します。
渓流ベスト vs ショルダーバッグ、バックパック
タックル類、カメラ、レインウェアなどを収納するアイテムとしては渓流釣り用ベスト、フライべスト、ショルダーバッグ、バックパック、ボディバッグなどがあります。
渓流ベストやショルダーバッグにはそれぞれに長所・短所があるので釣行目的・場所により使い分ける必要があります。
▼渓流ベストvsチェストパック▼
最近はトレイルランニング用の小型のバックパック(容量18L)を使うことが多いです。
フィッシングベストやチェストバッグ、ショルダーバッグ、ボディバッグに比べて容量が大きいので、弁当や雨具などをまとめて収納できます。
リュックのショルダーハーネスに小型のポーチを括り付けてフライボックスなどを入れておけば素早くアクセスするできます。
背面にはラインディングネットを吊り下げておきます。
源流・山岳渓流では30L ~40Lクラスのリュック!
山深い場所まで行く源流・山岳渓流での釣りでは必然的に装備が増えるので30L~40Lクラスのリュックが必要になります。【参考:30ℓクラスのリュック特集】
チェストバッグ、ウエストバッグ・ポーチ
メインのバッグの他にも、毛バリや仕掛け、小物などを収納する小型のバッグやポーチがあると便利です。
特に、胸の前で小物を出し入れできるチェストバッグや腰ベルトに吊るすことができるウェストポーチは重宝します。
ウェーディングベルト
ランディングネットやウェーディングスタッフ、ナイフ、ドリンクボトル等を腰から吊り下げることができるウェーディングベルトがあると便利です。
ランヤード
ラインクリッパー、フォーセップ、ティペット、ホイッスルなどの小物は自作のランヤードにぶら下げておきます。
その他揃えておきたい渓流釣りの装備・道具
渓流釣りを安全に楽しむためには以下の道具・アイテムも装備しておくのがおススメです。
- ホイッスル
- 水筒・ウォーターバッグ
- ウェーディングスタッフ(ポール)
- ファーストエイドキット
- 地図・コンパス・GPS
- ポイズンリムーバー
- 浄水器
- ナイフ
- クマ鈴・クマ撃退スプレー
- お助けロープ
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編集後記
このページでは夏の渓流釣りの服装&装備について私が普段使っているアイテムを中心に紹介させて頂きました。ひと口に渓流釣りといってもルアー、フライ、テンカラ、餌釣り等スタイルは多岐にわたります。それぞれのスタイルで必要とする服装・装備も異なることでしょう。この記事が渓流釣りを愛する皆様の参考になれば幸いです。(文責・編集人 flyder)
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