広見林道(愛知県豊田市)について~場所・地図・行き方
広見林道は名古屋東部の丘陵地帯に位置し豊田市内の広幡町と猿投町を結ぶ林道です。
林道が敷設されている猿投山の一帯は地盤が脆弱なことから道路は崩壊状態にありオフロードバイクやMTB愛好者、酷道マニアに人気のスポットになっています。
週末ともなると愛知県だけでなく他府県からもオフロードバイクの愛好家が集まってきます。
広見林道への行き方は下記地図を参考にして下さい。
▼林道ツーリング特集▼
広見林道の現在~完全閉鎖・通行止め?
広見林道は数年前から既に崩壊状態にありましたが、広幡町側の林道入口付近で大きな崩落が発生したことで一部では車両のみならず歩行者も通行止めとなっています。
林道の入り口に設置された看板によれば全面通行止めの期間は令和2年6月30日~令和8年3月31日までとなっています。
車両通行止めにもかかわらず、なぜかバイクが林道内を走っていました…。
動画で見る広見林道【酷道・廃道】トレッキング
▼広見林道の状態を動画でチェック▼
広見林道の現状は?実際に歩いてきたので詳細をレポート
先日、広見林道(歩行者の通行が許された区間)を踏破し猿投山頂まで登ってきました。現在の広見林道の状態をレポート致します。
■休日ともなれば朝の早い時間から林道ゲート前にはバイクが集結。
■広見林道のクレバス(割れ目)
道の中央に深いクレバスが走っています。深いところでは人の背を超える高さがあるので注意が必要。
■マウンテンバイクにも人気の広見林道。幾台ものマウンテンバイクとすれ違いました。
▼自転車用品・アクセサリー特集▼
■遭難車両のナンバー
広見林道で遭難したバイクにものと思われるナンバーが木に掲げてありました。
■土が流されて岩が露出し区間
■カーブミラーの残骸
現在では林道といよりは登山道と呼ぶのが相応しい様相を呈していますが、かつてはこの道が車道として使われていた痕跡です。
■どういうわけか林道の中央が深くえぐられています。
■さらに進むと塹壕のような状態になっています。
■広見林道本線で最大の難所!?
昔バイクで広見林道の本線を通った時に一番の難所だと思ったのがこのポイント ↓
胸丈の壁になっています。歩いて通るぶんには問題ないですが。バイクで通過するのには厄介です。ちなみにこの壁を乗り越えなければ林道の終点にたどり着くことはできません。
■崩落個所に注意!
道路が谷側に崩落している箇所があるので注意が必要です。
■最後の難所⁉
林道の終点近くになると大きな花崗岩がむき出しになっている箇所があります。花崗岩の上は滑りやすいので注意が必要です。昔バイクで通過した際ににこの岩の上で転倒した苦い思い出があります。
■花崗岩むき出し地帯を抜けると林道はフラットに。
■滝が横目に入ると広見林道の終点も近いです。
■広見林道の終点(猿投町側)
広見林道 ⇒ 猿投山の山行データ
今回歩いた広見林道経由猿投山の全ルートは下記の通りです。
- 距離:13.4㎞
- 所用時間:5時間30分
- 累積標高(登り): 1075 m
- 累積標高(下り): 1038 m
【装備紹介】広見林道トレッキング
今回の広見林道⇒猿投山トレッキングで使用した主な装備を紹介致します。
リュック
日帰り登山・ハイキングに最適な30ℓクラスのリュックです。軽量・小型ながら2気室構造を採用することで荷物の出し入れがしやすくなっています。
登山用バーナー&クッカーのミニマムセット
お湯を沸かして簡単な調理をするためのバーナー&クッカーのミニマムセットです。
その他の装備
トレッキングポール、GPS、お助けロープ、コンパス、アクションカメラ、予備バッテリー、防寒着等。
コメント
貴殿には申し訳ないがあそこはクズのたまり場で吐き気がしますね…貴殿のような道路交通法を守る歩行者は珍しく感動いたしました。