フライフィッシングをはじめたいという人のためにフライフィッシングで必要な道具・タックル、ウェア、装備、アクセサリー、タイイングツールを紹介。フライロッドからフライリール、ラインまで揃う初心者向けの入門セットやフライのテクニックを学べるDVD等も紹介。
初心者向けの入門セットやキャスティングをはじめフライフィッシングに必要な技術を学べるDVDもあわせて紹介。
▼この記事で紹介するアイテム一覧▼
フライロッドフライリール フライラインリーダー/ティペット各種フライ(毛鉤)初心者用入門セットウェーダーウェーディングシューズウェーディングジャケットフライベスト/渓流ベストウェーディングベルトランディングネットウェーディングスタッフバッグ・パック類偏光サングラスフェイスマスクランヤードフライボックスラインクリッパーフォーセップフロータントストマックポンプタイイング用バイスタイイングツール初心者向きタイイングツールセット各種DVD
フライフィッシングの基本道具・タックル
先ずはフライフィッシングをはじめる際に必要となる基本道具・タックルを紹介します。
ここで紹介する基本道具を揃えれば、キャスティング練習はもちろんフライでの実釣も可能です。
フライロッド
フライフィッシングでは、フライロッドすなわちフライフィッシング用に設計された専用のロッドが必要になります。
フライロッドは全て、AFTMA( American Fishing Tackle Manufacturers Association )という米国の釣り具メーカーの組織の規格に従って#0~#12までロッドサイズ(番手)が決められています。
フライロッドを選ぶ場合にはフィールドや対象魚に応じたロッドの番手を選ぶ必要があります。
渓流なら#0~#4ぐらいの低番手ロッド、管理釣り場なら#4~#6程度、湖では#5~#8の高番手、さらにサーモン釣りやサーフでは#9~#12の高番手が使われます。
フライロッドの種類やフライロッド選び方の詳細については以下のエントリーを参考にして下さい。
フライリール
フライフィッシングではテンカラとは異なりフライラインを収納するためのリール、すなわちフライリールが必要です。
ただ、ルアーフィッシングとは異なりフライフィッシングにおいてはフライリールが果たす役割の重要度はそれほど高くありません。
特に渓流釣りでは、リールのドラグシステムを使って魚とやり取りすることはほぼありません。
フライリールの種類・選び方の詳細については以下の記事を参考にして下さい。
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フライライン
フライロッドのところで説明したように米国の釣り具メーカーで組織されるAFTMAによりラインの重量に応じて#0~#12まで規格が決められています。番手が高いほど重量が重くなります。
また、フライラインには、その形状の違いによりウェイトォワード、ダブルテーパー、シューティングヘッドなどに分類され、それぞれにフローティングラインやインターミディエイト、シンキングラインなどの種類があります。
渓流釣り、管理釣り場ではダブルテーパー或いはウェイトフォワードのフローティングラインを選ぶのが一般的です。本流域や湖で遠投性を重視する際にはシューティングヘッドが使われます。
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リーダー、ティペット(ラインシステム)
フライラインの先端にはテーパー状のリーダーを繋ぎさらにその先端にティペットを結びます。これがフライフィッシングで使われる一般的なラインシステムなります。
リーダー、ティペットの長さは、フィールドや技量により異なります。
▼人気のフライリーダー▼
各種フライ(毛鉤)
フライフィッシングのフライは水面に浮かせるドライフライと水中で使うウェットフライの2つ分けることができます。
ドライフライには、メイフライやカディス、テレストリアル(陸生昆虫)等々のパターンがあります。また、ウェットフライには、ニンフやストリーマー等があります。
フライ初心者におすすめの入門セット
フライフィッシングで魚を釣るためには、先に紹介したフライの基本道具・タックルであるフライロッドとフライリール、フライラインにリーダー、ティペット、フライが必要になります。
別々に揃えるのが面倒臭いという人にはフライフィッシングの入門セットがおすすめです。
フライフィッシングに必要な装備・ウェア
フライフィッシングを本格的に始める際に必要な装備やウェアを紹介します。
ウェーダー
フライフィッシングをするならウェーダーは必需品といっても過言ではありません。
十分なバックスペースのある管理釣り場ならウェーダー無しでも済むかもしれませんが…。渓流や湖でフライフィッシングを楽しむとなるとウェーダーが必要になります。
ウェーダーの種類や選び方の詳細については以下の記事を参考にして下さい。
フライフィッシングでは、ストッキングタイプのチェストハイウェーダーを使用するのが一般的です。
ウェーディングシューズ
安全に渓流を遡行するためにはウェーディングシューズが必要になります。
また、湖でのフライフィッシングでもストッキングウェーダーを使用する際にはウェーディングシューズを履く必要があります。
フライフィッシングで使用するウェーディングシューズはソールタイプの違いによりフェルトソールとビムラムソールに代表されるラバーソールの2つに分けることができます。
ウェーディングジャケット
フライフィッシングの釣りはウェーディングが基本です。
ウェーディング時にはフライケースやタックル類を収納するポケットを備えたウェーディングジャケットがあると便利です。
ウェーディングジャケットは寒いときには防寒ジャケットとしてまた雨天の際には雨具としての役割を果たしてくれます。
フライベスト/渓流ベスト
フライフィッシングではフライケースをはじめ各種アクセサリーを携行する必要があります。フライ釣行の際には多数の小物類を収納するポケットを備えたフライベストがあると便利です。
ウェーディングベルト/フィッシングベルト
ランディングネットや予備のロッド、ウェーディングスタッフ等のタックル類を腰から吊るすために使用します。
ランディングネット
ひと口にランディングネットといってもフライフィッシングで使用するランディングネットには大きさや形状・構造の違いにより様々なタイプのネットがあります。
ご自身の用途にマッチしたランディングネットを探しましょう。
ウェーディングスタッフ
流れの早い渓流域でのウェーディングは危険がつきまといます。渓流でのウェーディングを安全に楽しむためにはウェーディングスタッフ(杖)は必須といっても過言ではありません。渓流を移動する際に使う杖としてだけではなく根掛かりしたフライを回収する際にも使用することができます。
バッグ・パック類
フライケースや各種アクセサリーその他のタックル類をまとめて収納するには斜め掛けのショルダーバッグやチェストパックをはじめとするパック類があると便利です。
偏光サングラス
偏光サングラスは、紫外線や目に有害とされる雑光をカットするだけでなく水中の魚影を見えやすくしてくれます。
魚を見つけて、魚がいる場所にフライをプレゼンテーションするサイトフィッシングでは偏光サングラスは必須のアイテムです。
フェイスマスク
フェイスマスクは日焼け対策としてはもちろん、コロナ禍のもとではマナーとしても着用しておきたいアイテムです。
フライフィッシングのアクセサリー・小物
フライフィッシングで必要となるアクセサリー・小物類を紹介します。
ランヤード
フライフィッシングでは以下で紹介すうるように多数のアクセサリー・小物類を使用します。
それらのアクセサリーに素早くアクセスするために便利なのが釣り用のランヤードです。
フライボックス
フライフィッシングで使用する毛鉤(フライ)を格納しておくためのケースです。安価なプラスチックケースのものからリチャード・ホイットレーのフライボックスのように高価なものまでピンキリです。
ラインクリッパー
フライフィッシングでは、ルアーフィッシングで使用するスナップは通常使用しません。ティペットとフライはスナップを介さず直接結ぶのが一般的です。
ですから、フライ交換の度にティペットをカットして結び直す必要があるのでラインクリッパーは必須アイテムです。
もちろん、爪切りやハサミでも代用できますが、使用頻度が高いだけに使いやすい専用のラインクリッパーがあると快適です。
フォーセップ
簡単にいえば医療用のプライヤーです。フライフィッシングでは魚の口から針を外す際に使用します。
針外しとしての役割が高いフォーセップですが、フライを結ぶためのクリンチノットを作る際にも活躍します。
フロータント
ドライフライの浮力を維持するために使用するケミカル剤です。スプレータイプ、リキッドタイプ、ペーストタイプなど様々Nタイプのフロータントがあります。
フライラインの滑りをよくするためにも使用します。
ストマックポンプ
魚の捕食物を調べるために胃の内容物を吸い出すために使用するポンプです。
フライタイイングに必要な道具
フライを自分で作るために必要になるタイイングツールを紹介します。
タイイング用バイス
フライを巻く際にフックを固定するためのタイイングバイス。
タイイングツールの中では基本となる道具です。
その他のタイイングツール
フライを自分で作るためには、バイスの他にもボビンホルダーやハックル・プライヤー、ヘア・スタッカー、ウィップ・フィニッシャー、ハーフ・ヒッチャーなどのツールがあると便利です。
初心者にはタイイングツールセットがおすすめ
バイスの他に、個々のタイイングツールを1点1点個別に揃えると結構な値段になります。
初心者の人には、バイスと必要なツールがセットになったタイイングセットがおすすめです。
代表的なフライマテリアルが一緒になったセットを購入すれば、その日から自分でフライを巻くことができます。
フライフィッシング関連の動画・DVD
最近はYoutube動画などを利用することでフライキャスティングはじめフライフィッシングで必要なテクニックを学ぶことができます。
ただ、断片的な知識や理解は上達の妨げとなることもあります。
正しい知識を体系的に学ぶなら定評のあるDVDを利用することをおすすめします。
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