登山に最適な軽量・コンパクトな椅子・チェアを比較紹介。ヘリノックスからモンベル等のアウトドア用椅子からダイソーの100均折り畳み椅子まで登山で使える椅子をピックアップ!登山で椅子やチェアが必要となる理由や登山に適した座布団・マットなどもあわせて紹介。
- 登山に椅子やチェアって必要なの?
- 登山に最適なおすすめの椅子・チェアを知りたい!
- ダイソーはじめ100均の椅子は登山に使える?
登山に椅子やチェアは必要それともいらない?
そもそも登山に椅子やチェアって必要なの?
登山で登山靴やリュックが必要なのとは異なり椅子やチェアは登山で絶対必要というワケではありません。ただ、可能であれば是非とも持っていきたいアイテムの一つではないでしょうか。
山では公園のようにベンチが設置されているワケではありません。地面や岩など適当な場所に腰を下ろせばよいという意見もありますが、常に腰を下ろすのに適した場所があるとも限りません。
椅子やチェアがあれば気に入った場所で足を伸ばして休んだり食事をとることもできます。
また、積雪期の登山ではお尻を雪の上に降ろすことなく安心して腰を降ろすことができます。
確かに装備が重たくなるというデメリットはありますが、それ以上に椅子やチェアを持っていくことで得られるメリットの方がデメリットを上回ることもあります。
ひとくちに登山といっても様々なスタイルがあります。日帰り登山とテント泊登山では椅子・チェアの必要性は異なります。また無雪期と積雪期でも椅子やチェアを必要とする度合も異なります。
最終的にはご自身の登山の予定や他の装備との兼ね合いで椅子・チェアを持っていくか否かを判断するしかありません。
登山におすすめ軽量・コンパクトな椅子・チェアを比較紹介【1㎏以下】
登山用の椅子/チェアを選ぶ際の条件としては何よりも軽量・コンパクトであることが優先されます。そこで今回登山におすすめの椅子をピックアップする際には重量1㎏以下で30ℓクラスのリュックに収納可能という条件設けました。
以下で紹介する椅子/チェアのそれぞれに登山用椅子としての適性評価として、①軽量性、②コンパクト性、③座り心地の3点について評価をさせて頂きました。登山用椅子選びの参考にして頂ければ幸いです。
ヘリノック チェアゼロ
アウトドア用チェアの代名詞ともいえるチェアワンの快適な座り心地を承継しながら、徹底的に軽量化を図ったヘリノックスのチェアゼロ!
登山で使用するにはやや大きめサイズになりますが座り心地は最高です。嵩張るので登山で使うには躊躇していましたが一度山頂で使ったら病みつきになりました。
ヘリノック チェアワンミニ
ヘリノックスのチェアシリーズの中では最小・最軽量の椅子になるチェアワンミニ!
正直、座り心地はフルサイズのチェアワンとは比べ物にならないほど劣ります。ただ携帯性の良さは評価です。
エーライト メイフライチェア
軽量・コンパクト性という点では他の椅子/チェアに劣ります。ただ座面が低くオゼンライトやトレッキングパッド等の登山用ミニテーブルとの相性は抜群です。テント泊登山・バックパックキャンプなどテント場でくつろいだ時間を過ごしたい人におすすめ椅子です。
モンベル トレールチェア 26
登山用リュックのサイドポケットの収まるサイズ感で設計されたモンベルの折り畳み椅子トレールチェア!
登山初心者です。山の上でクッキングしたりお茶を飲むのに購入しました。コンパクトなのと軽量な物を探していてこちらを見つけました。座面がもう少し大きいとお尻の大きな私は良かったですが、そうなると大きさも重さも変わってくるので、満足です。
amazonで人気!最小・最軽量⁉ 折り畳み式 超軽量 コンパクト椅子
amazonをはじめ楽天市場、ヤフーショッピング等のECサイトで人気の折り畳み式コンパクト椅子になります。
今回紹介する折り畳み椅子の中では最小・最軽量の椅子です。重量わずか280g、折り畳むと片手で掴めるサイズになります。携帯性という点ではピカイチです。装備の軽量・コンパクト化が要求される縦走登山に最適ではないでしょうか。価格がリーズナブル点も評価できます。
収納サイズがコンパクトな割には使用時の座面が高いのもこの椅子の特徴です。
ロゴス トレックチェア
背もたれがあるので収納サイズ(面積)はやや大きめですが、30ℓクラスのリュックに入らないサイズではありません。組立て・展開、撤収・収納がほぼワンアクションできるのがこのチェアの大きな強みです。
ダイソーの折り畳み椅子 レジャーイス【100均】
ダイソーの折り畳みレジャーイス(150円商品)になります(以前は同様な商品がセリアでも販売されていましたが現在は不明)。
- Qダイソーはじめ100均の折り畳み椅子は登山で使える?
- A
携帯性という点では問題ありません。耐荷重が50㎏ということで実用性に不安を覚える人も多いと存じます。体重60kgで普通に腰を掛ける場合に不安を感じたことはありません。ただ重たいリュックを背負った状態で腰を掛ける際には注意するに越したことありません。
ダイソーの折り畳み椅子 背もたれ付き 300円
上で紹介したレジャーイスよりも幅も奥行も一回り大きく背もたれが付いたダイソー300円商品の折り畳み椅子になります。
背もたれ付きではありますが耐荷重は50㎏。フルに体重を掛けて座ることができないので座り心地に関しては星2つと評価しました。
ワークマンの椅子はどうなの?
登山用の椅子にワークマンのローチェアを推す声も聞かれます。しかし、ワークマンのローチェアの重量は1.3㎏もあります。登山に最適なおすすめ椅子の条件として重量1㎏以下という条件を設定したので残念ながらワークマンの椅子は選外とさせていただきます。
正直、椅子のみで重量が1㎏を超えると登山で携行するには厳しいというのが率直な感想です。
【比較表】登山におすすめの椅子・チェア
今回紹介した登山におすすめの椅子の主要な製品の比較表は以下の通りです。
チェアゼロ | チェアワンミニ | メイフライ | トレールチェア | コンパクト椅子 | |
メーカー | ヘリノックス | ヘリノックス | エーライト | モンベル | ‐ |
重 量 | 510g | 500g | 635g | 331g | 280g |
携帯性 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
座り心地 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
価格 | 調べる | 調べる | 調べる | 調べる | 調べる |
軽量・コンパクトなアウトドア用椅子・チェア特集
最初に申したようにひとくちに登山といってもその目的・スタイルは10人10色です。目的やスタイルが異なれば必要とされる椅子のスペック・仕様も異なってきます。軽量・コンパクトなアウトドア用チェアには様々なタイプの椅子があります。重量や仕舞寸法はもちろん機能性の点でもご自身の登山の目的にマッチした椅子/チェアを探してみてください。
▼登山に最適なアウトドア用チェア▼
登山で使うなら椅子よりも座布団・マットという選択もある
冒頭で指摘した通り山では常に腰を降ろすのに適した場所があるとは限りません。ただ、腰を降ろすだけなら何も椅子やチェアでなくてもOKです。登山で持っていく装備の軽量・コンパクト化を優先したい人には座布団や小型のマット或るいはクッションの利用をおすすめします。
▼登山に最適な座布団・マット特集▼
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