登山で使用するチェストバッグのおすすめを紹介！登山での使用に適したチェストバッグ、各種ポーチの紹介に加えて登山でチェストバッグを利用するメリットや登山用のチェストバッグを選ぶ際の注意点もあわせて紹介致します。
この記事はこんな人におすすめ- 登山でチェストバッグを使用するメリットは？
- 登山用チェストバッグのおすすめを知りたい！
- チェストバッグを選ぶ際の注意点を知りたい！
そもそも、チェストバッグとは…
チェストバッグ(chest bag)とは、文字通り胸(chest)に装着するバッグ(bag)です。欧米ではチェストパック(chest pack)あるいはチェストポーチ(chest pouch)という名で呼ばれることもあります。また軍用(ミリタリー)で使用するチェストリグ(chest rig)と呼ばれる装備も広い意味ではチェストバッグに含めることもできます。
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ひと言でいえば、胸の前に装着するバッグ類ということです。
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登山でチェストバッグを使用するメリットとデメリットについて
ワタシが登山で実際にチェストバッグを使用して感じたチェストバッグのメリットとデメリットを紹介します。
登山でチェストバッグを使用するメリット
登山でチェストバッグを使用する主なメリットとしては以下の通りです。
- 素早いアクセスが可能
- 身体にかかる負担・疲労軽減
- 胸部を保護する
素早いアクセスが可能
チェストバッグは胸の前に装着するので左右どちらの手からでも素早いアクセスが可能です。スマホやカメラ、地形図、コースマップ、コンパス、行動食など登山の最中に頻繁に手にするものをチェストバッグの中に容れておけばストレスなく出し入れができます。
身体にかかる負担・疲労軽減
登山で使用するチェストバッグは通常リュックのショルダーハーネスを利用して装着・固定します。チェストバッグの重量は両肩と胸に分散されるので肩や首に掛けるショルダーバッグやサコッシュに比べて身体にかかる負担が軽減される傾向にあります。
また、チェストバッグは胸に密着した状態で使用することから歩行する際にバッグが揺れたりすることはありません。そのため長時間に及ぶ山行でも疲れにくいというメリットがあります。
胸部を保護する
胸部には心臓・肺という重要な臓器があります。滑落や転倒で胸部にダメージを受けると致命傷となる場合もあります。胸の前に装着するチェストバッグは胸部保護に役立つこともあります。
登山でチェストバッグを使用するデメリット
登山でチェストバッグを使用するデメリットとして以下の点を挙げることができます。
- セッティングや脱着に手間がかかる
- タテバイ・ヨコバイで邪魔になる
セッティングや脱着に手間がかかる
登山で使用するチェストバッグをリュックのショルダーハーネスを利用して装着する場合には各種セッティングや位置調整などが必要になります。また、胸の前に装着するチェストバッグは通常４点で固定するのでショルダーバッグやサコッシュに比べて脱着に手間が掛かります。
タテバイ・ヨコバイで邪魔になる
剱岳 別山尾根の難所、カニのタテバイ、カニのヨコバイなど垂直に切り立った場所を岩に身を寄せながら通過する際に胸に装着したチェストバッグが邪魔になることがあります。
登山用チェストバッグのおすすめ紹介
明確に「登山用」として販売されているチェストバッグは実のところそれほど多くはありません。汎用のバッグやポーチの中には登山用チェストバッグに適したモノが多くあります。それらを含めユーザーからの評価が高い商品をおすすめのチェストバッグとして厳選紹介します。
カリマーのチェストバッグ TC front bag
ザックのショルダーハーネスに装着することが可能なカリマーのTCフロントバッグ。
- サイズ：横23 x 縦18 × マチ11cm
- 重量：240ℊ
- 素材：ナイロン
- 付属品：専用ストラップ
ザックのショルダーハーネスに固定するための専用アタッチメントが付属。４点で胸元にしっかり固定できて取り外しも簡単♪ショルダーバッグとしての２way利用も可能！完成度の高いチェストバッグです。
パーゴワークスのチェストバッグ スイッチ
超軽量ULギアで定評のあるアウトドアブランド、パーゴワークス(PaaGo works)のスイッチ！
- サイズ：横28 x 縦18.5 × マチ10cm
- 重量：160ℊ
- 容量：3.2L
- 付属品：アルミアタッチメント、ストラップ
※上記スペックはXLサイズのものになります
スイッチという名の通りチェストバッグやショルダーバッグ、ウエストバッグ、ボディバッグ等に切り替えて使用することができます。登山に必要な小物を収納するための進化したユーティリティバッグ！サイズ展開はXL・Ｌ・Ｍの3種類。
モンベル トラベルポーチ S #1123891
日本屈指のアウトドア用品メーカー、モンベルのトラベルポーチS！
- サイズ：横18 x 縦23 × マチ8cm
- 重量：200ℊ
- ポケット数：５（外側２／内側３）
- 付属品：ショルダーストラップ
スリムな縦型デザインの軽量ポーチ！本来はショルダーポーチですがD環とループを利用することでチェストバッグとして利用できます。ポケットが多く登山の必要な小物を機能的に収納することができます。
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カリマー SF ラージ ユーティリティー ポーチ
8インチクラスのタブレットがすっぽり収まるカリマーのユーティリティー ポーチ！
- サイズ：横20 x 縦23.5 × マチ6cm
- 重量：約210ℊ
- 容量：2.55L
- 素材：KS100e
本来はモールシステム搭載のバックパック、ベルト、ベストに装着するためのユーティリティポーチですがアクセサリーカラビナを利用することでチェストバッグとしての利用も可能です。工夫次第で色々な用途に使えるポーチです。
ヘリコンテックスのミリタリー系チェストバッグ
ヨーロッパを代表するミリタリー衣料ブランド、ヘリコンテックス（HELIKON-TEX）のチェストバッグ！
- サイズ：横28 x 縦19.5 × マチ6cm
- 重量：490ℊ
- 素材：CORDURA(コーデュラ)500D
- 付属品：ショルダーハーネス
ミリタリーでの使用を前提に設計された本格派のチェストバッグです。メッシュ状のショルダーハーネスを利用することで素早く脱着できます。マップケースを含めたオーガナイザー機能も充実！容量にも余裕がありサバイバル登山などに最適な仕様です。
価格の安さが魅力 FOIROKASA 汎用チェストバッグ
amazonをはじめとするECサイトで人気！FOIROKASAの汎用チェストバッグです。
- サイズ：横28 x 縦25 × マチ8cm
- 重量：約360ℊ
- 素材：ナイロン
軽量で堅牢度に優れ、防汚機能を持った汎用チェストバッグは普段使いから登山まで幅広いシーンで活躍してくれます。
まだまだある登山用チェストバッグの人気・売れ筋
上記で紹介した以外にも登山で使えるチェストバッグはいくつかあります。ご自身の登山スタイルや予算の都合に見合ったチェストバッグを探してみて下さい。
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登山で使うチェストバッグの選び方【注意点】
登山で使用するチェストバッグを選ぶ際の注意点を紹介します。
登山用のチェストバッグを選ぶ際にワタシが特に注意している点は以下の3点です。
- マチ幅の広いバッグは避ける
- 縦型 or 横型
- 2way・3way利用の可否
縦型 or 横型
チェストバッグは横に長い横型と縦に長い縦型の２つのタイプに分けることができます。横幅が広い横型チェストバッグはリュックのショルダーハーネスに取り付けるポーチと干渉することがあります。
ですからワタシが登山で使用するチェストバッグを選ぶ際にはスリムな縦型を選ぶようにしています。
マチ幅の広いバッグは避ける
チェストバッグのマチ幅が広い(厚い)と狭い場所を通過する際に邪魔になります。またチェストバッグの極端にマチ幅が広い（厚い）と下方向の視界を遮ることがあります。岩稜帯など足元が不安定な場所で足元の状態が確認できないと危険ですからマチ幅の広いチェストバッグは避けるようにしています。
2way・3way利用の可否
チェストバッグ以外にショルダーバッグやウエストバッグとしての形態で利用できる（2way・3way)ことも登山用のチェストバッグを選ぶ際の重要な要素です。
背中からリュックを降ろしてテント場などを散策する際にはショルダーバッグやウエストバッグの形態で利用できると便利です。
登山用チェストバッグとあわせてチェックしたい関連情報
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