サーフで使えるラインバスケットを自作
フライフィッシングで使うラインバスケットといえば、オービスORVISのラインバスケットが定番ですが、サーフでのウェーディングではイマイチ使い勝手が悪いと感じてました。
サーフで使い勝手が悪いと感じるのは、バスケットのアオリの高さが低いので風が強いとラインが風に煽られてバスケットの外に出てしまうことが多々あること。
それともう一つはディープウェーディングで波を被ったときに海水がバスケットの中に溜まってしまうことです。
そこで、上記オービスのラインバスケットの欠点を克服するラインバスケットを自作することに・・・。
製作費400円、製作時間30分の自作ラインバスケット
使用材料の紹介
今回使用したのはコチラ↓の塩化ビニル製のバスケットです。ダイソーの300円商品になります。
このバスケットの他に結束バンドとナイロン製の糸を用意します。
結束バンドも100均で購入したモノです。糸は家にストックしてあるモノフィラのランニングラインを使用しました。
製作方法
先ず底面にラインの”絡み防止棒”を差し込むための穴を開けます。
底面にまんべんなく20個程空けます。
穴を開け終わったら、空けた穴に結束バンドを差し込みます。
この結束バンドが”絡み防止”の役割を果たしてくれます。
穴が大きすぎると、結束バンドがグラつくので穴の大きさはバンドを通すのにキツイぐらいが丁度いいです。
穴にバンドが通りやすいようにバンドの先端を鋭角状にカットしておきます。
今回は取りあえず、”絡み防止棒”として13本のバンドを差し込みました。
自分の好みに応じてバンドの本数、長さを適宜調整できます。
結束バンドによる絡み防止だけでも充分だとは思いますが、ラインの放出をよりスムースにするためにバスケットの内部にナイロンラインを張り巡らせます。
今回は横1本、縦2本のラインを張りました。
最後に結束バンドでベルトを通すループを作ります。
これで完成!
製作に掛かった費用はバスケットと結束バンドの合計400円のみ。
材料が揃えば30分程度で作れます。
オービスのラインバスケットと比較するとこんな感じになります。
オービスのラインバスケットに比べて深さがあるのでラインが風でバスケットの外に出てしまうこともほとんどありません。
また、バスケットに穴が空いているのでディープウェーディングにより浸水してもスグに水を切ることができます。
また、風が強い場合でも穴が風を通するのでバスケットが風で煽られることもありません。
サーフでのソルトフライで活躍してくれそうです。
おススメ関連記事
製作費800円でラインパレットを製作。材料と作り方を紹介します。
C&Fデザインのラインパレットをレビューします。購入してみたものの全く使えない代物です。ハッキリ言って購入して後悔しています。
コメント