バイクに似合う革ジャン・レザージャケット&ライダーズジャケットのおすすめが知りたい!という人のためにバイク用の革ジャン、ライダースジャケットの人気ブランド・メーカーを紹介。
ショットやバンソン,ルイスレザーなどの海外の人気ブランドからクシタニはじめ日本を代表する有名ブランドやコスパの高さで人気の新興ブランドまで革ジャンのおすすめブランドを広く紹介します
- バイクに似合う革ジャン、ライダーズジャケットのおすすめが知りたい!
- バイク乗りのための革ジャン・レザージャケットのブランドを知りたい!
- 日本を代表する革ジャン・レザージャケットのブランドを知りたい!
当記事はバイク用の革ジャン、レザージャケット、ライダーズジャケットに特化した特集です。ナイロン素材等を使用したバイク用ジャケット&ライディングウェア全般については以下の記事を参考にしてください。
バイク乗りに革ジャン・レザージャケットがおすすめの理由は
- Qなぜバイクに革ジャン・レザージャケットがおすすめなのか?
- A
バイク用ジャケットに革ジャン・レザージャケットをおすすめする理由は主に、①安全性が高く動きやすいこと、②防寒性・防風性能が高いこと、③丈夫で長持ち、経年変化を楽しめるこの3点にあります。
安全性が高く動きやすい
革ジャンで使用されるレザー(なめし皮)は引き裂き強度、耐摩耗性、耐熱性に優れていることからバイクの転倒時に生じる擦過傷等のダメージからライダーの身体を守ってくれます。強度が高いと同時に柔軟でしなやかなためバイク乗車時の身体操作を妨げることがありません。
モトGPをはじめとするバイクレースで使用されるレーシングスーツの素材にいまだにレザーが使われていることがレザーの安全性の高さを物語っています。
防寒性・防風性能に優れている
風速が1メート増すことに体感温度は1度下がるといわれています。オープンエアーで風を切って走るバイク用ジャケットでは防寒性と防風性が極めて重要な要素になります。風速による身体の冷えからライダーの身体を保護するためには防寒性・防風性に優れた革ジャン・レザージャケットの使用がおすすめです。
丈夫で長持ち、経年変化を楽しめる
レザーは耐摩耗性に優れ丈夫で長持ちすることで知られています。革ジャン・レザージャケットは一生モノといわれるように適切に手入れしてやれば言葉通り死ぬまで使用できます。
長く使用することで愛着が湧くだけではなく革製品特有の経年変化(エイジング)を楽しむこともできます。
バイク用革ジャン・ライダースジャケットのおすすめブランド紹介
バイク乗りのファッションアイテムに欠かせないライダースジャケット&革ジャン・レザージャケット!レザーという素材は防寒性に優れるだけでなく転倒からライダーの身体を保護するにも極めて重要な役割を果たしてくれます。
本記事では、ファッション性を重視した”なんちゃってライダース”ではなく上質レザーを使用して機能性・耐久性の高いおすすめのライダースジャケット、革ジャン・レザージャケットのブランド・メーカーを厳選紹介します。
ショット Schott
バイカーの為の革ジャンの代名詞と言っても過言ではない程人気なのが1913年ニューヨークで誕生したレザーブランド”ショット Schott”!
ショットの代表作と言えるダブルのライダースジャケット“ワンスター”は映画「乱暴者」(The Wild One)の劇中で主演のマーロン・ブランドが着用し世界中のバイク乗りにショットのライダースジャケットの存在を知らしめました。
アメカジファッション全盛の80年代には、バイカーだけでなくロッカーをはじめとするミュージシャン、バンドマンらにも着用され広くファッションアイテムとして定着しました。
最近では定番のライダースJKTだけでなく、ナイロン製のフライトジャケットやカジュアルラインも充実させています。
エアロレザー AERO LEATHER
本物志向が高いバイカーにおすすめなのがエアロレザーの革ジャン・レザージャケット!
泣く子も黙る!バイク乗り御用達、馬革の本格派のライダースジャケットです。英国で1975年に創業、現在はスコットランドで操業を続ける老舗ブランド!
エアロレザーの革ジャンは、その製造工程の全てにおいて熟練職人によるハンドメイドというから驚きです。まさにクラフトマンシップ全開です!素材となるレザーは世界最高級の馬革を使用それも一番厚く丈夫なフロントクォーター部分を厳選して使用するという徹底ぶり!
▼AERO LEATHER 特集▼
エアロレザーのライダースの革は厚くて堅く、新品の革を身体に馴染ませるには最低でも3年程度はかかります。その後着込むほどに味わい深くなりエイジングを楽しめる一生モノのジャケット!
バンソン VANSON
1975年、マサチューセッツ州の首都ボストンで創業した米国を代表するの老舗のバイク用レザーウェアブランド バンソン!AMAのロードレースやダートトラックレースでもライダーが着用していることでお馴染みのラーダースジャケットのブランドです。
日本では、馬革を使用したスタンドカラーのシングルラーダース”B2”などが人気です。
▼バンソンの革ジャン・ライダース▼
バンソンの一番の魅力とも言えるのが、非常に重厚で、独特の艶を放つレザー。そのメインとなるのは全て手作業による加工が施されたトップグレンカウハイド。まず初めに行われるのが、皮表面の繊維状たんぱく質を溶液につけ、網状組織に固める作業「なめし」。バンソンの革は1800年後半に開発された「クロームなめし」という方法を採用しており、なめらかで美しい仕上がりが特徴。また、耐久性、伸縮性に優れた革が出来る為、ライダースにはよく使われますが、熟練した職人によるバンソンのなめしは、他のそれとは明らかに違います。(出典:Vanson – Jalana)
コスパ最強!リューグー LIUGOO
コスパで選ぶならリューグー LIUGOOの本革レザージャケット。楽天ランキングのレザージャケット部門で60週連続1位を獲得した人気の新興ブランドになります。
安いだけじゃなく購入者レビューでの満足度も高い!(楽天レビューでの平均点数 4.8)
シングルライダースからダブルライダース、プロテクター入り革ジャンまで豊富な種類の革ジャン・レザージャケットがリーズナブルな価格で購入できる♪
▼LIUGOO レザージャケット特集▼
ルイスレザー Lewis Leathers
1892年に創業された英国を代表するバイク用革製品ブランドであるルイスレザー(Lewis Leathers)!
ルイスレザーを語るうえで欠かせないのが、1960年代の英国で全盛を極めたロッカーズ&カフェレーサーというサブカルチャー!
ロッカーズやカフェレーサーの若者は黒の革ジャン・革パンツ姿でバイクを乗り回し、そんな彼らが最も好んだのがルイスレザーのライダースジャケットやグローブ、ブーツなのです。
ルイス・レザーズは、時速100マイル(160km/h)以上で危険な公道レースを繰り広げるカフェ・レーサー乗りの暴走族、後にロッカーズへと発展して行く“トンナップ・ボーイズ”の間でたちまち大人気になったという。ルイス・レザーズは、時速100マイル(160km/h)以上で危険な公道レースを繰り広げるカフェ・レーサー乗りの暴走族、後にロッカーズへと発展して行く“トンナップ・ボーイズ”の間でたちまち大人気になったという。(出典:正規取扱店 Lewis Leathers)
アヴィレックス AVIREX
アヴィレックスといえば、A-2やG-1のフライトジャケットやB-3ボマージャケットなどのミリタリージャケットのサプライヤーとして有名ですね。
A-2、G-1、B-3などのレザー製のフライジャケットは、航空機の空調機器が不十分だった時代のパイロットの為に設計されているので防寒・機能性においてバイク用の革ジャンとして最適です。
A-2は映画「大脱走」でスティーブ・マックイーンが着用、G-1は「トップガン」でトム・クルーズが着用していたことからお分かりのように、いずれもバイクに似合うおすすめの革ジャンです。
最近のアヴィレックスは軍用フライジャケットの製作で培った高い技術力を活かし、一般向けにファッション性の高いライダースジャケットも製造・販売しているのでアヴィレックスの革ジャンには注目したいです。
シンプソン SIMPSON
レーシングライダー&ドライバーのための安全用品を製造・販売する専門ブランドであるシンプソンのライダーズジャケット!
シンプソンのレザージャケットには実際のバイクレース活動で培われた高い安全性、機能性が随所の取り入れられています。
素材にPUレザー/ケプラーニットを使用、チタン製のプロテクターも装備された本格派!サーキット走行にも使えます。
日本を代表する革ジャン・レザージャケット ブランド・メーカー
欧米ブランドの革ジャン・レザージャケット、欧米人の体型をベースにしていることからサイズがマッチしないという人のために日本を代表するバイク向けの革ジャン・レザージャケットのブランドを紹介します。
カドヤ KADOYA
1935年に浅草で創業した皮革製品メーカーのカドヤKADOYA!革ジャン、革パンツ、革ツナギなどの バイクウエアー・レザーウエアーの製造・販売でお馴染みのブランドです。
▼カドヤの革ジャン・レザージャケット特集▼
歴史と伝統に支えられた確かな品質!商品ラインナップもツーリング用からファッション性を意識したライダースまで幅広く展開しています。日本のブランドだけに日本人の体型にフィットするレザージャケットが揃っているのが魅力♪
クシタニ Kushitani
1947年にバイク産業の盛んな浜松で創業。バイク用のレーシングスーツ(革ツナギ)を中心にライディングウェア全般の製造・販売を手掛けるクシタニ!日本で初めて革製レーシングスーツを作ったはクシタニといわれています。
日本人ライダーはもちろんワイン・ガードナーやランディ・マモラ等世界のトップライダーの多くもクシタニの革ツナギを使用。レースで培われた技術は一般のレザージャケットにも活かされています。
▼クシタニのレザージャケット特集▼
デグナー DEGNER レディース向け革ジャンも豊富
1987年京都の山科でスタートしたバイク用品メーカー デグナーDEGNER。
バイカー向けの革ジャン、革パンツの他にもバイク用サイドバッグ、サドルバッグ、グローブ、バイカーズウォレットなどの商品を展開しています。
女性ライダーのためにフラウデグナーというレディースバイカー専門ブランドを擁しレディース用の革ジャン・レザージャケットの品揃えが豊富です。
▼デグナーの革ジャン・レザージャケット特集▼
革ジャン・ライダースジャケットとバイクの関係
革ジャン・レザージャケット、ライダースジャケットとモーターサイクル文化は切っても切り離せない関係にあります。
1953年にマーロンブランド主演の映画『乱暴者(THE WILD ONE)』がアメリカで公開されるとバイク+革ジャンというスタイルが米国の若者を熱狂させます。やがてその流行はイギリスに渡りロッカーズやカフェレーサーというサブカルチャーが生まれ、その影響を受け日本ではクールスやキャロルというグループが誕生したのです。
今日ではファッションアイテムのひとつとして広く浸透し、ユニクロ、GUをはじめとするファストファッションの店舗でも販売されています。
バイク乗りには、見た目のデザインだけ真似した”なんちゃってラーダースJKT” ではなく機能性・耐久性の高い本格派のラーダースJKTを着て頂きたいと願います。
(テキスト・編集人 flyder)
ライダースジャケット・革ジャン関連の記事紹介
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