フライでバスを釣る(フラデバ)ために作られたsage bass fly rod用のフライラインsageのバステーパー フライラインのレビューです。使い心地や機能性、耐久性などについてレポートします。
バス用フライにはバステーパーラインが必要
フライフィッシングでブラックバスやライ魚を狙う際には、ポッパーや、バスバグ、イワイミノーなどアピール力の高い大きめのフライ、いわゆるバス用フライを使います。
これら空気抵抗の大きいバス用フライをキャストするためにはバスフライ用のフライラインシステムが必要になります。
一般的には、ベリー部分が通常のフライラインに比べて太いバスバグテーパーというフライラインが使用されます。
そのバスバグテーパーの代表格の一つに数えられるのがsageのバステーパー フライラインです。
バスフライラインシステム について
sageのバステーパーラインは、SAGEのバス用ロッドであるbass fly rod の専用ラインとして作られたもものです。
セージのバスロッドシリーズ、ブルーギル、スモールマウス、ラージマウス、ピーッコクの4種類のロッドに対応して4種類のラインが用意されています。
- 230gr(15g):ブルーギル
- 290gr(18.9g):スモールマウス
- 330gr(21.4g):ラージマウス
- 390gr(25.3g):ピーッコク
通常のフライラインの規格に基づく番手表示とは異なるグレイン表示です。
バステーパーラインの重さがピンとこないという人のために私の経験で申し上げると、230grが6番ロッド、290grが8番ロッドに最適です。
sageのバスフライラインを買ってはいけない理由
sageのバステーパーラインは空気抵抗の大きいバカでかいバス用フライをキャストするには最適です。
通常のフライラインでは、思い切りホールを入れてもターンオーバーしてくれないフライでもしっかりターンオーバーしてくれます。
ベリーやテーパーの設計・デザインは優れているといえるでしょう。
しかし、そんな長所も打ち消してしまう欠点が、巻き癖のつき安さ!
新品で購入して3回目ぐらいの釣行で早くも巻き癖がついています。
(この期間はもちろんリールに巻きっぱなし状態)
現場でのラインストレッチで幾分巻き癖は解消できますが、使う度に巻き癖はひどくなります。
1シーズンも使えば、釣行の前日に家の中で一日ストレッチをかけないと使いモノにならない程ひどい巻き癖が付きます。
きょうび1,000円台で買える安物のフライラインでもここまでひどい巻き癖はつきません。
それが、セージのバステーパーラインの価格といったら米国の定価が$80、日本では1万円近くします。
これまでに、いろいろのメーカーのフライラインを使用してきましたが、これ程酷い巻き癖がつくフライラインはsageのバスフライラインをおいて他にはありませんでした。
最初は製品に個体差があり、偶々ハズレ製品にあたっただけだと思ったのですが、再度購入したセージのバステーパーも同様のあり様でした。
バスフライラインなら格安フライラインで十分
sageのバステーパーラインをはじめ市販のバスフライラインといのはあまり流通していません。
そこで、バステーパーラインの代用としておすすめなのが、1~2番手上のシューティングヘッドを使うこと。
#7ロッドなら#8か#9のシューティングヘッドを使います。ラインが重い場合には適宜カットすればいいだけです。
sageのバステーパーラインを使うぐらいならきょうびの格安フライラインの方がよっぽどマシです。
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