『孫社長のむちゃぶりを解決してきた…PDCA』三木 雄信
『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA‐終わらない仕事がすっきり片づく超スピード仕事術』(三木 雄信)を読んでの私なりの評価と感想を紹介します。
管理人の評価か感想だけでは満足できないという人のために本書に対する口コミ・レビューも紹介。
『孫社長のむちゃぶりを解決』の評価と感想
評価:★★★☆☆
PDCAというフレームワークないしはメソッドについて書かれた本かと思ったのですが、一般的なPDCAサイクルについて書かれた本とはいささか趣を異にします。
よくあるPDCA本は、PDCAサイクルを継続的、高速で回すための方法論といったようにPDCAサイクルを上手に回すことを主眼に書かれていますが、本書ではPDCAサイクルを回すことよりも最短で結果を出すことを主眼に据えているという印象を受けます。
確かに、本書でも構成は、PLAN(計画) ⇒ DO(実行) ⇒ CHECK(検証) ⇒ ACTION(改善)というPDCAサイクルを意識した章立てがされていますが、各章で書かれている内容は、敢えてPDCAのフレームワークに落とし込んで説明する必要性が感じられませんでした。
そんなわけで、PDCAを体系的に学びたい!という人やスキルとしてのPDCAを磨きたい!という人にはあまりお勧めできません。
本書の目次と主な内容
【本書の目次】
【本書の主な内容】発売1カ月半で、5万部突破のベストセラー!!
仕事のスピードと結果は、PDCAの回し方で決まる!
著者は長年、孫正義社長のどんなむちゃぶりにも答えてきました。そのために必要だったのが、超スピードで、かつ確実に成果を出す仕事をすることでした。本書は、そのためのノウハウを凝縮したものです!
その仕事術とは、PDCAを確実に、かつ超スピードで回すというものです。
ソフトバンクでは、いまも6万人超の社員に求められています。
特別な能力を持った人ではなく、どんな人でも使える技術。だから、仕事がうまくいかない、時間がかかってしまう……そうした、すべてのビジネスパーソンが抱える問題もすべて解決!
生産性が求められる今こそ、読んでおきたい1冊です。
『孫社長のむちゃぶりを…』口コミ・レビュー
私だけの評価・感想では満足できないという人のために、一般読者さんによる本書に対する口コミ・レビューをいくつか紹介させて頂きます。
失敗のダメージを想定の範囲内に収める。
「伝統的な日本企業ではなかなかリスクのある取り組みはできないが、あらかじめどの程度の失敗リスクがあるのか、数値化できればよい。」
これにはハッとさせられました。早速取り組んでみます。
これを実践したら、誰でもスゴい結果が出ますね
学者や教授たちのPDCAとは違い、現場で孫正義社長のPDCAを観察し、それを体系的にまとめている良書。そばで人がやっていることを毎日見ても、分析・体系化できない人がほとんどだが、著者は見事に体系化している。「マネればいい」と言う人は多いが、頭が悪い人は、他の人のはマネできない。
孫社長の仕事が体系化、簡潔化された本が、たった1,500円程度で手に入るのだから、大バーゲン価格だ!
目新しいことはあまり書いてありませんが、原点回帰でやるべきことを思い出しました。
ソフトバンクの孫さんに鍛えられた著者の実体験に基づく指南書です。
高速PDCA、とにかく数字、人の力もフル活用。
決して目新しくはないのですが、ついつい忘れがちなことを徹底的にしっかりやる、ということだと読み取りました。
ページ数もそんなに多くなく、文章もとても読みやすいので、スッと読み切ることができました。
仕事がなんかうまくいかないなぁという方、何かをやり切りたいという方、お勧めです!
著者の経歴を拝見して、刺激になり学べることが多くあると期待して購入した。然し乍ら、書かれていることはごく一般的な教養・ハウツー本に書かれていることと大差なく、ボリュームほど中身はないと感じた。
いずれにせよページ数も多くないし、著者の経験を交えながら分かり易い文章で書かれているので、リラックスしながら読む程度なら良いと思う。費用対効果はいまいち。
どこにでも書いてある内容。
孫社長、トヨタ、日本電産、ユニクロ
キーワードをタイトルに入れることで売れている典型的な本だと感じました。内容的には、本当にどこにでも書いてある一般的な内容。これだけでは”すごさ”を少しも感じられなかったです。
つまらない内容。
当たり前のことが、つらつらと記載されている。
この方の本は薄い内容が多い気がします。
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