PDCAの指南書である『鬼速PDCA』(冨田 和成著)を実践してから2カ月が経ちました。
(⇒『鬼速PDCA』の書評の詳細はコチラ)
同書で紹介されているPDCAのノウハウを2カ月実践して感じたことやルーチンチェックシートをはじめとする改善点と反省点についてレポートします。
鬼速PDCA実践して気づいた改善点
『鬼速PDCA』には同書で指南するPDCAを実践するうえで役立つツール(エクセルファイル)を巻末からダウンロードできます。
DLできるツール以下の4つです。
- 工数棚卸しシート
- 鬼速進捗管理シート
- なるほどシート
- 10分間PDCAシート
このうち、私が使用しているのは、10分間PDCAシートとルーチンチェックシートの2つです。
10分間PDCAシートの改善
10分間PDCAシートは、ゴールの数値化(KGI)から、ゴールを達成するための課題・解決案からタスク化までの一連の流れをスムーズに実践するためのシートです。
PC上で記入・管理するより手書きで記入・管理したいので、シートの各過程をA4サイズ1枚に収まるようにより簡略化して、使いやすくしました。
ルーチンチェックシートの改善
ルーチンチェックシートもオリジナルはエクセルで管理する仕様ですが、コチラも手書きで管理できるよにA4用紙一枚に収まるようにプリンアウトして使用しています。
『鬼速PDCA』本書の中では、このルーチンチェックシートは、重要だが緊急性のない事項をルーチン化するためのもので「TO DOリストに入らない属性のもの」を記入するとある。
例えば、感謝の気持ちを持つ、2時間英語に触れる、明るい表情で社内を歩くなど…。
しかし、私の場合は、このシートで「継続型のDO」をすべて管理するようにしています。
最初は、ほぼ毎日やるべきデイリーワークだけを記入していたのですが、視覚的に作業の進行度を把握できるので、ウィークリー単位ですべき事項など、ほぼ全てのタスクをこのシートで管理するようにしました。
そうすると、オリジナルのシートではマス目が足りません。
昨年の12月と1月は、オリジナルに近いものを使用していましたが、ルーチンの項目が10項目しかないので、今月からは18項目まで管理できるように項目のマス目を増やしました。
本書によれば、ルーチンチェックシートには、◎・○・△・×の4段階評価を書き込むとのことですが、個別のタスク関しては費やした時間を記入するようにしました。
こうすることで、後に各タスクの「時間対効果」をチェックすることができます。
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鬼速PDCA実践の反省点
私の場合は、成果と結果が出るまでに時間の掛かる長期のプロジェクトがメインであることから、検証(C)と改善(A)に時間を割くことが疎かになりがちになる。
最初に計画(P)を立て、目的達成に必要なタスクを割り当てたら、ひたすらタスクの「DO」だけにフォーカスして、プロジェクト途中の経過段階における検証(CHECK)を怠りがちになってしまう。(現状で半月に1回程度)
計画の軌道修正はもちろん効率化のためには、検証の頻度を高めて適宜改善を施す必要性を痛感しています。
3日に1回とまではいかなくても、せめて週に1回は検証の時間を取るようにしたいです。
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