パナソニックHX-A500アクションカメラ用のヘルメットマウントを自作。バイク車載動画を撮るためにジェットヘルメット用のカメラマウントを自作しました。簡単・安価にアクションカムをヘルメットにマウントする方法を紹介します。
HX-A500 ヘルメットマウントの方法アレコレ
パナソニックのHX-A500をはじめとするアクションカムでバイク走行中の動画、いわゆる車載動画を撮るには2つの方法があります。
一つは、カメラを固定バイクに固定する方法(生粋の「車載」)。もう一つは、ヘルメットや自分の身体の一部に固定する方法です。
後者の方法としては、ヘルメットの他、胸や肩に固定する方法があります。
どこにカメラを固定するかは、それぞれに長所・短所があり、最終的には好みの問題ということになりますが、一番ポピュラーなのはライダーの視線に一番近い動画が撮れるヘルメットマウントではないでしょうか。
ということで、今回はパナソニックのウェアラブルカメラ HX-A500をヘルメットに固定する方法について考察してみます。
ちなみに、GOPROをはじめ、いろいろあるアクションカメラのなかでヘルメットマウントで動画を撮るのに一番適しているのはパナのHX-A500ではないかと思っています。
カメラと本体が分かれているので、カメラがコンパクトでgoproやソニーに比べてスマートにマウントできます。
簡単・安上がりなヘルメットマウントの方法
ひと口にHX-A500のヘルメットマウントといっもその方法にはいろいろあります。
一番手っとり早くかつ最適と思われるのが、パナソニックの公式サイトでも紹介されているミニベースマウント VW-MMA1-K↓を使うこと。
しかし、どうもベタ過ぎるし、3000円という値段も納得がいかない。
それに高さが約5㎝もあるのでヘルメットからの張り出しも気になる。
手持ちの機材で何かいい方法はないかと考えてみた。
goproの曲面用ベースマウントとHX-A500用変換アダプターとの組合せなどを考えて、HX-A500用のマウントについていろいろ調べていたら、偶然アマゾンのレビューでHX-A500用のトライポッドマウントと3Mの面ファスナー(マジックテープ)を利用したヘルメットマウントの方法を発見。
3Mの面ファスナー マジックテープを利用したヘルメットマウント
この方法が一番簡便で安上がりなので採用してみることにしました。
準備したのは、HX-A500用のトライポッドマウントと3Mの面ファスナー(脱着用)。
面ファスナーを適当な長さでカット。
メスをヘルメットに、オスをトライポッド用マウントの底面の貼り付けて完成!
マジックテープを利用したヘルメットマウントのメリット
とにかく脱着が簡単。
HX-A500のカメラ部を円筒形のマウント部分から着脱するには、少なからず力を加える必要がある。
パナソニック純正のミニベースマウントではヘルメットを被ったままでのカメラの脱着は困難だが、マジックテープを利用したヘルメットマウントならそれが簡単にできる。
ヘルメットからの突き出しが少なくスマートに固定できる。
3Mの面ファスナーさえあれば他のヘルメットなど、どこにでも固定可能、使い回しが効く。
反面、ミニベースマウントのようにピボットボールでカメラ位置を自在に動かすことはできないというデメリットがあるが、バイクの車載動画でヘルメットに固定後にカメラ位置を調整する必要あまりないのでほぼ問題にならない。
ヘルメット カメラマウントは右側 or 左側?
ヘルメットに取り付けるカメラマウントの右側と左側のどっちがいいのか?
マジックテープの取付前に悩みましたが、車載動画を撮影するシーンによって、右側がいい場合もあれば左側がいい場合もあるので、どっちが正解ということはないという結論に…。
利き腕の方向に付けるのがおすすめ⁉
カメラの脱着や操作のしやすさを重視するなら、右利きなら右側。左利きなら左側というように利き腕の方向に揃えるのがベストです。
HX-A500の電源&液晶部を左腕に着け、カメラもヘルメットの左側に配置するとコードの遊びが大きくなるので最終的にはヘルメットの右側を選びました。
3Mの面ファスナーをヘルメットの左右両側に貼っとけば、状況に応じてカメラの取付位置をスイッチする事ができます。しかし、ヘルメットの美観を害するので片側だけにしました。
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