ハーディーのフライリール ゼニス ZENITH
英国の老舗フライフィッシング用具ブランドのHARDYのフライリール ZENITHゼニスのスペックや特徴について紹介します。
HARDY ゼニス スイッチロッドに最適なハーディーのクラシックリール
“ZENITH”という言葉は、英語で天頂、頂点、絶頂という意味になります。
おそらく、1960年代~70年代の製造された、ライトウエイやプリンスをはじめとするHARDYのインスプール型リールの中でスプール幅が一番大きいことから、”ZENITH”という名が付けられたのではないかと推察できます。
ちなみにハーディーのライトウエイトシリーズには4つのモデルあり、スプールの小さい順にフライウェイト ⇒ フェザーウェイト ⇒ LRHライトウェイト⇒ プリンセスとなります。
今回紹介するゼニスは、ライトウェイトシリーズとは異なりますますが、インスプール構造でトリガーラッチ、ラチェット式ドラグの機構もライトウェイトと同じでかつベンチレーションホールを含めたスプールデザインも共通することからライトウェイトシリーズの兄弟モデルと言っても過言ではないと思います。
ラチェット式のドラグ機構もライトウエイトシリーズとほぼ同じ。
ゼニスの最大の特徴は、ライトウェイトシリーズがいずれもナロー・スプールであるのに対して、幅広のワイドスプールとなっていることです。
スプールの外径は約86㎜でプリンセスよりも小ぶりですが、スプール幅が外径で39㎜(内径で30㎜)あるのでラインキャパシティはおそらくPrincessよりも大きい筈です。
ボディ全体のサイズ感は今日日のラージアーバーリールと近いものがあり、#5~#7ぐらいのスイッチロッドに最適なサイズです。
ボディ背面には、
”The Zenith”
”Made by Hardy Bros Ltd England”
と刻印されています。
ラインガードは2スクリュータイプ。
ちなみにこのZENITHですが、ebayで”HARDY TENITH(テニス)”という誤ったモデル名で出品されていたものを偶々発見して格安価格で落札した物です。
1ドル90円の超円高のときにHARDYの当時物のオリジナルケース付で100ドル程度で落札できました。
米国からの送料を含めても1万2千円程度ですから当時でも激安の掘り出し物だったと覚えています。
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